夏なのに水道からお湯しか出ない!主な原因や具体的な対処方法について解説
公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.15
最近では水とお湯の両方が出る混合栓が普及されていて、よく使用している方も多いかと思います。
しかし、暑い夏になって水道からお湯しか出ないと困ってしまいますよね。
そこで今回は水道からお湯しか出ない原因や対処方法について解説していきます。
最近では水とお湯の両方が出る混合栓が普及されていて、よく使用している方も多いかと思います。
しかし、暑い夏になって水道からお湯しか出ないと困ってしまいますよね。
そこで今回は水道からお湯しか出ない原因や対処方法について解説していきます。
夏にもかかわらず水道からお湯しかでない場合には、止水栓を調べてみましょう。止水栓をきつく締めているとお湯しか出てこなくなることがあります。
特に混合栓を使用されているご家庭ですと、冷水とお湯が均等になるように混ぜ合わせることで、設定されている温度の水が蛇口から出てくるようになります。
こうしたことから、もし水道をひねってみてもお湯しか出てこない場合には水の量が少なくなっている可能性があります。
その際には止水栓を調節してみて、水を多く出しておく必要があります。
止水栓がある場所としては、戸建て住宅では水道メーターボックスの中、マンションやアパートのような集合住宅では玄関の横にあるメーターボックスに隠されています。
屋内であれば台所の下やトイレタンクの横などに設置されています。
止水栓には2種類あり、ハンドル式とマイナスドライバーを使って調節するタイプがあります。
なお止水栓が硬くてなかなか調節することができない場合には、モンキーレンチやペンチを使ってみるといいでしょう。
一般的な住宅における温度調節は止水栓を調節することによって行うことができます。
もし夏になってもお湯しか出ない状況が続いたら、一度止水栓を調べてみましょう。
夏になって水道からお湯しか出ない原因は止水栓以外にもいくつかあります。
主な原因としては次の通りです。
・混合栓カートリッジが故障している
蛇口から出てくる水の温度を調節するのに欠かすことのできないのが混合栓カートリッジ。
万が一ここに不具合が生じていると、夏になっても水道からお湯しか出ないだけではなく、水漏れを引き起こすこともあります。
混合栓カートリッジはホームセンターやインターネット通販などで入手することができます。
故障した状態のままですと、トラブルが増える原因となりますのですぐに交換するようにしましょう。
交換方法としては、はじめに止水栓を止めておきます。そしたら蛇口に付いているハンドルを外し、中にあるカートリッジを取り外します。
取り外したら、新しいカートリッジを取り付けます。
なおカートリッジごとに適合する品番が異なるので、購入される前に確認しておきましょう。
・水道管が凍結している
平均気温が低い地域では気象条件で水道管が凍結し、夏季シーズンでも蛇口からお湯しか出なくなる場合もあります。
水道管が凍結している時には自然解凍するのを待ちます。
少しでも早く溶かしたい場合は、水道管にタオルを巻き、沸かしたぬるま湯をかけておくといいでしょう。
夏になってもお湯しか出ない時に頼りになるのが水道修理の専門業者。
業者をおすすめする理由としては次の通り。
・故障する心配がない
水道周りは精密な部品から構成されているため、素人ですと扱いが難しいのが実情です。
もし誤ったやり方で修理してしまえば、部品を破損させてトラブルを拡大させてしまうことにつながりかねません。
無理をせず専門業者をお任せするのが得策です。
・必要な道具を揃えなくてもいい
水回りの修理をしようとする場合、人によっては必要な道具を全て買いそろえなければならなくなることがあります。
過去に修理した経験のある方であれば道具をお持ちかもしれませんが、そうでない方ですと専用工具を調べて購入しなければなりません。
・電話一本で済む
業者に頼るメリットとして大きいのが、迅速に作業してもらえること。
業者によっては即日でご自宅まで訪問してくれるところもあるので、冷たい水が使いたい夏には大助かりです。
また、業者によっては電話だけではなく、メールでもお問い合わせを受け付けてくれる場合があります。
・気になることを相談できる
水道に関するトラブルを知り尽くしたプロフェッショナルですので、再発防止策や予防策についてしっかり教えてもらえます。
そんな水道関係の専門業者の中には優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。
ここでは優良業者を選ぶためのコツについてご紹介します。
業者を探す際には以下のことを念頭に置いておきましょう。
・実績が豊富である
業者選びで一番重要なのが作業実績。業者のホームページにはこれまでの施工事例が掲載されています。
・業者の評判を確認する
優良業者であるところは、ほとんどの場合依頼された方より高い評価を受けています。
業者のホームページや口コミサイトには依頼された方の声が掲載されています。
・スタッフの対応が丁寧
優良業者の特徴として挙げられることが多いのが、現場のスタッフの対応。
電話でのやり取りだけではなく、現場の顧客や現場近隣の人たちに対してもきちんとした対応ができる業者であれば、安全かつ確実に作業してもらえます。
・アフターサービスが充実している
多くの業者では不具合があった際の保険や無償修理、クーリングオフ制度といった、さまざまなアフターサービスを行っています。
作業費用が高いほど、アフターサービスの充実度はより重要になってきます。
具体的なサービス内容や保証期間は業者によって異なりますので、ホームページやお問い合わせなどで確認しましょう。
専門業者に依頼する際に一番気になるのが作業にかかる費用。水回りに関する交換ないしは修理・交換の費用相場は以下の通りです。
・水栓・蛇口の部品交換(パッキンやバルブカートリッジなど):5,000~12,000円
・混合栓の交換:10,000~15,000円
・分岐水栓の取り付け:10,000~15,000円
ただし、これらはあくまでも目安であり、使用される部品によっても費用が変動します。
さらに自宅まで担当スタッフが訪問する際の出張費用や夜間料金なども加算されることがあります。
水回りの修理費用にはそれなりのお金がかかりますが、少しでも安く抑える方法があります。
一つは無料見積もりを活用すること。
見積もりには作業ごとの内容とそれにかかる費用が詳しく記載されていますので、後になって追加料金やオプション費用を請求させる心配がありません。
また、業者より提示された費用に納得できなければ、その場でお断りすることもできます。3社以上の見積もりをとっておけば、お住まいのエリアで一番安い業者を見かります。
もう一つは業者による割引料金が適用される業者を選ぶこと。
期間限定の割引料金やWEBサイト限定割引などが利用できるところもあるので、お近くの業者でこれらのキャンペーンを実施しているかチェックしてみましょう。