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冬も蟻対策は必要?具体的な駆除方法や予防方法について

公開日:2023.2.6 更新日:2024.4.18
冬も蟻対策は必要?具体的な駆除方法や予防方法について

冬というとあまり昆虫が活発でない時期であることから、自宅内外での害虫対策がおろそかになっている場合もあるかもしれません。
しかし、“蟻”は冬であっても家に住み着く場合がありますので注意が必要です。

そこで今回は冬における蟻の駆除方法や予防方法について解説していきます。

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1.蟻は冬眠する?

冬でも蟻対策は必要!

住宅に侵入するアリの写真

夏場などでは外でよく見る働き蟻ですが、冬になるとめっきりその姿を見せなくなりますが冬眠をしているのでしょうか?

変温動物である蟻は外気温の影響を多く受けます。
寒い冬になると、体温も下がってしまい動けなくなるので、比較的暖かい土の中や木の皮の裏などでじっとして厳しい冬を乗り越えます。
そのため、正確には冬眠はしていないのですが、暖かくなる春先までじっとしていることから、この期間が冬眠時期と表現されることもあります。

こういった性質から、蟻対策を冬にやっておく必要がないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は冬でも油断大敵です。その理由は以下の通りです。

・自宅の温度環境で呼び寄せる可能性がある
前述の通り、通常外で見かける蟻は冬でも冬眠こそしないものの活動量が極端に低下します。
しかし、最近では寒くなっても活動が鈍らない場合もあります。

なぜなら、最近の住宅建物は断熱性能に優れており、さらに暖房機器を利用していることから冬でも暖かい環境になっています。
こうした人間の住宅環境の変化から、寒さを逃れるために蟻が外から屋内へとやってくることがあります。

最近では低温に弱いとされるイエヒメアリでも北海道での目撃情報がありますので、どの地域や季節でも蟻の出現に注意しなければなりません。

・冬でも活発な蟻もいる
蟻の中には、耐寒性があり冬になっても活動を変わらずに続けている種族もいます。
代表的なのが、外来種であるアルゼンチンアリです。
アルゼンチンアリは特定外来生物にも指定されている蟻で、国内での分布拡大防止を求められていることから、見かけたらすぐに駆除・対策をしておく必要があります。

2.冬の蟻を駆除する方法

具体的な駆除方法

スプレータイプの駆除剤を使う写真

最近では冬でも関係なく自宅内にやってくる蟻ですが、市販されているアイテムを使えば個人でもある程度対処できます。

主な駆除方法は以下の通りです。

・毒エサを仕掛ける
毒エサは、巣にいる蟻ごとまとめて駆除するのに役立つアイテムです。
蟻が出現すると思われる場所に置いておくだけで、後は勝手に巣の中まで運んでくれます。持ち帰った毒エサを食べた蟻たちは、次々と死に絶えていきます。

ただしイエヒメアリのように体が非常に小さい蟻の場合、そのままの状態の毒エサですと重くて持ち帰ることができないことがあるので、そうした蟻に利用する場合は、持ち運びがしやすいように小さく砕いておく必要があります。

もしそれでも蟻が持ち帰ってくれない時は、砕いた毒エサを砂糖水を周りに仕込んだり、持ち帰りやすい食べ物に混ぜておいたりなどの工夫をすると、おびき寄せやすくなります。

