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大雨が降った時に雨漏りする理由とは?主な原因や対処法について解説します

公開日:2023.6.2 更新日:2024.4.16
大雨が降った時に雨漏りする理由とは?主な原因や対処法について解説します

強風を伴う大雨に見舞われた際に、自宅が雨漏りしたという経験はありませんか?
自宅の状態によっては強い雨に降られると、雨漏りを引き起こすことにつながります。

今回は大雨によって雨漏りが発生してしまう原因や、それに対する対処法についてご紹介します。

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1.大雨で雨漏りが発生するのはなぜ?

主な原因

経年劣化した屋根の写真

大雨になるとさまざまな要因で雨漏りが発生します。
一度被害に遭うと修復に時間がかかるので、しっかりと原因を把握して対策しておく必要があります。

大雨による雨漏りの主な原因は次の通り。

・経年劣化
外壁や屋根は外の影響に晒されていると次第に劣化していきます。材質によって異なるものの、日中に降り注がれる紫外線や雨風などに晒されると劣化が加速します。

劣化するとクラック(ひび割れ)、チョーキング現象(壁を手で触ると粉がつく状態)といったかたちで現れ、隙間から雨水が出てくるようになります。
こうした状態になると台風によってあっという間に外壁が剝がれることになります。

台風対策としては定期的に外壁のチェックをしておくことが大切。
メンテナンスは数年に一度はやっておくといいいでしょう。ひび割れが見られたり、外壁に白い粉が付いたりするようであれば、業者に頼んで補修してもらいます。

・施工不良
もし屋根や外壁に下地処理の不足や洗浄作業後の乾燥不足などがあったりすると、剝がれてきてしまいます。

また、外壁の下地処理を行うにあたっては下塗り材の選択も欠かすことができませんが、その下塗り材も材質を間違えていたり、使用方法に誤りがあったりすると、雨漏りしやすくなります。

2.大雨による雨漏りをそのままにしておくとどうなる?

雨漏りによる悪影響

カビのイメージ写真

大雨による雨漏りを放置しておくと、自宅の建物だけでなく、そこに住んでいるご自身やご家族にさまざまな悪影響を及ぼします。
主な影響は次の通り。

・住宅の腐敗
外壁には防水機能が備わっていて、一度雨漏りをしてしまうと低下してしまいます。
防止機能が低下した外壁は水分を吸収しやすくなり、その影響で歪みが生じることになります。
歪みの程度が大きくなると、ひび割れが起こり、そこから生じる水漏れによって住宅が腐敗していきます。

ほんのわずかな外壁の剝がれやひび割れでも放置しておくと、被害がさらに拡大していきます。
場合によっては土台や基礎部分にまで広がり、倒壊を招くおそれもあります。
外壁の剝がれ防止は外観をきれいな状態に保つだけではなく、住宅の機能を維持するためにも欠かすことはできません。

・カビの発生
カビは高温多湿な環境において繫殖するため、雨で湿った環境は特に注意が必要です。
カビが発生するようになると、皮膚炎やぜんそくといったアレルギー症状を引き起こすおそれがあります。

・シロアリの発生
で見逃すことのできないのがシロアリの発生。一度シロアリが発生してしまうと、自宅全体にわたって被害を受けることになります。
場合によっては床や柱を腐食されて、建て替えが必要になることもあります。

3.雨漏りした時にやるべき対処法

自分でできる対策方法

屋根からの雨漏りをバケツで受け止めている写真

万が一大雨で雨漏りが発生してしまった際は、自分で応急処置をしていかなければなりません。
後で被害を広げて補修工事の手間をかけないためにも、しっかりと対応しておきましょう。

・雨水を受け止める
天井から落ちてくる雨水は、バケツやビニールシートで受け止めておきましょう。

もしバケツがない場合は洗面器でも代用は可能ですが、底が浅いので飛び散る可能性があります。そのため、ビニールシートを敷いたうえに洗面器を設置することをおすすめします。

・コーキングを打ち直す
外壁が劣化している場合は、コーキング剤を打ち直しておくようにしましょう。

コーキングの打ち直しに必要な道具は以下のとおりであり、すべてホームセンターで購入できます。
・コーキング剤
・コーキングガン
・カッターナイフ
・下塗り材
・ヘラ
・マスキングテープ

具体的な作業手順は以下のようになります。
1.古くなったコーキングをカッターナイフを使って取り除く
2.打ち直す箇所を洗浄する
3.打ち直す箇所の周辺にマスキングテープを貼りつける
4.ハケを使って下塗り材を塗る
5.コーキングガンで補修箇所にコーキング剤を吹き付ける
6.ヘラを使ってコーキング剤を成形する
7.マスキングテープを剥がし、1日~2日ほど乾燥させておく

4.大雨による雨漏り対策は屋根修理業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

屋根修理事業者のイメージ写真

必要最低限の対処は自分で行うこともできますが、本格的に大雨の雨漏りを補修してもらう場合は業者にお願いするようにしましょう。
業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には屋根や外壁の補修に精通したプロフェッショナルが在籍しています。
特に屋根での作業は雨で滑りやすくなっていて、ビニールシートを被せるだけでも転落してしまう危険性があります。
こうしたことから、素人ではなくプロが作業するのが望ましいです。

・事前準備が不要
屋根や外壁のメンテナンスを自分でやるとなると、必要な道具を一通りそろえておかなければなりません。
専門業者は電話1本で自宅まで駆けつけてくれるのでとても楽です。

・こちらの相談に乗ってくれる
専門業者では住宅の補修に関する相談を受け付けています。
作業が終わってからの管理方法や状態のチェックの仕方など、わからないことがあれば質問してみましょう。

・アフターサービスが付いている
業者によってはサービスの中に、作業後の事後点検や万が一不具合があった時の無料対応など、さまざまなアフターサービスが含まれています。
依頼される業者ごとにサービス内容は異なるので、事前に確認しておきましょう。

5.屋根修理業者の選び方

業者選びのポイント

足場が組まれた住宅の写真

大雨の雨漏りの補修をやってくれる業者は数多くあり、優良業者と呼ばれているところとそうでないところがあります。
ここでは数ある業者から優良業者と呼ばれるところを見抜くポイントをご紹介します。

・実績が豊富である
業者選びで一番重視しておきたいのが作業実績
多くの業者のホームページにはこれまでの作業実績や施工事例が掲載されています。

・お客様の声を確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところは、依頼された方から高い評価を受けています。
業者のホームページや口コミサイトなどで確認しておくといいでしょう。

・見積もりが明確である
この他、業者選びの際には見積もりをしっかり確認しておくことが大切です。最近では無料見積もりを行っている業者が多いので、依頼するかの判断材料として役に立ちます。

見積もりには作業ごとの費用の内訳などが詳細に記載されていますので、しっかりと確認しておくことで後から不要なオプションサービスを付けられてしまうなどの心配がなくなります。
提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることができます。

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