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夏にゴキブリが出やすい理由とは?侵入経路から侵入対策まで解説

公開日:2024.7.8
夏にゴキブリが出やすい理由とは?侵入経路から侵入対策まで解説

夏はゴキブリが最も活発化する季節です。ゴキブリを家に入れないためにも、どのような対策が必要になるのでしょうか。

この記事では、夏にゴキブリを発生させないための対策を解説します。
また、ゴキブリの対策をお得に業者に依頼する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.夏にゴキブリが発生しやすい理由とは?

ゴキブリは高温多湿な環境を好む

ゴミ袋に群がるゴキブリのイラスト

夏にゴキブリが発生しやすいのは、ゴキブリが高温多湿な環境を好むからです。
具体的には、気温が18度を超えると活動が始まり、25度以上になると動きが活発になります。
夏は気温が25度を超える日が多くなるうえに、湿度が高くなるため、ゴキブリにとって活動しやすい季節です。

ただし、ゴキブリを夏によく見かけるからといって、夏だけゴキブリに注意すれば良いわけではありません。
「ゴキブリを家で1匹見たら100匹潜んでいる」といわれるように、寒い時季であっても家に潜んでいる可能性があります。
特に家の中で卵を産みつけた場合は、寒い冬を越して、暖かい時季になるとまた見かけるようになります。

ゴキブリの発生を防ぎたい場合は、夏だけでなく、季節ごとのゴキブリの生態を知っておかなければいけません。
春は、寒い時季を越した幼虫が動き出します。ただし、幼虫はまだ小さいため、生活圏で見かける可能性は高くありません。
夏になると、幼虫だったゴキブリが成虫となり、よく見かけるようになります。
そして秋は、ゴキブリが越冬のために、住処を探す季節です。この時季は、ダンボールがゴキブリにとって都合がよい隠れ家となってしまいます。
また、秋は、ゴキブリが産卵する時季でもあります。ダンボールは温度と湿度が保たれ、ゴキブリにとって環境が良いため、注意してください。産卵したものが冬になると、幼虫になります。
その際に、クロゴキブリなど越冬休眠をする種類がありますが、休眠せずに動き続ける種類もいる点を覚えておいてください。
休眠しないのはチャバネゴキブリであり、よく見かけるクロゴキブリよりも小型の種類です。

2.夏に発生するゴキブリが人に与える影響

ゴキブリは「気持ち悪い」だけじゃない

家にゴキブリが発生しているイラスト

ゴキブリは、見ているだけで不快になる人が多いものです。
急に出てくるため、いつどこから現れるかわからず、恐怖を感じる方は多いでしょう。

ただし、ゴキブリが人に与える影響は、気持ち悪さだけではありません。
ゴキブリは不衛生な場所を歩き回るため菌の運び屋とも呼ばれています。そのためゴキブリが食べ物や調理器具に接触すると、食中毒のリスクが高まります。

そして、気温が高く湿度も高い夏の季節は特に注意が必要になります。
高温多湿な条件下では、ゴキブリが媒介する細菌やウイルスも急速に増殖します。特にサルモネラ菌や大腸菌などは、温暖な環境で活発に繁殖します。

また、ゴキブリのフンや抜け殻、体の一部はアレルゲンとなり、喘息やアレルギー性鼻炎の原因となります。夏はゴキブリの活動が活発になるため、アレルギー症状が悪化することがあります。

そのほか、ゴキブリは紙製品や布製品をかじることがあり、書類や衣類に損傷を与えることがあります。特に夏は活動が活発になるため、被害が増える可能性があります。

3.夏に発生するゴキブリの侵入経路と対策方法

屋外からはもちろん、屋内で産卵している可能性もある

ゴキブリ対策のイメージ画像

夏に発生するゴキブリの侵入経路はさまざまですが、以下のようなポイントが一般的です。これらの経路を特定し、対策を講じることで、ゴキブリの侵入を効果的に防ぐことができます。

1. ドアや窓の隙間
夏は窓やドアを開けて換気する機会が増えるため、ゴキブリが外から侵入しやすくなります。

【対策方法】
ドアや窓の隙間に防虫用のパッキンやシールを貼り、完全に閉じることができるようにします。また、網戸を設置し、定期的に網戸の破れを確認して修理することも重要です。

2. 排水口
ゴキブリは湿気の多い場所を好むため、排水口を通じて家の中に侵入することがあります。

【対策方法】
排水口には細かいメッシュのフィルターやカバーを取り付け、ゴキブリの侵入を防ぎます。また、定期的に排水口を清掃し、ゴミや食べ物のカスがたまらないようにします。

