ベランダに鳩が来ないようにする方法とは？鳩が近づく理由や対策方法について

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1.ベランダに鳩が寄り付く理由とは？

鳩にとってベランダは安全で巣作りに適した環境と認識されることが多い

鳩がベランダに寄り付く理由はいくつか考えられます。以下に一部を挙げますが、状況や地域によって異なる場合もあります。

・餌を求めている
鳩は常に餌を求めて餌場を探しているので、ベランダに餌がある場合、鳩が集まってくることがあります。
もし家族の誰かがベランダで餌を与えていたり、近隣住民がエサをまいていたりする場合、鳩が寄ってくる可能性が高まります。
また、ベランダで家庭菜園を行っていると、それを狙ってやってくることもあるので対策が必要です。

・安全な場所を求めている
鳩は自然環境に比べて都市部の建物や人の生活に適応しており、人の近くで安全を感じることがあります。
また、家やマンションのベランダは高所にあることから、ネコやヘビなど鳩にとっての外敵から身を守ることができるので、鳩にとって安全な場所と認識している可能性があります。

繁殖の場所を探している
鳩は繁殖期になると巣を作るための場所を探します。
屋根のあるベランダであれば雨風も防げますし、危険から身を守ることもできるため、ベランダは鳩にとって巣を作りやすい環境と見なされる可能性もあります。

・水を求めている
鳩は水を飲むためにベランダに寄り付くこともあります。
特に暑い季節や乾燥した地域では、水が貴重な資源となるため、鳩は水源を探して近くに寄ってくることがあります。

これらは一般的な理由ですが、鳩の行動は個体によって異なる場合があります。
鳩がベランダに寄り付く具体的な理由を特定するためには、その場所や状況をよく観察することが重要です。

2.ベランダに鳩が来るとどうなる？

ベランダに鳩が来ることで起こる被害について

ベランダに鳩が来ることを放置すると、どのような被害が起こるのでしょうか。
主な被害を確認していきましょう。

・糞害
鳩は排泄物を多く出すため、ベランダやその周辺に鳩の糞が積もることがあります。これにより、ベランダや家具、床などが汚れるだけでなく、鳩の糞から発生する臭いも問題となる場合があります。

また、鳩の糞は、感染症やアレルギー症を引き起こす原因となる場合があります。
鳩にはダニやノミなどの寄生虫がついていることも多いのです。
その寄生虫が原因となり、かゆみや湿疹などのアレルギー症状を引き起こしたり、肺炎などを起こす感染症の原因となったりすることがあります。

・植物の被害
鳩は植物の葉や花を食べたり、ついばんだりすることがあります。
家庭菜園や植物の鉢植えがある場合、鳩によって作物が食害を受ける可能性があります。

・騒音と迷惑
ベランダに鳩が寄り付いてしまうと、鳩の鳴き声や羽ばたく音などの騒音に悩まされることがあります。

・巣作りや繁殖
鳩は繁殖期になると巣を作るための場所を探します。ベランダが鳩にとって適切な繁殖場所と見なされる場合、彼らが巣を作ろうとする可能性があります。
これにより、ベランダやその周辺に鳩の巣が作られ、繁殖に伴う騒音や汚れが生じることがあります。


健康被害をはじめ様々な被害が起きてしまってからでは遅いので、もしベランダに鳩の気配を感じたら、放置せず早めの対策を行いましょう。

3.ベランダに鳩が来ないようにする方法とは？

鳩が嫌がるベランダにすること

このようにベランダに鳩がやってくると様々な被害を引き起こす可能性があります。

鳩がベランダを気に入って滞在時間がどんどん長くなるとその分被害も拡大します。
ねぐらとして昼間だけでなく夜間も滞在するようになれば、糞害や騒音問題がさらに大きなものへと発展することになります。

そのため、鳩がベランダに棲みつく前に対策をしておく必要があります。
鳩がベランダに来ないようにするためには、鳩が嫌がる環境にすることが有効です。

まずはベランダで身を隠せる場所がないように、片づけられるものはすべて片づけるとよいでしょう。
天敵から身を守ることができない環境を、鳩は嫌います。鳩が身を隠すことができないように、もしベランダが散らかっている場合は片づけをしてください。

