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スズメの被害にお困りの方へ!雀の巣対策や追い払う方法などを解説

公開日:2020.5.15 更新日:2024.4.10
スズメの被害にお困りの方へ!雀の巣対策や追い払う方法などを解説

「スズメが家に巣を作ってフンがすごい・・・」「鳴き声がうるさくて困る」「せっかく作ったお米が雀に食べられてしまった・・・」
など、スズメの被害などにお困りではないでしょうか。
スズメのフンは健康上かなり害があり、巣を作られてしまったことでストレスを感じる人もいるでしょう。しかし、スズメの巣の対策法はそれほど難しいものではなく、簡単に防ぐことができます。

この記事ではスズメの被害事例や雀の巣対策、スズメを追い払う方法を詳しく解説します。

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1. スズメによる被害事例①

事例①:スズメに巣を作られてしまった

木の幹にできた穴の写真

スズメによる被害事例の一つとしてスズメに巣を作られてしまった場合が挙げられます。スズメは非常に小さな鳥で臆病な性格をしているため、町中にいるときにそれほど問題になることはありません。むしろ見た目の可愛らしさから好ましい印象を持っている人もいるでしょう。

しかしスズメが巣を作ってしまった場合は話が変わります。スズメが巣を作ってしまうとスズメは巣にそのままフンをしてしまい、巣だけではなく、その周囲まで汚してしまう場合があります。スズメのフンは雑菌が非常に多く、放置しておくとネズミまで繁殖してしまいかねません。

さらにスズメの身体にもダニなどが繁殖しています。そのため、ベランダや車のガレージなどに作られてしまえば、かなり問題になるでしょう。

また、朝になれば窓のそばでチュンチュン鳴くため、音の問題が気になる人であれば、かなりのストレスになってしまうでしょう。

スズメの巣ができてしまった場合、自分で無闇に対処しようとするのは避けてください。スズメは鳥獣保護法の対象になっており、自分で勝手に駆除すると罰金や懲役の対象になることがあります。スズメの巣の駆除やスズメそのものを傷つける行為もこれに該当するため、やめた方がよいでしょう。

2. スズメによる被害事例②

事例②:スズメに米を食べられてしまった

畑に設置されたかかしの写真

スズメの被害事例として挙げられているのが、スズメに米を食べられてしまった事例です。スズメは雑食性で米も食べてしまうことがあります。米の穂ができ始めた頃、まだ柔らかい時期に狙われることが多く、種籾なども狙われることがあります。

特に日本で稲作が盛んだった頃は害鳥という認識が強く、カカシなども元々はスズメの対策のために作られたものです。実際にイネを餌にするスズメは日本で多く繁殖しており、1980年代ごろまでは300万羽以上いると言われていました。

スズメは身体が小さいため、ちょっとした網はすり抜けてしまいます。そのため、スズメの被害防止のためには網を張るのも効果的ではあるのですが、張り方まで注意しなければいけないでしょう。ヘビが天敵のため細長いものを嫌う傾向にあります。ただしスズメは稲作が徐々に衰退していった結果、スズメの数も減少傾向にありますが、被害は完全になくなったわけではありません。しかしながら、スズメはお米にとってデメリットばかりではない点にも注意しましょう。スズメはお米も食べますが、お米にとっての害虫も食べてくれます。そのため、無闇に駆除するのではなく、うまく共生する道を探すのがよいのではないでしょうか。

3. スズメへの対策方法①

スズメの巣を作らせないための対策は光ものやヘビやカラスのおもちゃ、撃退グッズを駆使しよう

光っているCDの写真

スズメの被害を防ぐためには、スズメに巣を作らせないことが大切です。スズメが一度巣を作ってしまうと、対処がかなり難しくなります。

スズメに巣を作らせないための対策として挙げられているものが、光もの、ヘビやカラスのおもちゃ、撃退グッズの活用がおすすめです。スズメは光ものを嫌うため、まずはキラッと光るものをベランダなどに置いておきましょう。

例えば使わないCDなどがおすすめです。キラキラした装飾の風車なども効果を発揮します。おもちゃのカラスやヘビを設置することもおすすめです。カラスやヘビはスズメの天敵であり、これらのおもちゃを壁に吊り下げておけば、スズメが近寄りにくくなります。

そのほか撃退グッズとしては、防鳥ネットや忌避剤、ロケット花火などがあります。しかしロケット花火は使い方に注意が必要なので、さけた方がよいかもしれません。

気を付けなければならにことは、スズメが一度巣を作ってしまった場合は無闇に駆除すると、鳥獣保護法の対象のため、違法行為になることがあります。下手に駆除するよりはスズメが巣立つまで待ち、立ち去ってから巣を撤去し、スズメの巣が作られないよう隙間を塞ぐことがおすすめです。

4. スズメへの対策方法②

お米への被害を防ぐには防鳥テープやネット、音やカカシなどの対策が効果的

スズメが好む田んぼの写真

スズメがお米に及ぼす被害を防ぐためには防鳥テープやネット、音やカカシなどの対策が効果的です。スズメは警戒心が強く臆病な生き物のため、これらの対策が効果的です。

しかし、ずっと使っているとそれらの対策に慣れてしまい、効果が薄くなることがあります。そのような場合は別の対処を検討しましょう。

防鳥テープはキラキラと光るテープです。スズメは光を嫌うため、このテープを周囲に張り巡らせることで、米への被害を防げます。またネットはスズメの侵入を防ぎますが、スズメは小さいため、目が細かいものでなければ侵入してしまう可能性も。そのため、目が細かいものを選びましょう。

音を鳴らすのも効果的ですが、周囲からクレームになることもあるため、注意が必要です。カカシを設置するのもよいでしょう。カカシは人に似せて作っておくことで高い効果を発揮します。また棒立ちになるものではなく、できるだけ動きがあるものを設置すると高い効果を発揮するでしょう。

しかし、スズメは種籾や穂が出てきたときには害鳥ですが、それ以外のタイミングでは害鳥ではなくむしろ益鳥です。なぜなら、米にとっての害虫を食べてくれる存在だからです。そのため、スズメを駆除することはおすすめできません。スズメの性質を利用しながらうまく共生する方法を探してみてもよいかもしれません。

5. まとめ

スズメの被害は光ものなどで簡単に防げる

稲にとまっているスズメの写真

この記事ではスズメの被害事例や対処法をそれぞれ紹介しました。

スズメは小柄で臆病なため都会では巣を作られない限りそれほど害がある鳥ではありません。

また米を食べてしまう鳥ではありますが、米の害虫を食べてくれる存在でもあるため、うまくつきあうことが大切です。

この記事を参考にスズメの被害を最小に止めるよう工夫しましょう。

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