優良な害虫駆除業者を選ぶ点での条件として、
①駆除費用が明確に表示してある ②アフターフォローが充実 ③契約を急かさない
の3点が挙げられます。
一口に害虫と言っても、白アリ、蜂、ムカデやヤスデなど、品種も様々です。
なので、駆除方法や駆除費用も当然違う訳ですが、業者選びに失敗しないよう予め最低限の知識を付けてから契約をしましょう。
シロアリ駆除業者は沢山ありますが、どこに気を付けて選べばいいのでしょう?
有名無名を問わず、現在のシロアリ駆除業者は玉石混交です。その中でも、シロアリ駆除業者選びに失敗しない為には、いくつか気を付けるべきポイントがあります。
まずは駆除費用ですが、最低金額を明示していない業者は避けましょう。逆に、最低料金を明示して施工前にしっかりと料金を提示してくれる業者を選びましょう。
次に注目すべきポイントは、写真の撮影です。基本的にシロアリ駆除は、床下や屋根裏などの目に見えないところで行われますので、施工前と施工後の写真がないと安心できませんよね。
そしてシロアリ駆除業者を選ぶ最大のポイントは、施工後の5年保証があるかどうかです。シロアリ駆除は施工後すぐに結果が分かりずらいサービスですので、5年間の保証があればある程度安心ですね。それに加えて『5年保証書』を発行している業者を選びましょう。
さらにシロアリ駆除業者を選ぶポイントを挙げるとすれば、「シロアリ防除施工士」という資格の有無です。この資格を有している方が在籍している業者であれば、シロアリを駆除する上で最低限度の知識があるということです。
優良なシロアリ駆除業者を選ぶ最後のポイントとして、電話対応などが迅速・丁寧な業者を選びましょう。お客様対応が雑な業者は仕事も雑ですので、いくら駆除料金が安くても依頼しないようにしましょう。
羽アリの駆除を業者に依頼する際にはいくつか気を付けたいポイントがあります。
羽アリ駆除業者選定の第一のポイントとしてはアリの種類を見分けましょう。羽アリには黒アリとシロアリの2種類がいます。コロコロやガムテープ、殺虫スプレーなどで退治した羽アリをじっくりと観察して下さい。
胴体にくびれがあり、4枚の羽のうち前方の2枚の羽が大きければ黒アリ、寸胴で4枚の羽の大きさが同じであればシロアリです。羽アリが黒アリの場合は黒アリの駆除業者へ、シロアリの場合は専門の駆除業者に依頼するようにしましょう。
どうしてもご自身で種類の判別が困難な場合は羽アリをビニール袋などに入れてシロアリ専門の駆除業者に見てもらうことをお勧めします。
優良な羽アリの駆除業者を選ぶ第二のポイントは、契約を急かしたり、いたずらに他社の悪口を言う業者は選ばない方が良いという事です。羽アリがシロアリだった場合、なるべく早く駆除した方が良いのは確かですが、一週間や二週間で家が倒れるということはありませんので、駆除業者選びは相見積もりを取るなどして慎重に行いましょう。それと、業者により羽アリの駆除方法はマチマチですので、闇雲に他社を非難する業者は避けましょう。
ハチの駆除業者を選ぶ際には、いくつか気を付けるべきポイントがあります。
駆除実績数が多い業者というのは、それだけ色々なパターンでの駆除を経験しノウハウを蓄積していますので、イレギュラーが起きた際でも適切に対応してくれます。
ハチ駆除業者選び第二のポイントはアフターフォローです。一般的にハチの駆除は一回で終わることが少なく、また同じ場所に巣ができる事があります。その為ハチの退治を業者に依頼する際は、1シーズンは保証してくれる業者を選びましょう。
体的な補償内容としては、同じ場所に巣が出来た場合は料金が無料、敷地内に同じ種類のハチが巣を作った場合は追加料金なしで駆除、などが挙げられます。
ハチの駆除業者を選ぶ際の最後のポイントは『原状回復』です。特にスズメバチに多いのですが、通風孔から屋内に侵入して天井裏や屋根裏などに巣を作ることがままあります。
当然駆除する際は通風孔を取り外し(場合によっては壁に穴を空け)施工する訳ですが、原状回復をしてくれない駆除業者だと壁に穴が開きっぱなしの状態になってしまいます。ですので、ハチの駆除を業者に依頼する際は原状回復を保証している業者を選びましょう。
ムカデ駆除業者を選ぶポイントは大きく分けて3つありますので依頼する際の参考にして下さい。
ムカデの駆除を業者にお願いする際、第一の選定ポイントとして挙げられるのが、2社以上から見積もりを取るという事です。ムカデの駆除にはおおよその相場は存在しますが、追加料金などが業者によって若干違う場合がありますので、2社以上からの見積もりは必須です。
さらに複数のムカデ駆除業者から見積もりを取るメリットとして、即決を防ぐ効果もあります。急いては事を仕損じるということわざもありますので、ムカデの出現で焦る気持ちを抑えてじっくりと検討しましょう。
