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リフォームで花粉対策ができる?具体的な内容や費用を抑えて工事をする方法を解説

公開日:2024.3.12 更新日:2024.4.22
リフォームで花粉対策ができる?具体的な内容や費用を抑えて工事をする方法を解説

春の訪れと共に、多くの人を悩ませるのが花粉症です。外出時だけでなく、自宅にいても花粉の影響を受けることが少なくありません。しかし、リフォームを上手く活用することで、この問題を大幅に軽減できるのです。

この記事では、リフォームによる効果的な花粉対策について詳しく説明します。

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1.花粉対策リフォーム①窓からの侵入を防ぐ

二重窓やフィルター型の網戸を設置して花粉の侵入をブロック!

窓から花粉が入ってアレルギー反応を起こしている女性の絵

花粉症で悩む方にとって、家の中でも症状が出てしまうことは非常に辛いことです。そうした状況に対処するために、住宅のリフォームが有効な解決策となります。

家の中への花粉の侵入経路として最も一般的なのは窓です。
窓の隙間から侵入してくる花粉を減らすために、シーリング材の追加や二重窓の設置が有効です。
これにより、花粉の侵入を大幅に減少させることができます。

また、フィルター型の網戸を設置することも花粉対策に効果があります。
花粉が多く飛散する時期は、窓を開けて換気することが難しい場合もあるでしょう。一般的な網戸だとそのまま花粉が室内に入ってしまうので換気が困難です。
しかし、フィルター型の網戸は一般的な網戸に比べて網目が細かいため、花粉の侵入を抑えられます。

フィルター型網戸の価格はサイズによって異なりますが、一般的に約8,000円から3万円程度が相場です。それ以外に網戸の張り替え作業の費用が数千円程度かかります。
そのほか、備え付けの窓に網戸を設置していなくて新しくサッシの枠を設置する場合は、約5万円から23万円程度の費用が相場になります。

フィルター型網戸は緻密に網目が作られており、ほこりや雨も防ぐことが可能です。また、紫外線を大幅にカットしたり、臭いの成分を分解したりする機能を備えたフィルター型網戸も存在します。
ご家庭の状況に応じて網戸を選択することで、花粉だけではなく大きな付加価値が出てくるでしょう。

2.花粉対策リフォーム②天井埋込型の空気清浄機で清潔な空気を保つ

空気清浄機による花粉の抑制が期待できる

天井埋込型の空気清浄機が設置された住宅の写真

次に花粉対策におすすめなリフォームとして紹介するのが、天井埋込型の空気清浄機の設置です。

空気清浄機は、外出先から室内に持ち込まれた花粉を除去することが期待できます。
最近の空気清浄機は、ナノイーやプラズマクラスターなどの機能を搭載したモデルが多く、花粉を抑制する効果を引き出します。
そして、スギやヒノキの花粉を空気清浄機のフィルターを通してキャッチするので、室内を快適な空間にしてくれるでしょう。

空気清浄機には、様々な性能やデザイン、機能が備わっています。一般的に空気清浄機は、「置くこと」がメインですので、室内に応じたデザインを求める場合が多いでしょう。
しかし、天井埋込型の空気清浄機であれば、空間を有効活用できることで室内の景観を損なわずに設置することが可能です。

機種によっては、洗浄再生可能のフィルターがあり、定期的に買い替える費用も掛からず経済的です。
1台購入すれば、花粉等の抑制が行え、電気代も1台分だけで済みますのでランニングコストを抑えることにもつながります。
したがって、空気清浄機の購入を検討するのであれば、天井埋込型も視野に入れておくと良いでしょう。

天井埋込形の空気清浄機の本体価格はメーカーによって多少の差があり、1万5000円程度のものもあれば、10万円近いものもあります。
これに加えてリフォームの施工費用が加算される場合もあるので、注意が必要です。

3.花粉対策リフォーム③簡単に室内干しができるようにする

室内干しで洗濯物に花粉が付着するのを防ぐ

室内干しをしている写真

外で洗濯物を干すと、その洗濯物に花粉が付着して、そのまま家の中に持ち込んでしまうことも多いです。花粉が舞っている季節は、屋外に洗濯物を干すよりも室内に干すことで、花粉の侵入を抑えることができます。

そのため、室内干しユニットを設置して、洗濯物の室内干しのスペースを確保することをおすすめします。
洗面所やリビングなどの天井や壁に取り付けられる室内干しユニットがあれば、広いスペースがなくても室内で洗濯物を干すことができます。
リフォームで室内干しユニットを設置する場合は、約3万円から15万円程度の費用がかかります。