3. 換気口やエアコンの配管
換気口やエアコンの配管は家の中と外をつなぐ経路となり、ゴキブリが侵入しやすいポイントです。

【対策方法】
換気口やエアコンの配管には防虫用のネットを取り付けます。また、エアコンの排水ホースもカバーをしておくと良いでしょう。

4. 壁や床の隙間、ひび割れ
ゴキブリは壁や床の小さな隙間やひび割れを通って家の中に侵入します。特に古い家屋ではこれらの隙間が多いことがあります。

【対策方法】
壁や床に隙間やひび割れがある場合は、シーリング材やパテで埋めて、ゴキブリが侵入できないようにします。特に古い家屋では定期的にチェックが必要です。

5. 通気口やダクト
通気口やダクトは外気を取り込むため、ゴキブリが侵入しやすい経路となります。

【対策方法】
通気口やダクトには防虫ネットやフィルターを取り付け、ゴキブリの侵入を防ぎます。ダクトの内部も定期的に清掃します。

6. 配管周りの隙間
シンク下やトイレ、洗面所の配管周りには隙間ができやすく、ここからゴキブリが侵入します。

【対策方法】
シーリング材やパテでしっかりと隙間を埋めることが重要です。

7. ドアマットや玄関周り
玄関周りやドアマットにはゴキブリが隠れることがあり、ここから家の中に侵入します。

【対策方法】
ドアマットや玄関周りに食品のカスやゴミがたまらないように定期的に掃除します。また、防虫スプレーを玄関周りに散布するのも効果的です。

8. 郵便受けや新聞受け
郵便受けや新聞受けが屋内とつながっている場合は、そこからゴキブリが侵入することがあります。

【対策方法】
郵便受けや新聞受けを定期的に掃除し、防虫ネットを取り付けると良いでしょう。

これらの経路をしっかりと対策することで、夏に発生するゴキブリの侵入を効果的に防ぐことができます。また、定期的な清掃と衛生管理も侵入を防ぐ上で非常に重要です。

4.夏にゴキブリを発生させないための予防法

基本は部屋を清潔に保つこと

きれいに掃除された台所のシンクのイラスト

ゴキブリの侵入を防ぐために、上述した対策に加えて、以下の点にも気を付けることが重要です。

・室内の清潔さを保つ
ゴキブリは食べ物のカスやゴミを餌とするため、室内を清潔に保つことが重要です。
キッチンや食卓周りだけでなく、リビングや寝室など全ての部屋を定期的に掃除し、食べ物のカスやゴミを放置しないようにしましょう。

また、食材は密閉容器に保管し、特にパンやお菓子などは開封後すぐに密閉容器に移してください。冷蔵庫やパントリー内も定期的に整理し、古い食材を捨てるようにしましょう。

・ ペットの餌の管理
ペットの餌もゴキブリの餌になるので、食べ残しがないようにし、餌皿を清潔に保ちましょう。特に夜間は餌を出しっぱなしにしないようにしてください。

・洗濯物の管理
ゴキブリは湿気を好むため、洗濯物も注意が必要です。洗濯物は乾燥機を使うか、しっかりと乾かしてから取り込むようにしましょう。洗濯機の周りも定期的に掃除し、湿気を取り除いてください。

・収納スペースの整理
クローゼットや収納スペースはゴキブリの隠れ場所となりやすいです。収納スペースを定期的に整理し、古い衣類や不要な物品を処分しましょう。また、収納スペースも定期的に掃除することが重要です。

・ 照明の管理
ゴキブリは夜行性であり、暗い場所を好みます。そのため、夜間に部屋の照明を適度に点けておくことで、ゴキブリの活動を抑制する効果が期待できます。

・ 専門業者への依頼
自分での対策が難しい場合や、ゴキブリの発生がひどい場合は、専門業者に依頼することが効果的です。
定期的に専門業者による点検や駆除を依頼することで、ゴキブリの発生を未然に防ぐことができます。

・ 防虫製品の利用
市販の防虫製品を利用することで、ゴキブリの侵入や発生を防ぐことができます。特に、ゴキブリの通り道や隠れ場所に配置すると効果的です。

ゴキブリを発生させないためにも定期的なチェックと対策を怠らないようにしましょう。

5.夏のゴキブリ対策は業者へ依頼するのがおすすめ

相見積もりで費用やサービスを比較しよう

ゴキブリ駆除作業員のイラスト

徹底的に駆除したいときや自分で駆除してもまたゴキブリが出てくる場合は、ゴキブリの駆除を請け負っている業者に依頼してください。
業者に依頼すれば、自分で駆除する必要はないため、不快なゴキブリを見ずに駆除ができます。
ただし、ゴキブリの駆除業者は多く存在しているため、どこを選べば良いのかわからない方も多いでしょう。

業者選びでは、作業実績の確認が重要です。
一戸建てや賃貸、オフィスに至るまで成果を出している業者は、建物の構造や周囲の状況をよく見て、状況に応じた対策をしてくれます。

また、ゴキブリは一度駆除してもまた現れます。
ゴキブリの被害が再発した際の保証があるか、定期的に点検してくれるかなど、アフターフォローの有無もチェックしておいてください。

電話で相談した際は、対応したスタッフの態度も見ておきましょう。
そっけない対応をされると、仕事をちゃんとおこなってくれるか不安になる方が多いのではないでしょうか。
インターネットの口コミを見た際に、対応に関する悪い口コミを見た場合は、注意してください。

業者選びでは、複数業者を比べるために相見積もりを取るのがおすすめです。
実際に見積もりを取ってもらった際に、費用が高い業者と安い業者を見比べられます。作業内容も見比べられるため、適切に処置してくれる業者を選べるのもメリットです。

信頼できる業者にゴキブリ駆除を依頼して、快適な夏を過ごしましょう。

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