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ガス給湯器の取り付けは自分でできる?注意点や業者に依頼した場合の費用相場などについて

公開日:2022.12.5 更新日:2024.4.18
ガス給湯器の取り付けは自分でできる?注意点や業者に依頼した場合の費用相場などについて

水仕事やお風呂を沸かす際などに家庭で大活躍しているガス給湯器。
そんなガス給湯器を自分で取り付けたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事ではガス給湯器を自分で取り付けすることはできるのか?や、業者に依頼する際の詳細について解説していきます。

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1.ガス給湯器の取り付けは自分でできる?

給湯器本体の設置や固定のみなら可能!資格がないとガス配管などの接続工事はNG!

壁に設置されたガス給湯器の写真

近年ではDIYが注目されたこと受けて、家にあるあらゆるものの取り付け作業を自分でやりたいという方が増えています。
中にはガス給湯器の取り付け作業を自分でやってみたいという方もいらっしゃると思います。
果たして、ガス給湯器の取り付けは自分でもできるのでしょうか?

結論からいうと、ガス給湯器本体の設置および固定作業のみでしたら資格等は不要なため自分で行うことが可能です。

ガス給湯器を取り付ける際は、給湯器を使用すると内部でファンが回り本体が振動することから固定金具を使用して動かないよう加工する必要があります。

そのため、電動ドライバーやインパクトを使用しての外壁の穴あけ作業や、穴が開いている箇所のコーキング処理等が問題なく行えるようであれば、自分でもガス給湯器の取り付けを行なえるでしょう。
そういった作業に自信がない場合は、取り付けから業者に依頼する方が無難です。

反対に、ガス配管との接続工事は個人で行うことはできません。
ガスを取り扱う際には、ガス漏れを未然に防ぐためにガス検知の作業を行いますが、その作業は国家資格を持っていないと行うことができません。

無資格で行っても罰則等はありませんが、もし知識がないまま作業してしまうと、ガス漏れの事故が起きるおそれがあります。
また、水通路や排気通路部などとの接続工事も同様です。

以上のことから、ガス給湯器の接続工事などは業者にやってもらいましょう。

2.自分でできないガス給湯器の接続工事とは?

主な接続工事箇所とその詳細について

給湯器の接続工事を行う事業者の写真

前述の通り、ガス給湯器の取り付けにおける接続工事は資格がないと自分で行うことができません。

ただ、業者に依頼するにしてもしっかり作業できているか見極めるためにどのような作業をするのか知っておくことをおすすめします。

・燃料通路
ガスを輸送する役割を持つガス管と給湯器本体をつなぐ作業です。
実際の工事ではガス配管用のシール材などを接ぎ手の部分に塗り、接合していきます。
危険性の高い作業であり、給湯器交換のDIY作業が難しいことの要因となっています。

・水通路
給湯器と水道の配管をつなぎます。
給湯専用のものに関しては入水と出湯の2本になります。また、追い炊き機能の付いた給湯器については浴槽との間の往復で更に2本追加されます。

ステンレス製のフレキ管をはじめ曲げ伸ばしが自由自在な管であれば問題ありませんが、銅管やステンレス管などですとちょっとした抜き差し作業でも難しくなります。

・排気通路(屋内設置用)
排気を建物の外に排出する排気筒を設置する作業になります。
上手く排出できるように、周りに物を置きすぎたり、囲いすぎたりしないように注意して行います。

・電装部
給湯器のリモコンの配線を行います。多くの住宅では床下を這うように通しているので、慎重に作業することが求められます。

3.ガス給湯器の取り付けは自分でやるより業者がおすすめ

専門業者をおすすめする理由

給湯器の点検を行う事業者の写真

ガス給湯器の設置作業だけなら自分でも行えるとはいえ、ガス給湯器はかなりの重量がありますので取り扱いには注意が必要です。

そうした面倒な取り付け作業をすべてやってくれるのがガス給湯器の専門業者です。
個人ではなく専門業者にやってもらうのが望ましい理由は次の通りです。

・国家試験のあるスタッフが在籍している
専門業者には国家資格を持ったベテランスタッフが在籍しています。素人では困難な配線工事に関しても、業者であれば安全かつ確実に対応してくれます。

