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ネズミの繁殖期とは?備えるべき被害や予防策について解説します

公開日:2022.10.27 更新日:2024.4.16
ネズミの繁殖期とは?備えるべき被害や予防策について解説します

家の屋根裏や外壁の内側などに潜んでいるネズミ。
対策をしないでそのままにしておくと、健康面や経済面での被害を拡大させていくことにつながります。
そんなネズミでも繫殖期を知っておけば駆除がしやすくなります。

今回はネズミの繫殖期や効果的な駆除方法についてご紹介します。

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1.ネズミの繫殖期

春と秋がピーク

餌を探しているネズミの写真

ネズミ対策として知っておかなければならないのが繫殖期。
ご存知の通り、ネズミは小さい生き物であるため、自然界においては常に他の動物から狙われる立場にあります。
そうしたことから、自分の仲間を積極的に増やそうと特定の時期を中心に繫殖を行います。

ネズミの繫殖期としては春(3月~5月)から秋(10月~11月)にかけてピークを迎えます。
寒さを気にせず過ごしやすい気候を好むため、上記の時期が繁殖のピークとなっています。
反対に冬の時期は寒さが気になることから、秋までと比べると繫殖の頭数は少ない傾向があります。

ただし冬だからと言って油断してはいけません。
近年は人間の住居における暖房器具の発達によってネズミたちにも暮らしやすい環境が整っています。
そのため、場所によっては秋までと同様に頭数を増やしていることがあります。

自宅に一度ネズミに住み着かれると、駆除するのがとても厄介です。
ただでさえ頭数が多い上に、非常にすばしっこいので、駆除作業に手間取ることもあります。
そのため、冬の時期などネズミの繫殖期の前段階においてしっかりと対策をしておきましょう。
そうすることで、繫殖のピークを迎えてもネズミの被害に悩まされなくて済みます。


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2.ネズミの繫殖期に備えるべき被害

具体的な被害

ネズミの出入り口の穴がある壁の写真

一度自宅に住み着かれると、住宅の損傷や病気などさまざまな被害を受けることになります。
繫殖期などにネズミの存在が確認出来たら、すぐに駆除しておきましょう。

・騒音による被害
夜行性の生き物でもあるので、夜になると活動が活性になっていきます。
夜に天井や屋根裏などで不審な物音が聞こえてきて時、ひょっとしたらその正体はネズミかもしれません。
天井は物音が響きわたりやすい構造であることから、夜中はネズミの足音が聞こえやすくなっています。

・住宅への被害
ネズミは常に何かしらのものを食べる習性があることから、建物を支えている柱までかじることがあります。
特に木造住宅ですとかじられやすいので注意が必要です。

また、電気部品やそのコンセントをかじられて故障する、漏電や火災といった被害が発生するなど、住宅に大きな損害を与えます。

この他、住宅の断熱材を利用して巣が作られることもあります。

・健康への被害
野生動物であることから、ネズミはダニやノミのような厄介な害虫や病原菌を宿しています。
家に侵入されると、ネズミによってダニや菌によるアレルギー症状や命にかかわるような病気がもたらされる恐れがあります。

この他にも夜中の騒音で眠りを妨げられることもあります。
健康被害に悩まされないためにも、しっかり駆除しましょう。

3.ネズミの繫殖期に行うべき駆除方法

効果的な駆除方法

市販の殺鼠剤の写真

最近ではホームセンターやドラッグストアなどでネズミを簡単に駆除できるアイテムが売られていて、繫殖期でもネズミに対処することは不可能ではありません。
主な駆除方法は次の通り。

・粘着シートを使う
ネズミ駆除専用の特殊な駆除シート。専門業者でも使用しているところもあるほど、高い効果が期待できます。
ネズミが現れやすい場所に仕掛けておき、後は置いておくだけでしっかりとネズミを捕えてくれます。

・捕獲器を使う
粘着シート同様にネズミを生きたまま捕まえるアイテム。
粘着シートよりも体の大きいネズミまで捕まえることができるのが大きなメリットです。

・殺鼠剤を使う
ネズミ用の毒エサであり、ネズミが通りそうな場所に仕掛けておきます。
料金は800円台からと安いのも魅力です。

体にエネルギーを蓄積できないネズミは一日中何かしら食べる必要があるので、置いておけば勝手に食べてくれます。
殺鼠剤を食べたネズミが自分の巣に帰ることで、数週間後には自宅の周りに潜んでいるネズミが消滅していきます。
ただしネズミによっては毒が効かない場合もあります。

・超音波装置を使う
最近では野生動物専用の超音波装置が個人でも気軽に入手できるようになりました。
人間にとっては何ともない音であっても、ネズミたちに不快感をもたらし、自然と近づかなくなります。

4.ネズミの繫殖期に行うべき予防策

主な予防策

ネズミのエサになる生ゴミの写真

ネズミの繫殖期に被害を受けないためにはしっかりとした予防策を施しておくことが必要です。
は次の通り。

・エサになるものを片付ける
庭など自宅の周りにあるエサになりそうなものを処分しておきます。食べ物になる生ゴミはすぐに処分しなければなりません。

米や野菜、果物、ペットフードなどもエサとなるので、ネズミが食い破れない容器にしまうなどきちんと保管しましょう。

また、ダンボールや古い新聞紙は巣穴にされることがあるので、必ず処分しておきます。

・侵入経路をふさいでおく
再度侵入されないためにも、侵入経路になる場所をふさぐことが大切。
屋根や床下の隙間、壊れた壁などは侵入経路となりやすいので、金網や防獣ネットでふさぐ、壁を補修するなどしておくようにしましょう。

屋根や外壁の点検をしておき、ひび割れが見られるようであれば、ホームセンターで売られているパテを使って隙間をきちんと埋めておきます。
もし高い場所から侵入される場合は、工務店などにリフォーム工事をしてもらう必要があります。

・忌避剤をまく
忌避剤はネズミが嫌いなにおいを充満させ、家に寄り付きにくくします。
スプレータイプ、燻煙タイプ、設置タイプの3種類があり、広範囲に行き渡りやすい燻煙タイプがおすすめ。

5.ネズミの繫殖期には業者に連絡を

業者をおすすめする理由

罠にかかったネズミの写真

このように個人で駆除したり、予防したりすることは可能です。
ただし、繫殖期のネズミは個体数が多いため作業には困難が伴います。

そこでおすすめしたいのがネズミ駆除の専門業者。業者への依頼が望ましい理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には防除作業監督者防除作業従事者などの専門資格など、ネズミ駆除に関する専門資格を持ったプロフェッショナルが在籍しています。
また、業者では個人では入手不可能な薬剤や道具を使用してくれますので、市販されているアイテムを使うよりも確実に駆除してもらえます。

・アフターサービスが付いてくる
ネズミ対策においては再発防止が重要。
専門業者では作業後の現場点検や再発した際の無償駆除といった、さまざまなアフターサービスを実施しています サービスの内容や保証期間は業者ごとに異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。

・無料見積もりを行っている
ほとんどの業者では、作業に入る前に無料見積もりを実施しています。
この見積もりはとても大切で、同じ作業でも業者によって数万円も料金が違うという場合もあります。
少なくても3社以上から見積もりをとっておくと、地域の費用相場がわかります。
もし提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることができます。

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