ベランダを片づけたら、頻繁に見回りをしたり、ベランダに出たりすることで、人の気配を感じさせるとよいでしょう。
人が頻繁に出入りするベランダでは、いくら人馴れしている鳩とはいえ、そこを安全な場所とは認識しません。

自宅のベランダを鳩のねぐらにされたり、巣を作られてしまったりする前に、鳩が嫌う環境を作り、鳩が寄り付かないようにすることがポイントです。

鳩が頻繁にベランダに来るようになったと感じるときには、ベランダを鳩が嫌がる環境にしてみてください。

4.鳩がベランダに来ないようにするためのグッズ紹介

おすすめの鳩除けグッズ

鳩がベランダに来ないようにするために、有効な鳩除けグッズがいくつかあります。
おすすめの鳩除けグッズと使用方法を紹介しますので、こちらもぜひ試してみてください。

・CDを吊るす
紐でCDを吊るすことで、風に揺れて反射する光を警戒し、鳩が近づかなくなります。
手軽にできる対策としておすすめですが、鳩にとって危険が無いとわかってしまうと効果が薄れてしまうこともあります。

・忌避剤を使用する
忌避剤とは鳩にとって嫌な臭いの成分が入っている薬剤です。
忌避剤にはスプレータイプ、固形タイプ、ジェルタイプなどの種類があります。もし使用する場合は、自分にとって使いやすい種類を選びましょう。

・剣山を設置する
鳩対策用に使われる剣山は、上向きについた針によって設置した場所に鳩が居つくことができなくなります。
鳩が寄り付きやすい場所に隙間なく設置することがポイントです。

・ネットを設置する
ネットを張り巡らせ、鳩の侵入経路を塞ぐことは鳩対策の定番といえます。
ネットを使用する場合は縁をしっかりと固定し、隙間を作らないように設置しましょう。

剣山やネットを設置するときには、適切に設置しないと効果が出せない場合があります。
効果を最大限出すためにも一度鳩対策のプロに相談してみるとよいでしょう。

5.もしベランダに鳩が巣を作ってしまっていたら

鳩の巣の撤去はプロの業者に相談しよう

このように市販のグッズを使えば、ベランダの鳩対策ができます。
ただし、鳩は場所に執着する習性が強いので、気に入った場所に戻ってくる傾向があります。

そのため、自宅のベランダを一度気に入られてしまうと、自分で対策しても効果がありません。
鳩が休憩目的で昼間の時間帯に短時間だけやってきている場合だと自分でも対処可能ですが、滞在時間が長くなってベランダがねぐらと認識されてしまった場合はちょっとやそっと追い払ったところですぐに戻ってきてしまいます。

鳩が巣を作ってしまうともう自分の手には負えません。
鳥獣保護法により鳩の巣や卵を撤去・処分することは禁じられているため、鳩のプロに依頼する必要があります。

鳩がベランダに棲みついてしまうと、糞害や騒音などの被害はどんどん大きくなるので、被害が小さいうちにできる限り早く対策を行いましょう。

鳩駆除業者では、鳩の巣駆除以外にも、鳩を寄せ付けない対策なども行っています。
自分で対策をしても効果が出ない場合は、鳩駆除業者に相談することをおすすめします。

■ベランダの鳩対策を業者に依頼するメリット
①専門知識と経験が豊富
駆除業者は鳩のことをよく知っていて、どうしたら鳩を追い払うことができるかを知っています。経験も豊富なため、効果的な方法を使って鳩トラブルを解決してくれます。

また、駆除業者はベランダの状態や鳩の行動を調べて、その場に合わせた対策を提案してくれます。
ネットや柵の設置、鳩よけの装置の設置、巣の撤去など、最適な対策を実施してくれるでしょう。

②安全性と法的規制を遵守した対策を行う
鳩を追い払う方法には、鳥獣保護区により一部制限されているものもあります。駆除業者は関連する法律や規制に精通しており、安全かつ法的に適切な対策を行います。

また、違法な手法や危険な化学物質の使用を避け、環境への影響を最小限に抑えます。

③長期的な解決方法を提案してくれる
駆除業者は一時的な対策だけではなく、長い目で見た対策も考えてくれます。
鳩が再びやって来ないように、予防措置や再発防止策も提案してくれます。これによって、鳩の再侵入を防ぎ、ベランダの環境を鳩から守ることができます。

ベランダの鳩対策に困ったら、駆除業者に相談してみるといいですよ。

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