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庭木の雪対策は必須!具体的なやり方や業者の費用について

公開日:2022.12.27 更新日:2024.4.18
庭木の雪対策は必須!具体的なやり方や業者の費用について

冬の時期にさしかかると、家に植えてある庭木の雪対策をやっておく必要があります。
たとえ雪国でなくても、数年に一度大雪が降ることもありますので、しっかりと対策しておきましょう。

今回は庭木の雪対策について解説していきます。

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1.庭木の雪対策が必要な理由とは?

主な理由

雪が積もっている庭の写真

雪国などでは寒くなると、雪から植物を守るためにさまざまな対策が行われます。
その理由は以下の通りです。

・植物は寒さに弱い
冬の時期に庭木の雪対策をしておかなければならない理由の一つは、植物が寒さに対して脆弱である点が挙げられます。

植物には耐寒温度があり、外気温がこれを下回ると次第に枯れてしまいます。

寒冷地域で見られる植物ならば低温に対してある程度耐性がありますが、暖かい地域の植物にはほとんど耐性がありません。
基本的に屋外で育てられている植物は、耐寒温度が低い傾向にありますので、地面が凍結していると枯れやすくなります。
ただ、植物の細胞には糖分などが含まれていますので、寒さによって凍る温度は水よりも低くなります。

雪対策を行う前に、ご自身が育てている庭木が寒さに対して耐性があるかどうか確認しておくと良いでしょう。

・枝折れが起きる
庭木の雪対策をしておかないと、枝折れが発生してしまいます。
雪が木の枝に降り積もり、重さに耐えきれずに枝が折れてしまうのです。そして折れた枝には細菌が感染し、それが原因で枯れていきます。

また、雪の重さによっては根元から庭木が折れてしまうこともあります。

こういったトラブルから植物を守るために、雪対策をしっかりやっておきましょう。

2.庭木の雪対策なら冬囲いを!

冬囲いの種類

冬囲いがされた庭木の写真

このように、植物の多くは寒さに対して弱いため、きちんと雪対策をしておかないと枯れてしまいます。

自宅の庭木を寒さから守るための雪対策には、冬囲いがおすすめです。
実際に北海道や北陸など降雪量が多い地域では、屋外の植物に冬囲いがされている光景が良く見られます。

代表的な冬囲いの種類は、以下の通りです。

・縄巻き
一般的な冬囲いの方法です。
低い木で行われる場合が多く、枝が細くて柔らかい木に適しています。
囲った後は、木全体がまるで一本になっているように見える特徴があります。

・雪吊り
金沢の兼六園など、日本庭園で多く利用されている冬囲いです。
傘のような見た目をしているのが特徴であり、デザイン性の良さから用いられる場合が多いです。

庭木では松を保護するために用いられますが、木の状態によってやり方を変える必要があることから、ある程度の知識と経験が求められる方法です。

・竹囲い
3本の竹を使って円錐状に立てる方法です。
苗木を寒さから守るために使用され、雪が入ってこないように縄を巻いていきます。

小さめの樹木でも利用できるため、最近では住宅の庭木でも使われることが多いです。

3.冬囲いのやり方

具体的なやり方

冬囲いがされた庭木の写真

こうした冬囲いは、やり方さえ押さえておけば個人で行うこともできます。
具体的なやり方は以下の通りです。

・縄巻き
はじめに、さらし竹と樹木に巻き付ける縄を準備しておきましょう。利用するさらし竹は、なるべく太いものが丈夫で使いやすいです。

さらし竹を1本庭木に立ておき、それを縄で巻き付けます。その際にさらし竹を締め付けるように先端まで巻いていくと、上手くいきやすいです。

・雪吊り
丸太と樹木に巻き付ける縄を準備します。丸太は庭木の高さの1.5倍くらいのものを使用することで、きちんと固定できます。

準備できたら、幹を2箇所以上丸太に縛ります。丸太は樹から3分の1以上出しておき、縄はピンと張ります。
そうしたら丸太を中心にして、円錐になるように形を整えておきましょう。

・竹囲い
竹と縄を準備しておきます。用意する竹は、根曲り竹もしくは女竹が丈夫で使いやすいです。

3本以上の竹を立て、円錐の形になるように上を縛っておきます。その後にネットで全体を覆うことで、雪が入ってくるのを防げます。

背丈がそこまでない庭木なら、個人でも簡単に冬囲いを行うことができます。
しかし、背丈が高い場合では作業が難しくなりますので、専門業者に依頼するのがおすすめです。

4.庭木の雪対策なら専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

庭木の点検を行う事業者の写真

庭木の雪対策はやり方さえ押さえれば、個人でも行えます。
しかし背が高い木を育てている場合などは作業が難しいため、植木・造園の専門業者に依頼するのが得策です。

業者をおすすめする理由は、以下の通りです。

・施工事例や口コミを調べられる
業者のホームページには過去の施工事例が紹介されていますので、参考として目を通しておくと良いでしょう。
また、口コミサイトでは実際に依頼された方の評価を確認できます。

・損害保険に加入している
庭木の雪対策を依頼する際に忘れてはならないのが、損害保険です。
業者は、万が一作業の途中で住宅の周りにあるものが破損した時のために損害保険に加入しています。
加入の有無が気になる方は、事前に確認しておくと良いでしょう。

・アフターサービスが充実している
施工不良があった場合の無償対応など、さまざまなアフターサービスがあります。
実施しているサービスの内容や保証期間は業者によって異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

・庭木に関する相談ができる
業者は庭木周りの作業経験が豊富なスタッフであるため、植物のことや庭に関する相談に応じてくれます。
庭の手入れの仕方や植物の育て方など、聞いてみたいことがあれば相談できるのも嬉しいポイントです。

5.庭木の雪対策にかかる費用

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

庭木の雪対策を専門業者に代わりにやってもらう際に気になるのが、その費用でしょう。
冬囲いをやってもらう費用の相場は、以下の通りです。

・縄縛りの料金
2m未満:300円
2m以上:300~600円

・雪吊りの料金
3m未満:5,000~6,000円
5m未満:8,000~9,000円
7m未満:11,000~12,000円

・竹囲い
2m未満:700~800円
2m以上:1,000~2,000円

ただし、これらの金額は目安であり、冬囲いをしてもらう場所によっては値段が上下することもあります。
また、業者の所在地から自宅までの距離が遠い場合は出張費用が高くなってしまう場合もあります。

庭木の雪対策にはある程度の費用がかかりますが、少しでも安くする方法がありますのでお伝えします。

一つは業者ごとの見積もりを比較することです。
地域の正確な相場を調べるために、3社以上の見積もりを見比べてみると良いでしょう。
業者によっては電話やメールでの見積もりを受け付けていますが、実際に現場まで来てもらうことでより詳細な見積もり金額を算出してもらえます。

見積もりにあたっては費用の安さだけではなく、作業内容の詳細をきちんと確かめておくことも重要です。
特に安いことを強調しているところですと、アフターフォローなど必要な作業が省略されてしまっている可能性がありますので要注意です。

もう一つはお得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみることです。
業者によっては期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できるところもありますので、近くでそのような割引キャンペーンをやっているところがあるかどうか探してみてはいかがでしょうか。

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