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キイロスズメバチの巣は初期に駆除すべし!初期の巣の見極め方なども詳しく解説します

公開日:2024.3.21 更新日:2024.4.22
キイロスズメバチの巣は初期に駆除すべし!初期の巣の見極め方なども詳しく解説します

雪が解け昆虫たちが活発に動き始める春、キイロスズメバチも巣をつくりだします。家の近くに巣をつくられてしまった場合、刺されるのではないかとヒヤヒヤすることでしょう。
そのため、キイロスズメバチの巣を発見したら、速やかに駆除しましょう。また、初期の巣であれば自分で駆除できる可能性も高まりますよ。

ここでは、キイロスズメバチの巣の特性や危険性に触れ、巣の特徴や初期の巣かどうかの判断方法、駆除方法などについて詳しく解説していきます。

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1.キイロスズメバチとはどんな蜂?

キイロスズメバチの特性や危険性について解説

キイロスズメバチの絵

そもそもキイロスズメバチとはどのような蜂なのでしょうか。ここでは、キイロスズメバチの特徴を3つ紹介します。

①キイロスズメバチは肉食
キイロスズメバチも、他のスズメバチ類と同じく、主に肉食という特徴があります。
キイロスズメバチの幼虫は、バッタやハエ、セミなどの昆虫が主食となります。幼虫は自分で捕食ができないため、昆虫を捕獲するのは働きバチの役目です。働きバチは、肉団子状にした昆虫をキイロスズメバチの幼虫に与えます。

一方、働きバチの主食は幼虫が出すたんぱく質豊富な液です。幼虫がまだ成長しておらず液がもらえない時期は、一時的に花の蜜などを食すことがありますが、基本的には幼虫が出す液を主食としています。

②活動期間が長い
キイロスズメバチは活動期間が長いのが特徴です。
アシナガバチは4~9月、オオスズメバチやヒメスズメバチは4~10月くらいが一般的ですが、キイロスズメバチは3~11月と、ほかのハチに比べると活動期間が長くなっています。

③スズメバチのなかでも危険性が高い
キイロスズメバチは、アシナガバチと同程度の大きさです。スズメバチのなかでは小ぶりな部類なので、一見すると危険性がそこまで高くないと思う人もいるでしょう。

しかし、キイロスズメバチは毒の量が多く、攻撃性も高いのが特徴です。
刺されると痛みが強く感じられると共に、刺された部分が赤く腫れることがあります。また、個人によってはアレルギー反応を示し、最悪の場合アナフィラキシーショックにより命を落とす可能性も考えられます。

毒の量と攻撃性を総合的に見て、キイロスズメバチはオオスズメバチの次に危険性が高いといえます。

2.キイロスズメバチの巣の特徴とは?

キイロスズメバチの巣が初期のものかどうかの判断方法も紹介

キイロスズメバチの巣の写真

キイロスズメバチは、その攻撃性や毒性の高さから、多くのスズメバチの中でも特に注意が必要な種類です。さらに巣は大きく、働きバチの数も多いため自宅周辺に営巣されると非常に危険とされています。
そのため、家のまわりに巣を作られたら早めの対処が肝心です。

キイロスズメバチの巣の特徴を紹介しますので、該当するものを見かけたらご注意ください。

・巣の素材や形状
巣は、木の繊維を噛んで細かくしたものとハチの唾液を混ぜ合わせて作られる、紙のような素材からできています。
見た目はラグビーボールを思わせる楕円形をしており、土色のマーブル模様や貝殻のような模様が特徴です。

・巣が作られやすい場所
キイロスズメバチは、山間部だけではなく、都市部にも巣を作ることがあります。営巣場所において非常に柔軟で、初期の段階では屋根裏など閉じた空間を好みますが、コロニーが成長するとより開放的な場所へと移動し、例えば軒下などで巣を作ります。
巣を作る場所は自然環境の茂みの中から、人工的な環境のゴミ箱内、橋の下、看板の裏面など多岐にわたります。

