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デザインアンテナとはどんなアンテナ?メリットやデメリットについて解説

公開日:2023.7.3 更新日:2024.4.17
デザインアンテナとはどんなアンテナ?メリットやデメリットについて解説

デザインアンテナは従来のもの(八木式アンテナ)と比べてスタイリッシュな見た目をしていることから、家を新しく建てる際やリフォームの際などに検討される方が増えています。
そんな人気のデザインアンテナですが、一方で自宅の環境によってはうまく電波が受信できないなどのデメリットもあります。

そこで今回この記事では、デザインアンテナのメリット・デメリットについてご紹介します。
デザインアンテナの導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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1.デザインアンテナとはどんなアンテナ?

デザインアンテナの特徴

デザインアンテナが設置された住宅の写真

デザインアンテナは地上デジタル放送を受信することを目的として作られたアンテナです。
民間住宅においてデザインアンテナが採用され始めたのは2009年〜2012年と比較的新しいです。

これまでは住宅用のテレビアンテナとして八木式アンテナが採用されていました。
八木式アンテナは魚の骨に似ている形をしていて、テレビ電波をしっかりキャッチできることから重宝されてきました。

しかし、そんな八木式アンテナは「外観を損ねる」、「暴風などの自然災害に対して脆弱である」といった理由が指摘されるようになりました。
この八木式アンテナに代わって、近年ではデザインアンテナが徐々に取り入れられるようになってきています。

デザインアンテナは箱型で長方形のようなスマートな形をしていて外観に馴染みやすく、取り付け場所も選ばないという特徴があります。
基本的にデザインアンテナは付属の取付金具のみで壁面やベランダに設置することができます。

さらに取り付けの簡易性を担保しつつ、電波強度についても申し分ないため八木式アンテナに代わる新しいアンテナとして注目されています。
最近ではポール型の「ユニコーンアンテナ」など新しい形のものも登場し、アンテナ市場での需要が高いです。

2.デザインアンテナのメリット

主なメリット

壁に設置されたデザインアンテナの写真

そんなデザインアンテナには強風に強いことなどさまざまなメリットがあります。主なメリットは次の通り。

①コンパクトである
デザインアンテナはすっきりとしていて、コンパクトであることが最大の特徴になっています。
メーカーによっては360×150×55mmと小さいタイプもあり、楽々と持ち運ぶこともできます。

重量はデザインアンテナの重さは取り付け金具を合わせても平均2kg前後であり、通常のテレビアンテナが3kg以上あることを考えると非常に軽いことがわかります。

②外観に合わせやすいデザイン
名前の通りデザインアンテナは見た目にもこだわっており、家の景観に自然と馴染んでくれます。
また、通常のテレビアンテナですと配線が見えるところに出てしまっていることが多いですが、デザインアンテナはコンパクトなので隠れやすいです。

カラーリングも豊富であり、定番のホワイト以外ではブラック・ブラウン・ベージュなどがあります。

③取り外しがしやすい
取り付け金具が付いている上、取り外しについても簡単です。

④天候に左右されにくい
デザインアンテナは屋根裏や室内といった箇所にも設置できるため天候の影響を受けにくいです。
屋内に設置することで、強風でデザインアンテナが飛ばされてしまう心配はありません。

3.デザインアンテナのデメリット

主なデメリット

画面が映らないテレビの写真

ただしそんなデザインアンテナにもデメリットがあります。主なデメリットは次の通り。

①電波強度が弱い場合がある
テレビアンテナを新しく設置する際に重要となるのが電波強度。民間住宅で採用されているデザインアンテナの多くが電波強度「中」となっています。
通常時であれば特に問題ありませんが、自宅の周りの環境や置かれている場所などの要因でデザインアンテナでは上手く放送を受信できないことがあります。
こうしたことを考えると、電波強度の強い八木式アンテナよりも受信性能においてやや劣ると言えます。

また、電波強度の性質上、電波の弱い地域や、近くに電波の妨げとなる建物が立っている場所ですとデザインアンテナが利用できないことがあります。
ただし電波を増幅するブースターを設置することで電波強度を強化することができます。

②角度の調整が必要になる
基本的にデザインアンテナは八木式アンテナに比べて低いところに設置する必要があります。
こうした事情から、放送を受信しやすくするために角度を細かく調整しなければならなくなります。

③初期費用が割高になる
八木式アンテナなどと比べて、デザインアンテナの設置費用は高くなりやすいです。
アンテナ本体はもちろん、電波強度を高めるためのブースターを取り付ける費用もかかります。

4.デザインアンテナの設置はアンテナ修理業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

アンテナ修理事業者の写真

八木式アンテナと比べて取り付けやすいデザインアンテナですが、ある程度の経験がないと取り付け工事を行うのは難しいです。
そうした時に頼りになるのがアンテナ工事の専門業者です。業者に依頼するのが望ましい理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者にはあらゆるメーカーや機種のアンテナに精通しているスタッフが在籍しています。
デザインアンテナの取り付けでは、室内に設置した場合の工事やブースターの増設など、素人では手に負えないことが多いですが、プロの作業員であれば安全かつ確実に修理してもらえます。

・作業スピードが早い
業者の良いところは迅速に駆け付けてくれるところ。自宅から近い業者では30分~1時間ほどで到着します。
また、最近では24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあり、いつでも気軽に依頼できるようになりました。

・さまざまな支払い方法に対応している
業者によってはクレジットカードやQRコード決済を受け付けてくれるところもあります。

・アフターサービスが充実している
多くの専門業者では作業が終わってからもアフターサービスを受け付けています。
万が一不具合が生じた場合の無償修理など、さまざまなサービスがあります。
業者ごとにサービスの内容や保証期間が異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

5.デザインアンテナの設置費用はいくら?

具体的な費用相場

アンテナ修理の費用相場のイメージ写真

屋内に設置できることから強風の影響を受けにくいデザインアンテナですが、気になるのが設置費用。
デザインアンテナの取り付け工事にかかる費用相場は次の通りです。

・デザインアンテナの設置:40,000円
・ブースターの増設:15,000~17,000円
・分配・配線工事:10,000~12,000円
・アンテナの撤去・処分:10,000~12,000円

上記の費用はあくまでも目安であり、デザインアンテナのメーカーや機種などで異なります。
また、これ以外にも業者がご自宅まで駆けつけるのにかかる出張費用も別途加算されます。

そんなデザインアンテナの設置費用を少しでも安くする方法があります。

一つは複数の業者の見積もりを比較すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。作業にかかる費用が高額になるほど適正価格を知っておくことが大切です。

少なくとも3社以上から見積もりを比較しておくことで、お住まいの地域で最もお得な業者を見つけられます。

もう一つは割引キャンペーンのある業者を選ぶこと。
オンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定の割引キャンペーンなど、業者によってさまざまな割引キャンペーンが実施されています。
お住まいの地域にお得なキャンペーンを実施しているところがあるか確認してみましょう。

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