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水回りの掃除は重曹とクエン酸がおすすめ!場所別の効果的なお掃除方法をご紹介

公開日:2021.12.9 更新日:2024.4.4
水回りの掃除は重曹とクエン酸がおすすめ!場所別の効果的なお掃除方法をご紹介

「シンクに白い汚れがついて取れない!」「トイレタンクの中にカビが…!」「お風呂の椅子の汚れが気になる…!」
水回りは汚れやすく、その分掃除も大変ですよね。普通にこすっただけでは取れない汚れもしばしば。
そんな頑固な水回りの掃除に効果的なのが重曹とクエン酸です。

この記事の中では、重曹とクエン酸を使った水回りの効果的なお掃除方法を紹介します。
キッチンやトイレなど場所別にご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1. 重曹とクエン酸は水回りのお掃除に大活躍!

除菌効果や消臭効果などがあり、かつ自然成分なので安心して使えます!

重曹とレモンの写真

水回りの汚れの原因は、水道水に含まれているカルキ(カルシウム)です。衛生的には問題ないとはいえ、白くウロコ状に目立ってしまうので、どうしても気になってしまいます。
これらの水垢に効果的なのが、重曹とクエン酸です。
まずクエン酸は酸性なので、カルキ(カルシウム)のアルカリ性を中和させ、水垢が取れやすいように働きかける作用があります。

また、クエン酸には除菌効果があるので、キッチンやお風呂場などのヌルヌルの原因にもなる雑菌の増殖を抑える効果も期待できます。

また、重曹には研磨効果があるので、浮いて取れやすくなった水垢を取り除くことでピカピカにしてくれますし、消臭効果もあるので、水回りの嫌なニオイを抑えることができます。

これら重曹とクエン酸は、自然界や人体にも存在する自然成分なので、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えるのもうれしいポイントです。

2. キッチンの掃除方法

排水溝のぬめりもおまかせください!

キッチンの排水口に重曹をかけている写真

キッチンでまず気になるのが排水口です。掃除をしないと雑菌が繁殖してすぐにヌルヌルになってしまいます。

このような場合には、
・重曹1カップ
・クエン酸水(水200ml・クエン酸小さじ1)
・お湯
を用意します。

まずは排水口の蓋を取り、排水口と蓋の汚れを水や洗剤などで簡単に掃除をします。その後、重曹をたっぷりかけて、クエン酸水もスプレーなどを使って吹きかけます。

クエン酸と重曹が反応して発泡してくるので、そのまま1時間から2時間ほど放置して、最後にお湯で流します。ちなみにこの時に炭酸ガスが発生しますが、身体に害になるものではないのでご安心ください。

普段のお掃除の時にも、重曹とクエン酸水を使ってキッチン周りを拭いてあげることで雑菌が繁殖しづらくなります。

ほかにキッチンで気になる部分といえば、蛇口やシンクなどにこびりついた水垢です。クエン酸水をスプレーで吹きかけてから、スポンジなどでこするようにするとキレイになります。

こすっても落ちないような頑固な汚れであれば、重曹3・水1を練って作った「重曹ペースト」を塗りつけて20~30分放置してから、流水でキレイにすすぐと水垢がキレイに落ちます。

さらにキッチンの三角コーナーのニオイが気になる場合には、重曹をそのまま気になる部分にふりかけて、20~30分放置した後に水で流すと消臭効果があります。

3. トイレの掃除方法

トイレタンクの黒カビやぬめりにも効果的!悪臭の予防にも

重曹と水で作ったペーストの写真

トイレで気になるのが便器やタンク内のカビやぬめりなどです。
これらの汚れは酸性なので、弱酸性の重曹でこすることでキレイになるだけでなく、消臭効果も期待できます。

まずタンク内ですが、重曹1カップ(120g)をタンクに入れて、6時間ほど放置してから水を流すようにします。こうすることでタンク内の黒カビを除去し、汚れやニオイの除去になります。月に1回ほど定期的に浸け置き洗いをすることで、汚れや悪臭の予防になるのでおすすめです。

便器内の水垢や尿石などの汚れはアルカリ性になるので、酸性のクエン酸を使うことで中和させてキレイにすることができます。重曹とクエン酸を混ぜて使うことで、こびりついた汚れもキレイに落とすことができます。

こびりついたような黒ずみには、重曹3・水1を練って作った「重曹ペースト」を塗り、トイレットペーパーを使ってパックをして、20~30分後にブラシでこするとキレイに落とせます。

トイレの床や壁などは、重曹水(お湯200mlに大さじ1杯の重曹)をスプレーボトルなどに入れたものを吹きかけて掃除をします。手垢汚れなどもキレイに取ることができるほか、消臭効果もあります。

ただし、クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると有毒なガスが発生しますので、絶対に混ぜないように注意してください。

4. お風呂の掃除方法

水垢や皮脂汚れの多いお風呂場でも大活躍!

お風呂場の掃除用具の写真

お風呂場の汚れの原因は、皮脂や脂などによる酸性の汚れです。
そのため弱酸性の重曹でこすることで、こびりついた汚れもキレイに落とすことができます。

お風呂場には水垢などの汚れがありますが、これはクエン酸スプレーを使うことでアルカリ性の汚れを中和させてキレイにすることができます。

頑固な水垢などの場合には「重曹ペースト」でパックをして、汚れを浮かせてから掃除をするというのも効果的です。重曹ペーストは、重曹3:水1を混ぜるだけですが、このペーストを汚れの上に塗りつけて、ラップで密着させ20~30分後にスポンジなどでこすります。

浴槽の材質などによってはこすりすぎると傷になってしまうこともあるので、あまり力を入れすぎないように注意してください。

お風呂場にあるイスや洗面器などの水垢が気になる場合には、残り湯に重曹を1カップ入れて、その中にイスや洗面器を入れて一晩浸けておきます。翌日、お湯を捨ててイスと洗面器を軽くこすると汚れがキレイに落ちます。

同様の方法でシャワーヘッドも浸け置きすることで、水垢やカビなどを浮かせることができます。シャワーヘッドの場合には部品が細かいので、古歯ブラシなどを使って細かい部分の汚れをかき出すようにするとキレイになります。

5. お掃除をする際の注意点

取り扱いには十分注意をして使用しましょう!

掃除用具の写真

重曹とクエン酸は人や環境にやさしい素材なのですが、重曹の濃度が高いと手荒れの原因になってしまうこともあります。
お肌が弱い方などは必ず手袋などをした上で作業をしてください。

また、重曹は研磨作用があるので、テフロン加工がしてあるものなどをスポンジなどでゴシゴシこすってしまうと、テフロン加工が取れて錆の原因になります。あまり力を入れないようにして、しつこい汚れなどは一晩おいてから洗い流すように掃除をしましょう。

重曹を木製などの自然素材に使ってしまうと、変色してしまうおそれがあります。また、クエン酸は大理石やセメントに使うと色がくすんでしまいます。鉄も錆の原因になるので、それらの素材には使わないように注意します。

素材が良くわからない場合には、まず目立たない場所で重曹とクエン酸を使ってみて変色などがないのかを確認しておくのがおすすめです。

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