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たぬきの習性とは?行動の特徴や具体的な対策について

公開日:2021.6.7 更新日:2024.4.15
たぬきの習性とは?行動の特徴や具体的な対策について

可愛らしい見た目をしているたぬきですが、時として畑で育てている農作物を荒らしたり、人間やペットに対して健康被害を及ぼしたりします。

今回はそんなたぬきの習性についてご紹介。
特徴を押さえておくと、たぬき退治をする際に役に立ちますよ。

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1.たぬきの習性とは

たぬきの行動特性

警戒しているタヌキの写真

たぬきを退治するにあたってはその習性について理解しておくことが大切。さえ押さえておけば、対策が立てやすくなります。

・生息域
たぬきの生息域は日本全国におよび、北は北海道、南は鹿児島県の屋久島にまで広がっています。

・体格
大きさとしては50~60cm前後あります。目の周りには黒っぽい模様が入っていて、毛の色は薄いグレーから褐色など実にさまざまです。

・食生活
イタチは基本的に雑食の生き物であり、ネズミや小鳥、甲殻類、ミミズなどを食べています。
動物以外にも野菜や果物といった農作物を食べることもあるので、農村部では作物がたぬきによって食い荒らされる被害が報告されています。
また、人間が住む都市部なでではゴミ捨て場に置いてあるゴミを漁ることがあります。

・行動特性
主に夜行性の生き物であるため、夜遅くなるにつれて活動が活発化していきます。
また、視力がそこまで高くないことから、嗅覚を頼りにしてエサを探し回ります。

臆病な性格をしていることから、ほんの些細な音が聞こえただけでも気絶してしまうこともあります。

・繫殖期
たぬきの繫殖期は春から夏にかけて。他の動物が掘った穴や岩の割れ目といった隠れやすい場所を繫殖の場所として利用することが多いです。

2.たぬきの被害

たぬきが引き起こす問題

こちらを見ているタヌキの写真

体格が小さく、可愛らしい見た目をしているたぬきですが、そのままにしておくとさまざまな悪影響を及ぼします。
具体的には人間に対して次のような被害を与えます。

・騒音被害
前述のとおり、たぬきは夜行性の生き物。夜中寝ていたら、何やら天井から物音が聞こえてくる場合、ひょっとしたらたぬきが原因かもしれません。

臆病な性格をしていることから、薄暗い場所を好む傾向があります。そのため、民家の天井裏や屋根裏を寝床としていることがあります。
もし天井から何やら怪しい物音がするようであれば一度調べてみましょう。

・自宅の資産価値の低下
一度民家に住み着くと、糞尿をまき散らします。
特にたぬきには『ため糞』と呼ばれる習性を持っていて、同じ場所に何度も糞をして溜めます。糞尿をされると家の柱が痛んだり、悪臭がしてきて不快感を与えたりなど、さまざま被害をもたらします。

また、糞が特定の場所に蓄積されることで、資材が重さに耐えきれなくなって抜け落ちてしまうおそれもあります。

・健康被害
野生の生き物であることから、たぬきは病原菌や害中を宿しています。
たぬきをきっかけに病原菌やダニが入り込むようになると、アレルギー症状やぜんそくといった健康被害に見舞われることになります。

3.たぬきを退治するには

たぬきの撃退方法

こちらを見ているタヌキの写真

たぬきの習性について理解したら、具体的に追い出す方法について知っておきましょう。

・忌避剤を使用する
たぬきには苦手とするにおいが存在します。
具体的には天敵であるオオカミのにおい。最近ではホームセンターやインターネット通販などでウルフピーが販売されています。
たぬきに侵入されやすい場所に容器を置いておくのがコツです。基本的には置くだけで十分ですので、維持するのも簡単。

また、たぬきは木酢液のにおいについても敏感。自分の周りで木が焼けていると思い込み、命の危険性を感じてその場から離れていきます。

この他には唐辛子のように刺激物のにおいについても苦手とします。屋根裏中に撒いておけば効果を発揮してくれます。

・捕獲器を設置しておく
捕獲器についてもホームセンターなどで気軽に買うことができます。行政の許可を得たうえで捕獲機の中には肉や果物など、たぬきが好んで食べそうなものを置きます。
設置場所としてはたぬきにとって侵入されやすそうな場所を選びます。

・音を利用する
臆病な性格をしているため、ちょっとした音に対しても反応します。屋根裏などに超音波装置を置いておけば効果が期待できます。

・強い光を当てる
たぬきは夜行なので、強い光も苦手としています。ソーラー式の防獣ライトが役に立ちます。

4.たぬきの被害を防ぐために

具体的な予防方法

草原を歩くタヌキの写真

たぬきは一回追い払えばそれで終わりではありません。たとえ退治に成功しても、しばらくすればまた別の個体がやってくることもあります。

被害の再発を抑えるためには、タヌキに侵入されにくい環境づくりをしておく必要があります。

・エサになるものを片付ける
たぬきは習性から雑食であるため、人間が捨てた生ゴミを含めてたぬきを引き寄せてしまう材料となります。
また、庭に生えている雑草についてもたぬきが食べることがあります。
こうしたものはできる限りそのまま放置したりせずに、すぐに片付けることを心掛けましょう。

・網や柵を設置する
たぬきを侵入させない方法としては最も有効なのが柵を設けておくこと。特に電気ショックはたぬきに対して強い刺激を与えるので、強力な抑止力となります。屋外に通じている場所や小さな穴などに設置しておきます。

なお柵を設置するにあたっては、ポールの間隔を4m以下、ワイヤーの間隔を15cm以下にしておくことで侵入されづらくなります。

・定期的に周りを確認する
予防策をしてからも、定期的にたぬきがいる痕跡がないかどうか確認しておきます。
屋根から物音がする、近くのゴミ捨て場が荒らされている、など日頃からきちんと周りに気を配っておきましょう。

5.たぬき対策は習性に詳しい専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

たぬきの対策事業者を迎える依頼者の写真

前述したようにたぬき対策は業者ではなく、個人でも行うことは可能です。
ただし、野生動物特有の健康被害もありますので、個人ではなく業者に頼んだ方がいいでしょう。

業者をおすすめしたい理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者にはたぬきの習性を知り尽くした経験豊富なスタッフがいます。何も知らない個人が行うよりも安全かつスピーディーにたぬきを駆除してくれます。

・道具を買い揃えなくてもいい
最近ではホームセンターに行けば忌避剤や捕獲器をはじめ、数多くのたぬき対策グッズが市販されています。しかし個人で使いこなすのは難しく、捕獲した経験がないとどうしても作業にムラが生じます。
業者であれば、電話1本ですぐに到着します。

・こちらの相談に乗ってくれる
たぬきの習性を熟知したプロであるため、たぬき対策に関する相談になんでも応じてくれます。
再発を防ぐコツや日頃からの心構えなど、知りたいことや疑問に思うことがあれば何でも聞いてみましょう。

・アフターサービスが付いている
多くの専門業者ではアフター保証が付いています。現場の事後点検やたぬきに侵入された場合の割引サービスなどさまざまなアフターサービスがありますので、どのような内容か確認しておきましょう。

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