ネズミを寄せ付けない方法とは?主な予防方法や駆除方法について
公開日:2023.3.9 更新日:2024.4.18
小さい体を活かしてどこからでも自宅に侵入してくるネズミ。
そんなネズミが現れるたびに駆除するのに手間取っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は厄介なネズミを自宅に寄せ付けない方法をご紹介します。
また、自分でもできる効果的な駆除方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
小さい体を活かしてどこからでも自宅に侵入してくるネズミ。
そんなネズミが現れるたびに駆除するのに手間取っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は厄介なネズミを自宅に寄せ付けない方法をご紹介します。
また、自分でもできる効果的な駆除方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ネズミを自宅に寄せ付けないためには正しい方法で対策することが肝心です。
日頃からきちんと対策をしておけばネズミに侵入されるリスクを大幅に軽減することができます。
・エサをなくす
雑食性のネズミはなんでも食べます。人間の食べ物はもちろんのこと、生ゴミやペットフード、花などもネズミにとってはご馳走です。
そのため、食べ物や生ごみは基本的に出しっぱなしにはせず、蓋つきの容器やゴミ箱等にいれて密閉するようにしましょう。
ペットがいるご家庭では、フードの出しっぱなしにも要注意です。
また、ネズミは菊の花やカーネーションも食べてしまいます。家でネズミの気配を感じた場合は、こういった花を飾るのもやめた方がいいでしょう。
もしどうしても花を飾りたい場合は、香りの強い花であればネズミは嫌うので、ユリなどを選ぶことをおすすめします。
・家の周りを片付ける
ティッシュペーパーや衣類、布類、ビニール袋、段ボール、新聞紙などはネズミの巣作りの材料にされます。
こういったもので、使わなくなったものは溜めておかずに捨てるようにしましょう。
また、利用頻度の低い押し入れの中などは巣が作られやすいため、定期的に掃除をすることをおすすめします。
・超音波装置を使う
ネズミ対策グッズとして超音波装置がよく利用されています。
特殊な超音波や電磁波を発信することで、ネズミに不快感を与え、不快感を覚えたネズミは自然と別の場所へと去ります。
屋根裏やリビングのすき間など、ネズミがいそうな場所に超音波装置を仕掛けておきます。
ただし、ネズミによっては超音波の影響を受けない個体も存在します。
・ネズミが嫌いなにおいを利用する
ミントやハッカといったメンソール系のにおいはネズミにとっては不快となります。
ハッカ油とエタノール、水を混ぜたものをネズミが現れそうな場所にスプレーしておくことで、ネズミを寄せ付けなくします。
また、ワサビの刺激臭もネズミは苦手とします。
・すき間を塞ぐ
大人のネズミは2.5cm以上のすき間があればそこから侵入できるといわれています。子ネズミであれば1.5cmのすき間があれば十分です。
もしこういったすき間が自宅に存在する場合は、金網や金属の箱などを設置して塞ぎましょう。
ネズミが自宅にいることにより、その家の住人はさまざまなリスクを被ることになります。
こうしたリスクに悩まされないために、日頃からネズミを寄せ付けない方法を実践していく必要があります。
・騒音被害を受ける
ネズミが家に住み着くと天井裏を走り回る足音による騒音被害を受ける恐れがあります。
とくに夜行性のネズミは多くの人が寝静まった深夜に活動が活発化します。そんな夜中にドタバタと天井から音が聞こえてくると、その音が原因で不眠症に陥るおそれがあります。
また、数が増えれば増えるほど、騒音も大きくなります。
・経済的損失が発生する
一旦ネズミが住宅に住み着くと、住宅に使用されている建材をかじられることがあります。特に木造住宅にお住まいですとその被害を受けやすいです。