ムカデ駆除業者の選定第二のポイントは追加料金が発生するかどうかの確認です。ムカデの侵入経路は床下の通風孔やひび割れた壁の隙間など複数ありますので、追加料金が発生する場合があります。
ムカデの駆除を業者に依頼する際は、施工前に見積もりに書いてある金額以外に追加料金が発生しないかどうかを必ず確認しましょう。
ムカデの駆除を業者に依頼する際の第三のポイントは、駆除する際に使用する薬剤に有害性があるかどうかです。一般的にムカデを駆除する場合、燻煙剤や粉末剤などを使用するのですが、有害な物質が含まれている薬剤も存在しますので、見積もりの段階で確認することが必要です。特にペットを飼われているご家庭や、小さいお子様がいるご家庭でムカデの駆除を業者に依頼する際は気を付けましょう。
ゴキブリの駆除を業者に依頼する際は必ず料金体系が明瞭な業者を選びましょう。
一口にゴキブリの駆除と言っても、施工するエリアの広さや発生原因などにより料金体系は大きく変化しますので、見積もりは必須です。
ですが、ゴキブリ駆除業者によっては「見積もりが出せない」「駆除してみないと具体的な費用はわからない」などという会社も存在します。その際は焦って契約せず、事前にしっかりとした見積もりを書面で提示してくれる駆除業者に相談しましょう。
料金体系が不明瞭だと、施工後に追加料金や出張料金などを請求されトラブルになるケースも稀にあります。ゴキブリ駆除後に業者とのいざこざを防止するためにも、全てを包み隠さず書面で明かしてくれる業者であれば依頼する側としても安心ですね。
ゴキブリの駆除業者選びとしてもう一つ気を付けて頂きたいのが、アフターフォローの有無です。ゴキブリは生命力と繁殖力が異常に強い害虫ですので、少しでも駆除が甘いとすぐに発生してしまいます。アフターフォローを謳っているゴキブリ駆除業者はそれだけ自身の仕事に自信があることの現れですので、ある程度信用して依頼することが出来ます。とはいえ口約束では意味がありませんので、必ず書面に具体的なアフターフォローの方法、期間を明示してある駆除業者を選ぶことで、トラブルのリスクを大幅に軽減することが可能です。
ノミの駆除を業者にお願いする際に、押さえておくべきポイントをいくつか紹介します。
まずは専門性。ノミの駆除を専門に行っている業者というのは実は多くありません。ほとんどの業者が害虫駆除という括りで営業されています。
例えば、「普段はゴキブリ駆除専門だけど依頼があればノミの駆除も行います」という業者と、「うちはノミの駆除を専門で行っています」という業者では知識の量が全然違います。害虫駆除において知識はそのままノウハウに直結しますので、イレギュラーへの対応力が違います。
ノミ駆除を依頼するなら当然後者の業者をお勧めします。そして次に確認して頂きたいのが、創業年数です。ノミ駆除業者として創業年数が長いということは、それだけ多くの顧客が支持している証ですので、優良な業者が多いです。
もちろん創業年数が浅いからというだけで信用できない訳ではないですが、出来れば老舗を選ぶことで失敗のリスクは少なくなります。
ノミ駆除業者を選ぶ際の最後のポイントは、明確な料金を表示している業者です。ノミの駆除は、発生原因や駆除する面積によって、追加料金が発生する場合がありますので、見積もりの際にきちんと料金を提示してくれる業者を選びましょう。以上の三点を踏まえてノミの駆除業者を選ぶことで、優良業者に出会える確率が上がります。
ダニの駆除を業者に依頼する際、何を基準に駆除業者を選べばいいのかイマイチ分かりませんよね。
そこで注目して頂きたいのが『調査報告書』の存在です。調査報告書とは、ダニの駆除を業者にお願いする前の見積もり段階で、無料で家の中のダニの発生場所、種類などを調査した結果をまとめた書類です。
ダニは駆除する場所や種類によって施工方法が異なります。ダニ駆除業者に調査報告書を提出してもらうことによって、何処でどんな駆除を行うかが丸わかりになりますので、過剰な駆除による高額費用が発生するなどのトラブルを回避することが出来ます。
ですから、連絡したら調査もせずいきなり駆除をしようとする業者との契約は控えましょう。
契約する前の事前調査に費用が発生するダニ駆除業者も存在しますので、ダニ駆除業者を選ぶポイントとしては、ホームページや電話などで事前調査が無料であることを確認してから、見積もりと調査を依頼しましょう。
ダニ駆除業者としていちばん信用できるのは、依頼者の目の前でダニの採取から顕微鏡による種類の特定まで行って、わかりやすく報告書にまとめてくれる業者かどうか判断出来るのが、ダニ駆除業者を選ぶポイントと言えます。ノミは間違った駆除をしてしまうと何回駆除してもすぐに大量発生してしまいますので、不要な出費を抑えるうえでも調査報告書を提出して貰いましょう。
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