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アライグマが猫を食べるって本当?ペットの被害を防ぐためにできることとは

公開日:2024.7.19
アライグマが猫を食べるって本当?ペットの被害を防ぐためにできることとは

「アライグマが猫を食べるって本当?」と聞くと、多くの人が驚くかもしれません。しかし、アライグマは雑食性であり、時には猫や小動物を襲うことがあります。特に都市部や郊外では、アライグマの生息域が人間の生活圏と重なることが増え、ペットが被害に遭うリスクが高まっています。

この記事では、アライグマの習性や猫への脅威について詳しく解説し、ペットの安全を守るために飼い主ができる具体的な対策をご紹介します。
大切な家族の一員であるペットを守るために、ぜひ参考にしてください。

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1.アライグマは猫を捕食することがある

子猫が襲われやすい

アライグマの写真

アライグマは雑食性の動物で、果物や植物だけでなく、小動物や鳥も食べます。特に食糧が不足している場合や、簡単に捕まえられる小動物を見つけた場合、アライグマはそれらを捕食することがあります。
さらに、アライグマはその可愛らしい外見に反して凶暴な性格をしています。
そのため、猫がアライグマに襲われて食べられてしまう可能性はゼロではありません。

ただし、一般的に猫は素早く警戒心が強いため、簡単には捕まりません。それでも、アライグマが猫を襲うリスクは存在し、特に夜間や野外で猫を放し飼いにしている場合は注意が必要です。

アライグマの被害に関しては、とくに子猫に注意してあげてください。なぜなら、子猫は防御力が成猫よりも低いため、襲われるリスクが高いからです。

実際にアメリカでは、凶暴になったアライグマが猫を殺した事例がありました。
大型犬がアライグマに嚙まれる事例も発生しているため、犬を飼っている人も油断はできません。

2.アライグマを見かけたら外での猫への餌やりは控える

アライグマを呼び寄せる可能性がある

家の外で餌を食べている猫の写真

アライグマが出没している地域で、外に犬や猫のペットフードがあると、アライグマを呼び寄せることになります。
そして、アライグマは頭が良いため、餌場を見つけるとその場所を覚えてしまいます。
外にペットフードを放置していると、それ目当てにアライグマが居つくため、決してペットフードを外に放置しないでください。

ペットフードがある場所でアライグマと猫が出くわすと、餌をめぐる争いが起きてしまい、大切な猫が怪我をしてしまう危険性があります。
アライグマの被害に遭わないために、外で猫に餌やりを行わず、室内で餌やりをしましょう。

ちなみに、アライグマは夜行性であり、主に夕方以降から活動を始めます。昼間に活動を行うケースもある一方、夕方以降の時間帯の方がより危険性が高まります。
そのため、特に夕方以降は猫は外には出さないようにして、アライグマの危険から守ってあげてください。

そのほか、アライグマが自宅の近くに現れないようにする環境を作るのも重要です。
ライグマは餌場を見つけると定期的にやって来るため、餌場だと思われないように、食べ物のゴミはしっかりと管理しておいてください。
たとえば、食べ物のゴミを外に放置しない、ゴミは回収日の前日ではなく当日の朝に出すなどです。

3.アライグマから猫を守るには室内飼育が最適

窓からアライグマが侵入するのを防ぐ

キャットタワーの上でくつろぐ三毛猫の写真

アライグマは猫を襲って食べたり、餌場で出会うと喧嘩になったりします。そのため、アライグマから猫を守るには、外に出さずに室内で飼うのが最善です。
アライグマの被害は、アライグマと猫が出会うのが原因で起こるため、外に出なければ被害は起こりません。

また、猫にとって天敵となる動物はアライグマだけではありません。カラスやハクビシンが猫を襲う事例も発生しています。
どちらも人間の近くに出てくる動物であり、とくにハクビシンは人間の近くに住んでいるため気をつけなければいけません。
猫よりもハクビシンのほうが、体が大きいため、成猫でも争いの末に殺される可能性があります。
さらにそういった野生の動物は様々な病原菌を保持している可能性があり、飼い猫が感染してしまうリスクもあります。

完全室内飼いであれば、カラスやハクビシンの脅威や交通事故などからも飼い猫を守れるため、特別な理由がない限りは飼い猫は外に出さないことをおすすめします。

ただし、完全室内飼いだと、ペットの運動量が不足しがちです。そのため、運動量を確保するために、おもちゃやキャットタワーなどを用意してあげてください。
そのほか、猫が窓から外を眺められる状況を作ると、好奇心を満たせるためおすすめです。その場合は、猫が窓を開けて出ていかないように、鍵を閉めておいてください。

