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ガラス屋とのトラブル。業者から高額請求されたら何をすべき?

公開日:2022.11.14 更新日:2024.4.3
ガラス屋とのトラブル。業者から高額請求されたら何をすべき?

ガラス屋とのトラブルで高額請求された場合は、その場で対応せずに公的機関への相談を行いましょう。
両者の感情が高まっているなかで、トラブルをその場で対応しようとすると、さらなるトラブルに発展する危険性があるからです。
ですので、まずは国民生活センターや消費生活センターなどの公的機関に相談をしましょう。警察や裁判所などと違い強制力はありませんが交渉はしてくれることがあります。


この記事では、ガラス屋の高額請求トラブルを避けることための対策などを紹介しますので参考にして下さい。

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1.ガラス屋との業者トラブルの事例①

ガラス屋とのトラブル事例集その1。いきなり自宅には来させないように

窓ガラスの交換を行っている事業者の男性の写真

最初のトラブル事例として紹介するのが、勝手に工事を始めてしまっていたケースです。

”マンションの2階にお住まいの方が誤って窓ガラスを2枚割ってしまったので、ネットで見つけた業者に金額を聞くために電話をしました。

住所と氏名を告げ金額を聞こうとすると、見てみないと分からないとのことだったので自宅に呼びました。到着した作業員がガラスの寸法を測り、割れたガラスの破片を取り除き始め、そのまま見ていると作業員がガラスをカットしてきますと一言。そこで作業が開始されていることに気付いた依頼者は、業者に対し見積もりを依頼しただけと伝えました。

そこから押し問答の末、キャンセル料8,400円を支払い業者には帰ってもらいました。”


次の事例は取り付けるガラスを勝手に持参してきたケースです。

”子供が庭でボール遊びをしている時に手が滑ってしまい窓ガラスにヒビが入ってしまいました。金額を聞こうと思い、ガラスの寸法や住所、氏名などを言ったところ、すぐ向かいますとの返答。作業員が到着し、見積もりだけの旨を伝えると、ガラスはすでにカットしてきたのでキャンセルできない、その場合はガラスを買い取ってもらうと言い始めました。

怖くなった依頼者は近くに住んでいた友人に連絡。すぐに駆け付けてくれて強い口調で退去しない場合は通報すると言ったところ渋々帰っていきました。見積もり条件や複数考えられるケースを知る前に、自宅の情報は伝えないようにしましょう。”

2.ガラス屋との業者トラブルの事例②

ガラス屋とのトラブル事例集その2。料金の〇〇円『~』には要注意

お札が一面に並べられている写真

最初に紹介する事例は、電話での金額と実際の金額が大幅に違った事例です。

”県営住宅の3階の部屋にお住まいのSさんは、窓ガラスが割れてしまったため業者に電話すると、2万円からと見積もりが出たため、修理を依頼しました。

業者が到着後、Sさんがもう一度金額の確認をすると80,000円との答え。驚いたSさんが内訳を確認したところ、ガラス代金18,000円、特殊作業費30,000円、運搬費30,000円、処分費7,000円、キャンペーン中の値引きでマイナス5,000円でした。

怒ったSさんは電話での話と違うと抗議しましたが、3階だとは聞いていなかったと主張。さらに断ったらキャンセル料7,600円と言ってきました。

日も暮れ始めていたため、仕方なくその業者に依頼して80,000円を支払いました。最初の2万円から考えたら4倍とは恐ろしい限りです。”


次の事例は、車のガラスにまつわるトラブルです。

”フロントガラスにヒビが入ったKさんは、ガラス屋さんに電話をして修理を依頼しました。フロントガラスを交換しなくてはいけないので、自動車修理工場に持ち込ませて欲しいというので了承し、金額も78,000円と決定しました。

次の日に修理工場から連絡が入り、ガラスも交換するけどバッテリーとAFTも駄目だから交換しますとのこと。その費用は63,000円。高いと思いKさんが断ると、突然ガラスの交換も出来ないと言い出したので、後日別の業者に依頼することになりました。”

3.ガラス屋との業者トラブル。対策する方法は?

ガラス屋との業者トラブルの対策法は相見積もりと緊急性を伝えない事です

選択のイメージ写真

このトラブルの対策方法としてまず紹介するのが、緊急性を伝えないことです。

例えば窓ガラスが割れた時などは慌ててガラス業者を調べ連絡することと思いますが、こちらが急いでいることは伝えないようにしましょう。なぜなら 全てのガラス屋がそうではないにしても悪徳業者は、こちらの気持ちにつけ込んで、価格を吹っかけてくることがあるからです。

では、どうすればいいのかというと、ガラスが割れたから見積もりをして欲しい、しかし今はお金がないからボーナスで直そうと思ってると伝えるのです。それで価格を教えてくれない業者や契約を急ぐ業者は、こちらから断るべきです。

とにかく実際は焦っていても悟られないようにすることが大切です。

次に紹介する対策法は、相見積もりです。相見積もりとは2社以上から見積もりを取ることで、価格だけでなくサービスやアフターフォローの面でも比較検討することが出来ます。その際は必ず書面などの形が残るものでお願いしましょう。見積書を提出できない業者は、先ほどと同様にこちらから断りましょう。

よくトラブルに発展する悪徳業者の中には、この価格はキャンペーン価格だから比較するようなら値上げしますと言うところも存在しますが、その場合も相手にしなくて大丈夫です。ガラス業者とのトラブルが起こってからでは大変ですので、出来るだけ対策をしておきましょう。

4.業者トラブルに巻き込まれないために。確認すべきガラス屋の評判。

業者トラブルに巻き込まれないために確認するガラス屋の評判は会社名と価格です

評判のイメージ写真

このトラブルを回避する上でも、出来るだけ評判はチェックしたほうがいいでしょう。

なぜなら、高額請求があっても修理や交換後では返金してもらう事も困難ですし、心身ともに疲弊してしまうからです。

そのため最優先にチェックするのは価格です。インターネット上にある様々なガラス屋さんの評判を見ていくと大体の適正価格が把握できます。

次にチェックするのが業者名です。高額請求やいい加減な作業を繰り返している業者は会社名で検索すると、かなりの確率で悪い評判がヒットします。ライバル会社からの嫌がらせの可能性もありますが、火のない所に煙は立ちませんので、その業者は避けましょう。

逆にいい評価ばかりなのも眉唾物です。近年では専門業者に依頼して、偽の口コミを投稿していることもあります。5つの良い評価に対して1つの悪い評価があるくらいの業者が理想的です。

一番いいのは身内や実際に依頼したことがある友人、職場の同僚に評判を聞いてみることです。その場合はかなり信頼度が高いので安心できます。もし周りにそのような人がいない、ネットにも評判が掲載されていない時はSNSを使って調べるのも一つの方法です。

いずれにしても最も危険なのは、何も調べず自分一人の判断で決めることですので、最低限の評判はチェックしましょう。

5.ガラス屋との業者トラブルまとめ

ガラス屋との業者トラブルのまとめと重要ポイントをおさらいします

まとめのイメージ写真

ここまでこのトラブルに関する情報をお伝えしてきましたが、最後に重要ポイントのおさらいをします。

まずガラスが割れたり、ヒビが入ってもいきなり業者を自宅に呼ぶことだけは避けましょう。

そして業者に価格を聞く際はすぐに取り換えることは出来ないという態度を取ることです。そこで価格を教えてくれない業者には依頼しないように。

また作業の際は必ず2人以上で立ち会いましょう。トラブルが起こりやすい事案なので最大限お気を付け下さい。

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