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1人でもできる! 水道の水圧が弱いときの対処法をご紹介

公開日:2018.11.30 更新日:2026.2.9
1人でもできる! 水道の水圧が弱いときの対処法をご紹介

癒しの時間を楽しみたいはずのシャワーで、水の勢いが弱く感じてしまい、なかなか温まれないと不満に思う方もいるのではないでしょうか。洗い流しに時間がかかり、日常の入浴が負担に感じられることも少なくありません。

このような状態は、住宅の設備や使用状況、周辺環境など、複数の要因が重なって起こることがあります。配管の状態や給水方式、時間帯による影響など、原因が一つとは限らないため、自己判断が難しい点も悩ましいところです。
水の勢いが明らかに弱いと感じる場合は、原因を切り分けたうえで適切な対処を取ることが重要です。

この記事では、水道の水の勢いが弱くなる主な理由と、自宅で確認できるポイント、状況に応じた対処の考え方を整理します。日々の入浴環境を見直すきっかけとして、参考にしてください。

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1. 水道の水圧が弱い原因①給湯器の容量不足

家全体で水圧が弱い場合に確認したいポイント

給湯器のつまみを操作している写真

まずは、家全体の水圧を確認してみましょう。キッチンや洗面所、シャワーなど、どの場所でも同じように水の勢いが弱い場合は、水道管を流れている段階ですでに水圧が低下している可能性が考えられます。その際は、大元となる元栓がしっかり開いているかを確認してください。元栓の場所が分からない場合は、住宅の間取り図や設備資料を確認すると把握しやすく、水道メーター付近に設置されているケースが一般的です。元栓が中途半端に開いた状態だと、家全体の水圧が弱くなることがあります。

家中で水圧が弱い場合は、元栓や給水経路に原因がある可能性が高いと考えられます。

元栓に問題がない場合は、給湯器の能力が影響している可能性があります。給湯器には容量の目安として「号数」があり、これは水温25℃の水を1分間にどれくらい供給できるかを示した数値です。例えば20号の給湯器であれば、1分間に約16リットルの25℃の湯を作る能力があります。複数の場所で同時にお湯を使う場合や、シャワーの勢いが弱く感じる場合は、号数が足りていないことも考えられます。

また、季節による影響にも注意が必要です。特に冬場は水温が低くなるため、同じ号数の給湯器でも加熱に時間がかかり、実際に作れる湯量が少なくなります。その結果、夏場よりも水圧が弱く感じられるケースがあります。使用状況や季節差を踏まえたうえで、給湯器の能力が住まいに合っているかを確認することが大切です。

2. 水道の水圧が弱い原因②止水栓によって調整されている

蛇口ごとの水圧が弱い場合は止水栓を確認する

蛇口の吐水口にコルクがはめられている写真

水道の水圧が特定の蛇口だけ弱い場合、止水栓によって水量が調整されているケースがあります。給湯器に問題が見当たらない場合は、まず止水栓の状態を確認してみましょう。止水栓はシャワーや洗面台など、蛇口の近くに設置されていることが多く、蛇口の交換や修理時に水を止める目的で使われていますが、水圧を個別に調整する役割も持っています。

一部の蛇口だけ水圧が弱い場合は、止水栓が完全に開いていない可能性があります。

止水栓は設置場所が分かりにくく、1つの止水栓で複数の蛇口を制御している場合もあります。意図的に水量を抑えているケースもあるため、全体のバランスには注意が必要ですが、水圧を強くしたい場合はマイナスドライバーで少しずつ開いて調整できます。

ただし、止水栓が固くて回らない場合は無理に操作しないよう注意してください。長年使用している止水栓は、水に含まれる不純物やサビの影響で動かなくなることがあり、強い力を加えると破損につながるおそれがあります。また、マイナスドライバーで回すタイプだけでなく、蛇口のようにひねるハンドルタイプの止水栓もあります。自分での調整が難しい場合は、水道工事業者に依頼する判断も大切です。