また、浴室乾燥機がある場合は、バスルームを利用する手もあります。
バスルームの暖房換気乾燥機を使うことで、換気を行うだけではなく、衣服の乾燥にも使用することが可能です。
実際、乾燥時間を設定すると、送風と温風を適度に使い分けてくれるので、ヒーターの使用時間を適切に制御して洗濯物を乾燥させてくれます。
特に、湿気や見栄えの問題からリビングなどで部屋干しをすることに抵抗感がある場合にはおすすめです。
浴室の暖房換気乾燥機の設置であれば、およそ20万円前後が一般的な相場になります。

ご自身のリフォーム予算を考慮しながら、最適な方法を選ぶと良いでしょう。

4.花粉対策リフォーム④屋外との接触を減らす

室内に持ち込む花粉の量を減らすことが可能

玄関収納が設置された住宅の写真

お家の花粉対策としては、花粉を室内に持ち込まないことが重要です。
ただ、どんなに気をつけていても、花粉の時期に外出すると、洋服に花粉が付着してしまうことは避けられません。

そこでおすすめなのが玄関収納の設置リフォームです。
玄関収納の設置によって帰宅後に花粉がついたコートや上着などをその場で脱ぐことができることから、室内に持ち込む花粉の量もかなり減ります。
玄関収納は靴だけではなく、傘や洋服、アウトドア用品なども収納できるシューズクロークを設置すると良いでしょう。

費用の相場として、施工費を含めると約30万円から60万円ほどかかるのが一般的です。
これも玄関収納の大きさや形状によっても費用が変わりますので、リフォーム業者に問い合わせてみることをおすすめします。

また、一戸建てであれば、玄関前に風除室を設置することでも花粉対策を行うこともできます。
風除室は、冷気や風雨を遮り、ホコリの侵入を防ぐための設備として役立ちます。もちろん、花粉のシャットアウトにも効果的です。
設置の相場として一般的に15万円から30万円ほどかかりますが、利用価値は高いと言えるでしょう。

そのほか、玄関には花粉を払い落とすためのマットや掃除用具を設置しましょう。衣服に付着した花粉を家の中に持ち込まないよう、外出から帰ったらすぐに着替える習慣をつけることが大切です。

また、屋外からの花粉の持ち込みを防ぐために、衣類用のスプレーやエアシャワーの利用も検討してみてください。

5.花粉対策リフォーム⑤掃除のしやすい内装にする

花粉の付着しにくい床材や壁材がおすすめ

床を掃除している写真

花粉対策のリフォームでは、掃除のしやすい内装への変更も重要です。
床材や壁材を選ぶ際には、花粉の付着を防ぎやすい素材を選びましょう。また、掃除がしやすい家具や収納を選定することで、日々のお手入れが簡単になります。

定期的な掃除を心掛けることで、花粉を室内に溜め込むことを防ぎます。

6.費用を抑えて花粉対策リフォームを行う方法

複数のリフォーム業者から相見積もりを取る

花粉対策リフォームの見積もりを行っている写真

自宅での花粉対策において、リフォームは重要なポイントであることが分かりましたが、リフォームするならなるべく費用を抑えたいのが本音ですよね。
そのためには、どのようにすればよいのでしょうか。

効果的な方法として「複数のリフォーム業者に見積もりを行う」ことです。
これは、相見積もりと言い、工事内容や金額を複数比較することで、費用の相場が理解できるため、事業者選びの際に役立ちます。

リフォームをする場合、個々の事業者によって金額が異なることが一般的です。したがって、複数社から見積もりを出してもらうことで、理想の工事内容や適切な価格で依頼することが可能になるでしょう。

それ以外にも、即決させようとする業者やリフォーム費用が高すぎる事業者とのトラブル回避につながります。

また、場合によっては、他の事業者でも比較検討していることを伝えることで、事業者が契約してもらうために値引きを行ってくれる可能性が高くなる点は知っておくと良いでしょう。
その際、他社の見積書を提示することは、マナー違反になるのでご配慮ください。

ただし、相見積もりを行う際には注意すべきことがあります。それは、予算やリフォームの内容について、すべて同じ条件で業者に見積もりを依頼することです。
実際、条件が変化すると、工事費や材料費も大きく異なってきます。そうなると正確に比較ができなくなってしまいます。

さらに業者は価格だけではなく相性の良いところに依頼することが大切です。

納得のいくリフォームを実施できるように、信頼できる事業者を見つけましょう。

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