・スプレータイプの駆除剤を使う
他の殺虫剤と同じように、エアゾールタイプの殺虫剤を噴射する方法も有効です。
手軽に使用できる上に、短い時間で蟻を退治できます。

ただしこの方法はその場にいる個体にしか効き目がなく、女王アリなど巣の中にいて姿の見えない蟻には効果がない点に気をつけましょう。

家の中で偶然見つけて退治したい時に、役立つ方法です。

3.冬の蟻の予防方法

具体的な予防方法

密閉された瓶に入っている佐藤の写真

冬の蟻被害を防ぐためには、日頃から住宅内に蟻が寄り付かない環境を作っておくことが大切です。
そのための具体的な対策は以下の通りです。

・蟻を寄せ付けない環境にしておく
キッチンやリビングなどに食べ物を放置していませんか。屋内にある食べ物でも蟻は匂いを嗅ぎつけますので、外から侵入してきます。

蟻は雑食でなんでも食べてしまうため、甘いお菓子や、肉や、魚、乳製品などすべての食べ物は、冷蔵庫にしまっておきましょう。
特に匂いが強いものは、密閉容器に入れるのがおすすめです。

・蟻が侵入したら床を拭いておく
蟻は自分たちが通った場所にフェロモンを残し、それによって仲間たちもやって来ます。
そのため床の拭き掃除をしておけば、アリの通り道となるフェロモンを消すことができます。

・蟻が苦手な香りがするものを撒く
忌避剤には蟻が嫌うにおいや成分がありますので、蟻が寄り付きにくい環境にしてくれます。
そのため家の周りに忌避剤を撒いておけば、蟻の侵入を防げます。

また、レモンやライム、酢も蟻が苦手とする成分が含まれていますので、忌避剤として代用できます。
さらにミント、ラベンダーなどハーブ系の香りも防虫剤に使われることから、これらを使うのも良いでしょう。

4.冬の蟻対策なら専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

アリの駆除を行う事業者の絵

春や夏だけでなく冬も対策が欠かせない蟻ですが、市販のアイテムで駆除や予防が可能です。
ただ個体数が多かったり、被害の程度が大きかったりする場合には、個人で対策を行うのは難しいです。
そこで、蟻の駆除をスムーズにやってくれるのが害虫駆除業者です。専門業者をおすすめする理由は、以下の通りです。

・業務用の駆除剤が確実に退治してくれる
害虫駆除に長く携わってきたスタッフが揃っていますので、駆除の難しい女王蟻や外になかなか現れない仲間の蟻まで確実に退治してくれます。
駆除に使う道具は業者でしか手に入らないものを活用しているため、個人で行う以上の駆除効果が期待できます。

・自分であれこれ準備する必要がない
個人でしっかり対策をしようとすると、殺虫剤の効果や使い方を調べたり、予防策を施したりと、駆除に取り掛かろうとすると面倒なことが多いです。

その点、業者であれば電話1本で自宅へ駆けつけてくれるので、駆除剤を買うなどの準備をする手間が省けます。
また、お住まいの近くにある業者であれば、すぐに来てもらうことも可能です。

5.冬の蟻対策にかかる費用

具体的な費用相場

.冬の蟻対策にかかる費用相場のイメージ写真

冬に業者に蟻の駆除を依頼した際に気になるのが、その費用でしょう。
専門業者に蟻の駆除作業を依頼した場合の費用相場は、1坪につき5,000~10,000円ほどです。

ただし、実際の作業費用の他にも、巣がある場所の環境や使用する薬剤、ご自宅の被害状況などによっても、費用が変動します。
さらに業者に自宅まで駆けつけてもらう際には、出張費用も別途加算されます。

以上のように、害虫駆除業者に対応してもらうとそれなりの金額がかかりますが、そんな費用を少しでも安くできる方法がありますのでお伝えします。

一つはなるべく多くの業者の見積もりを見比べることです。
3社以上から見積もりをとっておくと、その地域における費用相場を把握しやすくなります。
また、見積もりをとっておけば、競合他社と価格交渉する際の材料に利用することもできます。

もう一つはお得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみることです。
期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できる業者もあります。こうしたキャンペーンには適用条件がありますので、事前に確認しておきましょう。

この他、室内で蟻を見かけたらすぐに業者に駆除してもらうことも重要です。
早めに業者に連絡して駆除してもらえば住宅やご家族への被害のリスクを軽減できる上、駆除の金額も安くなる場合があります。

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