3. 水道の水圧が弱い原因③シャワーや蛇口のフィルターが詰まっている

シャワーの水圧が弱いときはフィルター詰まりを確認する

水圧の弱いシャワーの写真

シャワーの水圧だけが弱いと感じる場合は、シャワー水栓に付いているフィルター(ストレーナー)の詰まりが原因になっていることがあります。シャワーを含む多くの水栓器具には、外部から入り込む砂やサビなどの異物を防ぐためにストレーナーが取り付けられていますが、長期間手入れをしていないと異物が溜まり、水の通り道が狭くなってしまいます。

シャワーだけ水圧が弱い場合は、ストレーナーの目詰まりが原因となっている可能性があります。

ストレーナーは、水道工事業者が点検時に確認する項目の一つです。定期的に点検を受けていれば詰まりにくい状態を保てますが、点検をしていない場合は自分で確認する必要があります。ただし、ストレーナーの存在や構造を知らないと、水圧低下の原因がここにあることに気づきにくい点には注意が必要です。

多くの場合、ストレーナーは止水栓の近くに設置されており、取り外しには多少のコツが必要です。形状や位置は水栓器具によって異なるため、外し方が分からない場合は無理をせず、水道工事業者に依頼しましょう。取り外せた場合は、使っていない歯ブラシなどで汚れを落とすことで、詰まりを解消できます。

フィルターである以上、長く使えば汚れが溜まるのは避けられません。そのため、定期的な点検や清掃が重要になります。業者に依頼すれば点検とあわせて清掃してもらえますし、構造が分かっていれば自分で対応することも可能です。シャワーの水圧が気になる場合は、まずフィルターの状態を確認してみましょう。

4. 水道の水圧低下に自分でもできる対処法

分でできる水圧対策と業者に任せる判断基準

お風呂のシャワーを浴びている男性の絵

最初から水道工事業者に依頼する方法は確実ですが、水道の水圧低下については自分で対処できるケースもあります。原因が限定的であれば、簡単な工夫だけで体感が改善することもあるため、状況を見極めながら判断することが大切です。

大掛かりな工事が必要かどうかを判断する前に、自分でできる対処法を一度試してみることが有効です。

シャワーの水圧が弱いと日常的に感じている場合は、低水圧用のシャワーヘッドを使う方法があります。水の出口を小さくしたり数を絞ったりすることで、水の勢いを強く感じやすくする仕組みで、シャワーヘッド部分を交換するだけで対応できます。ホースの先端を指でつまむと水勢が増すのと同じ原理です。低水圧用のシャワーヘッドは市販されているほか、水道工事業者が用意してくれる場合もあります。

ただし、低水圧用のシャワーヘッドは水量そのものが増えるわけではないため、効果を感じにくい場合もあります。止水栓の開き具合を調整するなど、他に自分でできる対策を試したうえで改善しない場合は、無理に対応を続けず、最終的には水道工事業者に相談するのが安心です。

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5. 水道の水圧が弱いときの対処法と業者に相談する目安

自分で対処しても水圧が改善しない場合は専門業者に依頼する

水回り修理事業者の男性の絵

元栓や止水栓の確認、シャワーヘッドの交換などを行っても水道の水圧が弱い状態が改善しない場合は、個人での対処が難しい原因が隠れている可能性があります。給水管の劣化や内部の詰まり、建物全体の配管設計などは、見た目では判断できず、無理に触ることで状況を悪化させるおそれもあります。

自分で確認できる範囲を一通り試しても水圧が戻らない場合は、早めに専門業者へ依頼する判断が重要です。

水道工事業者であれば、水圧測定や配管の状態確認を行い、原因が給水管・給湯器・水栓器具のどこにあるのかを切り分けたうえで対応してもらえます。部分的な修理で済むケースもあれば、設備の交換が必要と判断されることもあるため、状況に応じた現実的な対処方法を知ることができます。

また、水圧低下を放置すると、日常の使いづらさだけでなく、配管トラブルや設備故障につながる可能性もあります。違和感を感じた段階で相談することで、余計な修理費用や二次トラブルを防ぎやすくなります。安全面と快適さの両方を考え、無理をせず専門業者の力を借りることも選択肢の一つとして考えておきましょう。

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