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冬にお湯が出ない原因は給湯器に?対処法や予防方法について

公開日:2022.1.31 更新日:2024.4.16
冬にお湯が出ない原因は給湯器に?対処法や予防方法について

年間を通して私たちに暖かいお湯を提供してくれる給湯器。
そんな給湯器でも冬になるとお湯が出ないというトラブルが発生することがあります。困った時のことを考えてしっかりと対策を行いましょう。

今回は冬に給湯器を使ってもお湯が出ない時の原因や対処方法についてご紹介します。

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1.冬に給湯器でお湯が出ない原因とは?

給湯器が凍結していると出なくなる

お湯が出ないシャワーの写真

冬にお風呂のお湯が出なくなる原因は給湯器にあります。給湯器が凍っていると給湯器が使用できなくなり、お湯が使えなくなります。

水道管や給湯器が凍結してしまう要因として最も多いのが外の気温。
気温が0℃以下になっていると給湯器本体や水道管が冷やされることで、配管の水が凍結していきます。

給湯器と接続している水道管も気温の変化を受けやすいため注意が必要。

また給湯器の設置場所についても気を付けなければならなりません。中でも注意しておかないといけないのが日陰があって、日光が当たりづらい場所。

日光が当たらないところは太陽の熱を受けないことから、温度が低下し、凍結を引き起こしやすくなります。

さらに家の北側や風が強い場所も冬場の気温が低下しやすいため、凍結しやすいです。

この他、給湯器を使用している期間によっては凍結しやすくなることがあります。

外の気温が0℃を下回っている状況であったとしても、水道管や給湯器は凍りつかないケースがあります。それはどちらとも頻繫に使用している場合です。

こうしたことから、夜間などお湯を使っていない時や長期間自宅を離れている場合などは、水道管に水が溜まっていることから凍結しやすくなっています。

2.給湯器が凍結した時の対処方法

主な対処法

天気のいい空の写真

それでは冬にお風呂のお湯が出ない事態に直面したらどうすればいいのでしょうか。
ここでは給湯器が凍結してしまった場合の適切な対処方法を解説していきます。

・自然解凍されるまで待つ
日光が当たる場所に給湯器が置かれている場合は、気温の変化で自然解凍されるまで待つのが一番。給湯器の凍結は気温の上昇することで次第に解消されていきます。

なお自然解凍が終わった後は、給水栓から水が漏れているかどうか確認しましょう。給湯器の水漏れは漏電を引き起こす原因になるため、速やかに業者に連絡しておきます。

・給水元栓を温めておく
もし給湯器が日陰のある場所に設置されている、すぐにでもお湯を使わないといけない、といった場合は給水の元栓を温めましょう。

やり方としては給水元栓にタオルを巻いておき、その上に50℃のお湯をかけます。
なお、熱いお湯を直接かけてしまうと元栓が劣化したり、熱膨張で破裂を引き起こしたりしたりしてしまいます。
なので、タオルは必ず巻いておくことが大切です。

・ガス機器の修理業者に依頼する
もし上記のやり方で直らない場合は、ガス機器の専門業者を呼んで修理してもらいます。
専門知識や経験もなく給湯器を直そうとすると、かえって故障させてしまう可能性があります。
そのため、プロに任せて適切に対処してもらいましょう。

3.給湯器の凍結を防ぐには?

凍結の予防方法

給湯器の配管にカバーをつけている写真

冬場にお風呂のお湯が出ないととても困ってしまいます。けれども、ちょっとした心がけを行うことで冬でも安心してお湯が使えるようになります。
今からでもできる給湯器の凍結防止法は次の通り。

・適宜に給湯栓からお湯を出す
水は流れ続けていると凍りにくくなりますので、適宜に蛇口からお湯を少しだけ出しておくようにしましょう。
お湯を出す際には水量が変化しないかどうか確認しておきます。

・凍結予防ヒーターや自動ポンプ運転を稼働させる
近年では凍結予防ヒーター凍自動ポンプ運転といった便利な機能を搭載した給湯器もあります。

なお使用される際には、
①浴槽内のお湯を循環金具より5cm以上残した状態にしておく
②電源プラグがコンセントに差し込まれている
の2点を確認しておきます。

・給湯器の水抜きをやっておく
給湯器の水抜きは凍結防止策として有効です。浴室における水抜きのやり方は以下の通り。
1.給湯器のスイッチを切っておき、ガス栓・給水元栓を閉める
2.浴室の蛇口を全開にしておく
3.水抜き栓を回して完全に外しておいて、水を抜いておく
4.電源プラグを抜く
5.水抜き栓と給湯の蛇口を閉める
6.給水元栓を全開にし、蛇口から水が出るか確かめる
7.ガスの元栓を開け、電源プラグを差しておく

・凍結防止テープを貼っておく
凍結防止テープも給湯器の凍結防止に役立ちます。
使い方は水道管の根元にテープを巻きつけておくだけと簡単です。

4.冬に給湯器でお湯が出ない時は業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

給湯器の内部を修理している写真

現在ではメーカーをはじめガス給湯器の修理を受け付けている業者はたくさんありますが、できれば専門業者にやってもらうのが得策です。
専門業者が望ましい理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者にはさまざまなメーカーや機種のガス給湯器に精通しているスタッフが在籍しています。
給湯器は精密な部品から構成されていますので、ほんの少し設置方法を間違えてしまうと、故障につながることもあります。
専門知識が豊富な業者であれば安全に修理してくれます。

・事前準備が不要
専門業者は電話1本でご自宅まで駆けつけてくれるので非常に楽です。
こちらがやるべきことは見積もりの確認と料金の支払いだけ。

・作業スピードが早い
業者の良いところは迅速に駆け付けてくれるところ。最近では24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあり、いつでも気軽に頼めるようになりました。
夜間に対応してくれるところであれば、冬の夜にお風呂のお湯が出ないトラブルに直面しても安心です。

・給湯器に関する相談ができる
給湯器を知り尽くしているプロフェッショナルですので、給湯器に関することなら何でも応じてくれます。
正しい使用方法や定期的なお手入れの方法をはじめ、わからないことがあれば遠慮なく質問してみましょう。

5.冬に給湯器でお湯が出ない時の業者の選び方

業者選びのポイント

給湯器の点検を行う事業者の写真

ガス給湯器のリフォームにあたっては業者選びも大切です。業者によっては優良と呼ばれるところとそうでないところがあります。
ここでは優良と言われる業者を見つけるためのポイントについてご紹介します。

・これまでの実績を確認する
業者選びにおいて一番重視しておきたいのが作業実績。業者の公式ホームページにはこれまでの作業実績が掲載されています。

・業者の口コミを確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところは依頼された方から高い評価を受けています。こうした口コミは業者のホームページ口コミサイトなどに掲載されています。

・アフターサービスの内容を比較する
作業後の定期点検や万が一再発した際の無償修理など、さまざまなサービスを行っています。
業者によってサービス内容や保証が適用される期間は異なるので、事前に確認しておきましょう。

・見積もりを比較する
ほとんどの業者では作業前に無料見積もりを実施しています。
お得に作業してもらうために見積もりは大切。同じ作業でも業者によって数千円も作業費用が違う場合もあります。

最低3社以上から見積もりをとっておくことで、お住まいの地域の費用相場を把握できます。
提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りするも可能です。

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