1.スズメバチの女王蜂とは?
女王蜂の特徴
スズメバチの女王蜂の駆除をするためには、まずその特徴を抑えておく必要があります。
生態に関する情報を知っておけば駆除しやすくなります。
・基本的な特徴
一般的な女王蜂の寿命は1年から最大3年程度と言われています。
よく見られる働き蜂の寿命は約1カ月程度と短く、寒い時期に差し掛かると息絶えてしまいます。
その一方で女王蜂は他のスズメバチとは違って越冬することができ、寒くなると冬眠を迎え暖かくなる時期を待ちます。
冬の間は女王蜂は蓄えていた栄養を頼りに生活しています。
寒い冬を乗り越えた女王蜂は春になると活動を始めます。
4~6月頃までは自分だけで巣を作って、産卵を行い、多くの子どもを育てていきます。
7月以降になると働き蜂たちが活動をはじめ、女王蜂は巣にこもってオス蜂と子作りを行い、新たな女王蜂や働き蜂を生んでいきます。
・女王蜂の選ばれ方
女王蜂は特別なかたちで生まれるのではなく、他の働き蜂たちと同じように卵から産まれます。
ただし、育てられる場所が異なります。
女王蜂に対しては広い部屋が用意され、栄養をたっぷり含んだエサが与えられます。
その後も無事に越冬できるように、無駄な労働をさせられることなく、大切に育てられていきます。
2.スズメバチの女王蜂の見分け方
女王蜂とその他のスズメバチとを見分けるポイント
スズメバチの巣の駆除で手っ取り早い方法は女王蜂を退治することです。
同じスズメバチでも女王蜂と他の蜂とでは異なる特徴があります。女王蜂とその他のスズメバチの見分け方は次の通り。
・女王蜂の見分け方
スズメバチの女王蜂は働き蜂と比べて体が一回り大きいのが特徴です。
また、夏になると女王蜂は巣の中にこもり始めます。そのため、外にいるのは働き蜂で中にいるのが女王蜂だと分かります。
その一方で春になると女王蜂は活発に活動を行います。
女王蜂は毒針を持っているものの、繫殖や子育てに労力を費やすことから、積極的に攻撃してくることはあまりありません。
越冬した直後の女王蜂になりますと体力が大きく低下しているため、攻撃性がさらに低くなります。
・働き蜂の見分け方
夏に外で飛んでいるスズメバチが働き蜂です。
女王蜂と比べて攻撃性が高く、巣に近づいただけで攻撃してくることがあります。スズメバチの毒針は毒性が強いため、むやみに近づくのは危険です。
体の特徴としては腹部が瘦せていることと、体格が小さいこと以外は女王蜂と大差ありません。
エサの調達や巣の中の掃除といった雑用はすべて働き蜂が行います。
・オス蜂の見分け方
オスのスズメバチはメスに比べて顎のあたりがほっそりしています。また、メスと違って毒針がないため、攻撃してくることはあまりありません。
3.スズメバチの女王蜂の駆除方法
具体的なやり方
春先であればスズメバチの女王蜂が活発に動いているので駆除がしやすいです。夏以降働き蜂が増える前に対処しておきましょう。
女王蜂は巣にいる時に駆除するのがおすすめです。
1.必要な道具を用意する
女王蜂と言えども攻撃してこない保証はないので、防護服やヘルメットなど刺されないための道具が必要となります。
用意するもの
・ハチ専用の殺虫剤
・白い防護服(黒いものに反応してくるため)
・長靴
・手袋
・ヘルメット(顔の部分にアクリルやメッシュがあるタイプがおすすめ)
・長い棒
・ゴミ袋
2.巣を取り除く
必要な道具が用意できたら、巣を取り除く作業に取り掛かります。
作業の時間帯としては昼間よりも、スズメバチがおとなくなる夜がおすすめです。
また、雨の日もスズメバチがあまり活動的でないので作業を行うのに適しています。
巣の駆除方法としては、巣から2~3m離れたところから巣へ殺虫スプレーを噴射し、スズメバチが出てきてもそのまま吹き付けます。
スズメバチがもう現れないとわかったら、巣に近づいてスプレーを吹き付けます。
その後、羽音が聞こえないことを確認できたら、長い棒を使って巣を落とします。
3.巣を処分する
駆除が終わった巣をゴミ袋に入れます。
まだスズメバチが生きている可能性もあるので、袋を閉じる前にもう一度巣にスプレーを吹き付けておきます。
スプレーしたら袋を密閉し、燃えるゴミの日に処分しましょう。
4.スズメバチの女王蜂の駆除は業者にお任せ!
ハチ駆除業者をおすすめする理由
前述の通りスズメバチの女王蜂は働き蜂と比べて攻撃性が低いですが、慣れていないと自分で駆除することは難しいです。
また、夏場になると巣の中にも働き蜂がいるので、女王蜂の駆除がさらに難しくなります。
そんなスズメバチの女王蜂の駆除で役に立つのがハチ駆除業者です。業者をおすすめしたい理由は次の通り。
・高い駆除効果がある
専門業者には長年ハチの駆除に携わってきたプロフェッショナルが在籍しています。そのため、個人で行うよりも安全かつスピーディーに対応してくれます。
また、使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、高い駆除・予防効果が期待できます。
・必要な手間を省ける
個人でしっかりしたスズメバチ駆除をしようとすると、殺虫剤を買いそろえたり、防護服を準備したりと、何かと面倒なことが多いです。
業者であれば電話1本でご自宅まで駆けつけてくれるので、こうした手間はすべて省くことができます。
・アフターサービスが充実している
スズメバチの駆除は一度やっておしまいとはならず、予防策をしていないと再度被害に悩まされます。
業者では自宅点検や保証期間内での無料駆除など、さまざまなサービスを実施しています。
依頼を検討されている業者がどんなアフターサービスを実施しているか確認しておきましょう。
5.スズメバチの駆除にかかる費用はいくら?
駆除業者に依頼した場合にかかる具体的な費用相場
スズメバチの駆除で頼りになる専門業者ですが、気になるのがその費用。
お住まいの地域にもよりますが、駆除費用の相場は10,000~50,000円になります。
ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、スズメバチの巣の大きさや巣がある場所によって費用が異なる場合があります。
このように専門業者に依頼するとそれなりの金額がかかりますが、少しでも費用をお得にする方法があります。
一つは見積もりをとっておくこと。
最低でも3社以上見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。複数社比較することで一番お得な業者を見つけることができます。
電話やメールでの見積もり依頼も可能ですが、より詳細な金額を知るためには業者に現場まで来てもらうのが望ましいです。
見積もりにあたっては費用の安さだけではなく、作業内容にも注目することが大切です。
安さを売りにしている業者ですとアフターサービスなど、必要な作業が含まれていないことがあります。
もし提示された見積もり内容に納得できない時はお断りすることもできます。
スズメバチの駆除費用を抑えるためのもう一つのポイントは、割引キャンペーンをやっている業者を見つけること。
業者によっては期間限定割引やオンライン申し込み限定割引などが適用できるところもあります。
お近くにこうした業者がないか検索してみるといいでしょう。