4.アライグマが家に住み着いてしまったら

アライグマから猫を守るためにも駆除業者へ依頼を

アライグマと家のイラスト

もしもアライグマが家に住み着いてしまったら、飼い猫を守るためにもアライグマを駆除する必要があります。

さらにアライグマが家に住み着くと、ペットへの被害だけでなく、住宅やそこに住む家族にも様々な影響が出ることが考えられます。

・住宅の物理的な損傷
アライグマは爪や歯で家の構造を傷つけることがあり、屋根裏、壁、断熱材、電気配線などが被害を受けることが予想されます。
また、侵入経路を作るために、天井や壁に穴を開けることもあります。

・糞尿による衛生問題
アライグマの糞尿は強い臭いを放ち、不衛生です。これにより、家の中が不快な環境になってしまいます。
また、アライグマの糞には寄生虫や病原菌が含まれていることがあり、これが人間やペットに感染する可能性があります。

・健康被害
アライグマ自体も狂犬病やリッサウイルス、その他の病気を媒介する可能性があり、人間やペットへの感染リスクが考えられます。
ノミやダニなどの寄生虫も運んでくることがあります。

・騒音問題
アライグマが家の中を動き回る音が、特に夜間に響くことがあります。これにより、睡眠の妨げやストレスが生じることがあります。

・食べ物が盗まれる
アライグマは食べ物を求めて家の中を探索します。キッチンやゴミ箱が被害を受け、食べ物が散乱することがあります。

5.アライグマの駆除は専門事業者に相談しよう

自分で駆除するのはハードルが高い

アライグマの駆除事業者のイラスト

自分で駆除しようと考えているかもしれませんが、素人がアライグマを駆除するのはおすすめできません。なぜなら、アライグマの駆除は、素人にとってハードルが高いからです。

日本では、アライグマは外来生物法により特定外来生物に指定されており、駆除には許可が必要です。許可を得ずに駆除を行うことは法律違反となります。そのため駆除する場合は、あらかじめ自治体に許可を得なければいけません。

また、捕まえたアライグマを殺処分しなければいけないため、精神的な負担も大きくなります。
さらに、アライグマはさまざまな病原菌を持っているため、猫のみならず人間にとっても危険です。飼い猫をアライグマから守るつもりが、自分がアライグマの被害に遭っては意味がありません。

やっとの思いでアライグマを駆除できても、別の個体が繫殖して、その個体が被害を与えるケースも考えられます。そうなると精神的な疲労も大きくなります。
これらの理由から素人が駆除を行うのはおすすめできません。

自分では難しいアライグマの駆除ですが、アライグマの駆除を請け負っている業者に依頼すれば、アライグマの処分を代わりに行ってくれます。
また、アライグマの巣を掃除してくれたり、アライグマの侵入を防ぐために封鎖をしてくれたりします。
さらに、アライグマ駆除の専門業者はプロであるため、知識や経験を生かして、アライグマが再び住み着くのを防いでくれるため安心です。
負担となる作業を含めて請け負ってくれるため、専門業者への依頼がおすすめです。

6.アライグマの駆除にかかる費用相場はいくら?

複数の業者に相見積もりを取って比較しよう

疑問符と計算機が並んだ画像

アライグマの駆除費用は、約1〜30万円が相場となります。
ここまで費用に開きがあるのは、対策する範囲で費用が大きく違うためです。

アライグマの捕獲と侵入口の一部分を塞ぐだけであれば、約1〜5万円で請け負ってくれます。
捕獲だけでなく追い出してもらいたい、侵入経路を完全に防いでもらいたいとなると、約5〜15万円ほどの費用がかかります。
アライグマが複数いる場合や、大規模な予防策を行う場合は15万円以上かかるため、予算オーバーに注意してください。

費用を抑えたい場合は、見積もりの項目を見て、いらないものを削減してもらいましょう。
トラップをどのくらい使うか・忌避剤を使うのか・侵入経路の封鎖方法などが見積もり書に書かれています。
このなかで削減できるのは、トラップの数と消毒作業です。トラップの数が多いようであれば、数個削減してもらいましょう。
アライグマは病原菌を媒介する可能性があるため消毒作業は必要ですが、作業自体は自分で行えるため、削減しても大丈夫です。

反対に、アライグマの被害を抑えるための作業や侵入対策を削減すると、また被害が発生するため、必ず行ってもらってください。

また、複数の業者に相見積もりを取るのもおすすめです。
相見積もりを取っていると伝えるだけでも、料金を安くしてもらえる可能性があります。
業者を比較できれば、最も安い業者に依頼できたり、見積もり書を見て納得がいく業者を見つけられたりします。

アライグマの被害は再発する可能性があるため、保証期間の有無も比較しておきましょう。
再びアライグマが現れても、安い価格で請け負ってくれたり、無料で対応してくれたりすれば安心です。
なかには無料の定期点検を行っている業者もいます。

アライグマを業者に駆除してもらって、ペットの猫に危険が及ばないようにしましょう。

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