・巣の大きさ
キイロスズメバチの巣は非常に大きくなることがあり、場合によってはバスケットボールのサイズを超えることもあります。成長するにつれて、巣は外側から徐々に拡張されます。

■初期のキイロスズメバチの巣の特徴
初期の巣の大きな特徴は、見つけにくい場所にあることです。
キイロスズメバチの巣の初期は、女王バチが一匹で巣を作るため、床下や岩陰などの見えない場所にできることが多いといわれています。

初期といわれる時期は基本的に4~6月頃で、巣の大きさはだいたい直径5センチメートルほどとそこまで大きくありません。

一方で、6月後半になると働きバチの数も増え、巣の中が窮屈になってきます。そのため、大きな巣を作ることのできる軒下など、ある程度のスペースがある場所に新たな巣を作るのです。
この時期になると働きバチの数が多いため、新たな巣は一気に完成します。
人が発見しやすい場所に新たな巣ができた場合は、初期ではなく引っ越し先の巣である可能性が高いため注意しましょう。

キイロスズメバチの巣を見つけた時期と大きさ、場所によって、初期の巣なのか初期段階を過ぎた巣なのか判断することが大切です。

3.キイロスズメバチの巣を発見したら?

まずは慌てず冷静に対応しよう

キイロスズメバチの巣の絵

キイロスズメバチの巣を発見したときに、不用意に刺激してしまうと非常に危険です。ここでは、キイロスズメバチの巣を見かけたときの対処の仕方を詳しく紹介します。

キイロスズメバチの巣を発見したら、まずは慌てず冷静になることです。
キイロスズメバチに警戒心を抱かせないためにも、巣もしくはハチを見つけたら静かに距離をとりましょう。大きな音をたてずに、10メートルくらい離れるのが理想的です。

キイロスズメバチの巣を発見してびっくりしても、大きな声を出してはいけません。大きな声が刺激となり、キイロスズメバチを興奮させ攻撃される可能性があります。

また、キイロスズメバチ自体を見つけた場合も要注意です。巣が見えないからといって追い払おうとすると、キイロスズメバチを興奮させてしまいます。
はじめは一匹でも、刺激を与えることでハチからフェロモンが出るため、すぐに仲間のキイロスズメバチが集まってきてしまいます。キイロスズメバチの集団から襲われてはたまったものではありません。

ただし、キイロスズメバチの巣を見かけたのが12~2月であれば、休眠期間のため巣が空っぽになっていることから距離をとる必要はないでしょう。

4.キイロスズメバチの巣は自分でも駆除できる?

初期段階の巣なら自分でも駆除できる!ただし、引っ越し中の巣に注意

キイロスズメバチの巣を駆除する人の絵

もし自宅にキイロスズメバチの巣があることを発見したら、迅速な対応が必要です。特に巣がまだ初期段階にある場合は、速やかに駆除することが推奨されます。初期段階を過ぎて巣が大きく成長してしまうと、多数の働き蜂が巣内に潜んでいるため、駆除作業は高いリスクを伴います。

そんなキイロスズメバチの巣ですが、自分で駆除できるのでしょうか?

結論からいうと、初期段階の巣であれば駆除できます。

もし巣が床下のような目に見えない場所にあり、その大きさが約5センチ程度で、かつ巣を見つけた時期が4月から6月の間であれば、それはキイロスズメバチの巣が初期段階にある兆候です。
この時期は、巣の成長が始まったばかりで、働き蜂の数もまだ少ない可能性が高いため、駆除は比較的容易です。

しかし、駆除は危険な作業となるため、事前準備はしっかり行いましょう。以下で用意するものと駆除方法を紹介します。

■用意するもの
・防護服
肌が出ないように、長袖、長ズボン、軍手、長靴で完全防備をしましょう。

・殺虫剤
使用する殺虫剤がキイロスズメバチを駆除する効果があるのか、しっかり事前に確認してください。不安な場合は、殺虫能力が高く、高圧で噴射できる、蜂専用の殺虫剤を選ぶとよいでしょう。

