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スペアキー作成はどうすればいい?ケース別にみるスペアキー作成について

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.2
スペアキー作成はどうすればいい?ケース別にみるスペアキー作成について

鍵は、自宅の玄関から自転車、車など様々な場所に使われています。鍵を作成すれば、紛失や破損に備えてスペアキーを作ることでしょう。そんなスペアキーの制作について自宅から自動車、自転車や金庫のスペアキーまでシーン別にみていきましょう。

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1. 自宅のスペアキー作成について

自宅の鍵というと、玄関の鍵です。

家のキーリングがついた鍵の写真

玄関の鍵の紛失や、破損して使えなくなると家に入れなくなり大変です。

自宅のスペアキーは、鍵屋で作ってもらうことができます。家で使っている鍵を元に作るので、鍵屋まで持参してください。

自宅の鍵というと、鍵の中でも特に種類が多いです。種類によって防犯性が高いかどうか、複製されやすいかどうか、ピッキングをされやすいか決まります。

一般的に昔から使われているのが、ディスクシリンダーまたはピンシリンダーです。鍵の先端がギザギザになっておりどこでも見かけます。ただ、この種類は防犯性が低い反面、スペアキー製作料金は安いです。この鍵ならどこの鍵屋でも作成でき、数分で出来上がります。

一方で防犯性が高くピッキングされにくいのが、ディンプルシリンダーです。鍵にはギザギザはなく、その代わりに鍵の先端にいくつか窪みがついて穴が開いています。複製が難しいと言われており、スペアキー製作料金が高いです。種類によっては鍵屋では作れず、メーカー製作となり2週間ぐらいかかる場合もあります。

自宅のスペアキー作成は、どんな鍵を使っているかで、作成料金や作成時間が変わります。どの鍵にしても、鍵屋が一度見ないと作成はできないので、まずは鍵屋まで使っている鍵を持っていって、スペアキーを作ってください。

2. 自転車のスペアキー作成について

自転車の鍵は、自宅の玄関の鍵と同じく、ピンシリンダーとディンプルシリンダーがあります。

自転車の補助錠の写真

スペアキーの作成も可能ですが、どんな鍵かで作り方は違います。

メーカーが販売している鍵であれば、通販で購入可能です。もしもスペアキーを買うとなれば、キーナンバーが必要なので調べてください。製造したメーカーとキーナンバーがわかれば買えます。ただし購入するときは、取り寄せとなるので時間がかかります。買う場合は同じタイプの鍵を買ってください。鍵番号は、購入時の説明書や鍵本体に刻印されています。

自転車で使っている鍵を、鍵屋さんやホームセンターに持っていってもスペアキーを作れます。作成にはそれほど時間もお金もかからず、10分程度で出来上がります。ただし自転車のスペアキーの需要は少ないので、場所によっては作っていないところもあります。スペアキーを作れないとなれば、鍵本体まるごと交換した方が手軽です。また、ダイヤル式のものもあるので、鍵の必要ないそのような製品を使っても良いかもしれません。

自転車のスペアキーは、同じ種類の鍵を通販などのお店で購入する。または、鍵屋に使っている鍵を持っていって作ってもらうかのどちらかです。ディンプルシリンダーだと、場所によっては作れないところもあります。

3. 自動車のスペアキー作成について

自動車の鍵は、今はいくつも種類があり、それぞれでスペアキーの作り方は違います。

自動車のリモコンキーの絵

自宅や自転車にも使われている、ピンシリンダーとディンプルシリンダーであれば、近くの鍵屋に今使っている鍵を持っていけば、作成してくれます。作成費用はそれほど高くなく、10分程度あれば作れます。ただし、鍵の種類によっては作れない可能性があります。ディンプルシリンダーやディスクタンブラーだと製作が難しく、費用も高いです。

キーレスエントリー、スマートキー、イモビライザーとなると、鍵屋での作成はほぼ無理でしょう。スペアキーを作るとなれば、ディーラーに頼みます。リモコン費用や電子情報登録料などかかるので、スペアキー1つにつき1万円~5万円程度お金がかかります。特にスマートキーは値段が高いです。これらのキーは、取り寄せとなるので時間がかかるでしょう。

また外車のスペアキーとなると、国産車とは使用素材が違うので、作成するなら費用が高くなる傾向にあります。ピンシリンダーなどであっても、素材が硬く、街の鍵屋では加工できないので、メーカー製作となるでしょう。

自動車のスペアキーは、シリンダー式の鍵だと作成可能です。リモコンを使うような鍵だと、メーカー発注となります。また外車の鍵だと、国産車の鍵よりも作成費用は高いです。

4. 金庫のスペアキー作成について

金庫の鍵は、いくつも種類が存在し、金庫破りをしにくくするために新しいタイプの鍵も登場しています。

鍵が刺さったままの金庫の写真

ボタン式やダイヤル式の金庫であれば、スペアキーは必要ないでしょう。カードキーであれば金庫のメーカーならば、スペアキーを作れるかもしれません。この場合はメーカーに発注をして、取り寄せとなります。シリンダー式の鍵であれば、鍵屋でスペアキーを作成可能です。金庫で使っている鍵を、鍵屋に持っていけばスペアキーを作ってくれます。

金庫の中でも、マグネットキーと呼ばれる鍵を使っているタイプがあります。これはキーに磁気パターンを記憶させて、金庫がその磁気パターンを照合し解錠する方式です。マグネット式であれば、メーカーでもスペアキー作成はできません。もしも鍵をなくしたとすれば、鍵屋によっては解錠だけできるところもあります。またマグネットキー複製キットもあるので、そのような道具が使えるかもしれません。

金庫の鍵はいくつも種類があり、中には鍵が存在しないタイプもあります。複雑な方式の鍵もあるので、そのようなタイプの鍵だとスペアキー作成は難しいです。

5. スペアキー作成時における注意事項まとめ

スペアキーは、鍵の種類によって作成難易度が変わります。

多くのスペアキーの写真

つまりは、複製するのに難易度が高い鍵ほど犯罪に使われにくく、その反面、スペアキー作成も難しいということです。

作成がもっとも簡単なのがディスクシリンダーです。これに対し、ディンプルシリンダーやロータリーディスクタンブラーは作成が難しく、鍵屋で作れない場合もあります。鍵屋で作成不可となれば、メーカーに頼むしかありません。また無理に鍵屋でこれらのスペアキーを作ってもらっても、微妙に形が違い使えないこともあります。リモコン式などの鍵だと、メーカーでも作れない可能性もあります。

鍵は、鍵の種類と製造されたメーカー、キーナンバーがわかれば複製可能です。これらの情報によってメーカーからスペアキーを取り寄せてくれるお店もあります。言い換えれば、この3つの情報がわかれば、誰でもスペアキーを複製できるのです。無闇に鍵を見せびらかしたり、誰でも見られる場所に置いたりしない方が良いでしょう。

スペアキーは、鍵の種類によって作成可能か不可能かのどちらかに分かれます。もしもスペアキーが作れないタイプの鍵で、マスターキーを紛失したときは、鍵屋で解錠だけはできます。マスターもスペアもないとなれば、シリンダーごと交換となるでしょう。

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