他にも電気コードをはじめ、自宅にあるさまざまなものをかじられて故障させられることもあります。電気コードの故障は漏電や火災といった被害の原因であり、住宅に対して大きな被害をもたらします。
・健康被害をもたらす
野生の生き物であることから、ネズミはその体に多くの病原菌を宿しています。
ネズミから出てきたダニや菌によってアレルギー症状や命にかかわるような病気が引き起こされることもあります。
安全で快適な生活を送るためにも、ネズミ駆除をしておくことが大切です。
前述したネズミを寄せ付けない方法を知っておくことも大切ですが、もしネズミが家に出た際は何かしらのやり方により駆除しなければなりません。
自分でできる主な駆除方法は次の通りです。
・粘着シートを使う
ドラッグストアやホームセンターでの取り扱いが多いアイテムです。駆除を行っている業者でも使用しているところもあり、高い効果が期待できます。
ネズミが発生しやすいと思われるところに仕掛けておけば、後はそこに置いておくだけで捕えてくれます。
ただし捕まえることだけを目的としているため、捕獲してからの殺処分はご自身で行う必要があります。
・捕獲器を使う
エサになる食べ物を入れておけば、体が大きいネズミでもしっかりと捕まえます。
ただしこちらも捕まえた後はネズミを各自で処分する必要があります。
・殺鼠剤を置いておく
エネルギーを蓄えるのが苦手なネズミは、空腹時になると毒エサでも食べます。
侵入口や通りそうな場所に置いておけば、発生した時に食べてくれます。
殺鼠剤を食べた後は、数週間後には同じ巣で暮らしていた他のネズミたちも自然と死滅していきます。
ただし、毒エサで死滅させてもネズミの死骸自体は残るので、その処分がとても厄介です。
上記の通り、市販されているアイテムを使うことで簡単にネズミを寄せ付けない方法を実践することができます。
ただし、日頃から仕事や家事などで忙しいとなかなかネズミ対策に手が回らないことが多いです。
そんな方におすすめなのがネズミ駆除業者です。専門業者をおすすめする理由は次の通りです。
・高い駆除効果がある
ネズミ駆除の知識と経験が豊富にあるので、ネズミが隠れていた場所の消毒等の後始末までしっかり行ってくれます。
使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、駆除後も長期にわたって予防効果が持続します。
・必要な手間を省ける
個人でしっかり対策をしようとすると、駆除アイテムを買い揃えるなど、何かと準備に手間取ります。
業者であれば電話1本で駆けつけてくれるので、個人での作業の手間を省略できます。
・クレジットカード決済もできる
業者によってはクレジットカードやQRコード決済も受け付けています。万が一自宅に必要な現金が無くても安心です。
・アフターサービスが充実している
業者では作業が終わってからも定期点検や被害が再び出現した際の無償駆除など、さまざまなサービスを実施しています。
依頼を検討されている業者がどんなアフターサービスを実施しているか事前に確認しておきましょう。
駆除業者にネズミ対策してもらう際に気になるのが費用です。
ネズミ駆除および寄せ付けない方法の実施にかかる費用の相場を坪ごとに表すと以下のようになります。
5坪:30,000~70,000円
10坪:50,000~100,000円
20坪:80,000~150,000円
ただし、上記の金額はあくまでも目安であり、被害状況や作業を実施する回数によって費用は変動していきます。
また、業者がご自宅まで出張する際の費用も別途加算されます。
このようにネズミ対策にはある程度お金がかかりますが、少しでも安く抑える方法があります。
一つは見積もりを比較すること。
見積もりには作業ごとの内容とその費用が詳しく記載されていて、作業が終わった後に不要なオプション費用が発生する心配はありません。
3社以上から見積もりをとって比較して、お住まいのエリアの中で安い業者を見つけることをおすすめします
もう一つはお得な割引キャンペーンを実施している業者を見つけること。
業者によっては期間限定の割引料金やオンラインで申し込み限定割引などが利用できます。
お住まいの地域にある業者を調べてみて、現在利用可能なキャンペーンがあるか調べておきましょう。