・事前準備が不要
専門業者は電話1本ですぐに自宅まで駆けつけてくれます。
また、最近ではクレジットカード決済やQRコード決済での支払いにも対応してくれるところが多いです。

・ガス給湯器に関する相談ができる
ガス給湯器のことを知り尽くしたプロですので、日頃の予防策や万が一トラブルが発生した際の対処方法など、こちらが知りたいことに何でも答えてくれます。

何か気になることがあれば積極的にスタッフに聞いてみましょう。

・アフターサービスが充実している
ほとんどの専門業者には現場の定期点検や、交換してから不備があった際の無償修理をはじめ、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
実施しているサービスの内容や保証期間は業者ごとに異なりますので、前もって確認されることをおすすめします。

4.ガス給湯器業者の選び方

業者選びのポイント

給湯器の点検を行う事業者の写真

このようにガス給湯器の取り付けは自分ではなく、専門業者に頼むことが得策です。
ただ業者が多くてどこに頼んだらいいかわからない方もいらっしゃると思います。

ここでは業者選びで注目すべきポイントについてご紹介します。

・自宅が出張エリアに対応しているか確認する
依頼するにあたって一番重要なのが出張エリア。どんなに評価の高い業者を見つけたとしても、業者が対応してくれる地域でなければ意味がありません。
自宅から距離が近い業者の方がすぐに駆けつけてくれる上、何かあった時にも迅速に対応してくれます。

・業者の実績を確認する
業者選びにおいて重視しなければならないのが作業実績。
業者の公式ホームページにはこれまでの作業実績や施工事例が掲載されていますので、参考として見ておくといいでしょう。

・お客様の声を確認する
業者を選ぶ際には、実際に依頼をされた方からの評判を見ておくことも重要なポイントです。
公式ホームページや口コミサイトなどで、そういったお客様の声を見ることができます。

・安さを強調する業者を選ばない
やたら安さを売りにしている業者もありますが、そうしたところは必要な作業やアフターサービスが含まれていない可能性があります。そのような業者には注意しましょう。

5.ガス給湯器取り付けの費用相場

具体的な費用相場について

取り付け費用相場のイメージ写真

業者にガス給湯器を取り付けてもらう際に気になるのが費用です。

家庭用のガス給湯器の取り付けにかかる工事費の相場は、おおよそ20,000~60,000円ほどです。

また、ガス給湯器本体価格の相場は以下になります。
・ガス給湯専用のもの:55,000〜150,000円
・ガス給湯+追い焚き機能:150,000〜200,000円
・エコジョーズ(追い炊き機能なし):100,000~
・エコジョーズ(追い炊き機能あり):120,000~150,000円
・エコジョーズ(追い炊き機能、床暖房機能あり):200,000~220,000円

ただし、上記は秋までも目安で、取り付け工事費や本体価格は「号数」や「追炊き機能の有無」、「省エネ性能の高さ」等から変動します。
また、さらに出張費などが加算されることがあります。

このように専門業者に給湯器を取り付けてもらうとそれなりの費用がかかります。
ただそんな取り付け費用を少しでも安くする方法があります。

一つは自分の生活スタイルに合った号数のガス給湯器を選ぶこと。
号数とは、1分間にお湯を何リットル給湯できるかを表すもので、一人暮らしであれば16号、家族の人数が多く同時に2箇所以上でお湯を使うケースが多い場合には20号や24号の給湯器を選ばれる方が多いです。

号数が大きくなるほどガス給湯器の金額も10,000~30,000円ほどアップします。
ただ、初期費用を安く済ませようとして少ない号数のものを選んでしまうと、お湯が十分に使えないなどのトラブルを生んでしまうので、ご家族の人数や生活スタイルにあったものを選ぶようにしましょう。

二つ目は複数の業者の見積もりを比較すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。お住まいの地域で一番お得な業者を見つけるためにも、最低3社以上から見積もりをとっておくことをおすすめします。

そのほか、割引キャンペーンを実施している業者を探すことも費用を抑えるうえで重要なポイントです。
業者によってはオンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、2回目以降の修理に適用されるリピーター割といった、さまざまな割引キャンペーンを実施しています。

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