・懐中電灯
キイロスズメバチは確かに夜になると巣に戻る習性があり、そのため日没後が駆除の適切なタイミングとされています。駆除作業を行う前に、巣がしっかりと見えるように準備してください。

また、直接の光が蜂を刺激する可能性があるため、使用するライトに赤いセロハンを被せるとよいでしょう。蜂は赤い光をうまく認識できないため、あまり刺激しないとされています。

・ほうき、ちりとり、ゴミ袋
駆除した巣は、燃えるゴミとして処分可能です。

・棒
高いところに巣がある場合は、スプレーをした後に棒を使って落とします。刺される可能性があるので、素手で巣に触れることがないようにしてください。

■駆除方法
用意するものが整ったら、まずは巣から2メートルほど離れてスプレーを噴射します。
スプレーをかけ続けるとハチが弱るため、襲ってくる可能性は低いでしょう。羽音がしなくなるまでスプレーしてください。

次は、巣の出入口に再びスプレーをかけます。
ハチが出てこないようになったら棒で巣をゴミ袋の中に落としましょう。そうしたら、ゴミ袋の中に再度スプレーをして、ゴミ袋の口をしっかりと閉じてください。

これらは初期段階の巣を駆除する方法です。くれぐれも初期段階を過ぎた巣では行わないでください。初期段階を過ぎたキイロスズメバチの巣の駆除は専門の駆除事業者に依頼しましょう。

■6月後半~に見かけた巣は引っ越し中の巣の可能性が高い!
6月後半以降に、私たちが簡単に発見できる場所にキイロスズメバチの巣を見かけた場合、それは巣が初期段階ではなく、おそらく1~2ヶ月の時間が経過した「引っ越し中」の巣であることが考えられます。
引っ越し中のキイロスズメバチの巣は、働き蜂がたくさんいるため、あっという間に大きな巣へと成長していきます。

例え巣のサイズが小さくても、この時期に巣が見つかった場合、大量の働き蜂が存在している可能性が高く、自分で駆除を試みると非常に危険です。
安全を最優先に考え、もし初期段階を過ぎたキイロスズメバチの巣を発見した場合は、無理に自分で駆除を試みずに専門の駆除事業者に依頼することを強くおすすめします。

5.もしもキイロスズメバチに刺されてしまったら

応急処置をしてすぐに病院へ!

病院の絵

気を付けていてもキイロスズメバチに刺されることがあるかもしれません。
万が一刺されてしまうと、その部分は赤く腫れあがり激痛が走ります。最悪の場合、アナフィラキシーショックを起こして死に至ることもあるため油断は禁物です。

1.安全な場所に移動する
まず、スズメバチから離れて安全な場所に移動してください。スズメバチはしばしば複数で攻撃するため、刺された場所を離れることが重要です。

2.刺された部位を水で流す
移動したらすぐに患部を水で流してください。毒液が体に入り込むのを防ぐ効果が期待できます。

3.針の除去
キイロスズメバチに刺された部位を確認し、もし針が残っている場合は、横滑りさせるようにして皮膚から取り除きます。針を押し出すようにして取ると、さらに毒を体内に入れてしまう可能性があるので注意してください。

針を抜いたら、幹部を手で押して毒液を絞り出しましょう。
この時、口で毒を吸い出してはいけません。口内に傷がある場合、そこから毒が侵入してしまいます。
毒を吸い出すスポイトのようなグッズも売っているため、屋外や山中で仕事をする方は身近に持っておくと良いでしょう。

4.冷やす
できるだけ毒を出したら、あとは患部を水で冷やします。冷えることで血管が収縮し、毒の循環を防ぐことができるためです。

応急処置をしても刺されてから1時間以内はショック症状が出る可能性が高いため、一人にならないようにしましょう。じんましんや冷や汗、口の乾き、めまいなどの症状でも、軽視せずにすぐに病院に行ってください。

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