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窓ガラスをお得に交換する方法3選|自分でできる?保険や補助金は?

公開日:2024.12.24
窓ガラスをお得に交換する方法3選|自分でできる?保険や補助金は?

「窓ガラスが割れてしまったので交換したい」「自宅のリフォームのタイミングで、窓ガラスも高性能なものに変えたい」など、様々なタイミングで窓ガラスの交換が必要になります。そんな時、保険や補助金を活用すると、大変お得に交換することができます。

しかし、保険や補助金は、条件を満たしていないと適用することはできません。そこでこの記事では、様々なシチュエーションに応じて、お得に窓ガラスを交換できる方法を解説いたします。

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みんなのガラス屋さん

1.窓ガラスを交換するタイミング

修理以外にも、補助金もらえる省エネリフォームは絶好のタイミング

窓ガラスの点検をする業者と依頼人の写真

・窓ガラスが割れた / ヒビが入った
・窓ガラスの断熱性 / 遮熱性が低い
・窓の開け閉めがしづらい

窓ガラスの交換タイミングとして最もわかりやすいのは、災害や突発的な事故で窓ガラスが割れてしまったり、ヒビが入ってしまった時です。放置していれば、当然ご自宅の断熱性が下がってしまいますし、防犯的にも危険です。なにより怪我の原因にもなってしまいます。

窓ガラスの断熱性や遮熱性が低い場合も、交換のタイミングと言えます。窓ガラスの断熱性・遮熱性が低いと、冬は窓から室内の暖気が逃げて部屋の中が寒くなり、夏場は外の気温に影響され部屋の中が暑くなってしまいます。こうなると、エアコンの使用量が増え、電気代も高くなってしまいます。「冬になると窓ガラスに結露ができる」という場合は、断熱性が低い可能性があります。

また、窓の開け閉めがしづらくなった場合は、窓のサッシが何らかの理由で歪んでいる可能性が考えられます。こういったケースの場合は、サッシを交換したり修理したりする必要がありますが、併せて高性能な窓ガラスに交換する絶好のタイミングにもなります。

ただ、窓ガラスの交換には、当然費用が掛かってしまいます。そこで次は、窓ガラスをお得に交換する方法として、「自分で交換する」「保険が適用されるケース」「補助金が適用されるケース」の3つを解説します。

2.窓ガラスをお得に交換する方法①自分で交換する

自分で交換できれば、交換費用を大幅カット!

窓ガラスの交換を行う手元の写真

窓ガラスをお得に交換する方法として最初にご紹介するのは、「自分で窓ガラスを交換する」方法です。
業者に依頼せず自分で窓ガラスを交換することができれば、交換費用を安く抑えることができます。

必要な用具


・新しい窓ガラス
・軍手
・プラスドライバー
・ゴムハンマー
・敷布

安全に作業するためにも、必ず軍手などの手袋を用意しましょう。
また、窓ガラスはサッシにネジ留めされているため、プラスドライバーも必須です。電動ドライバーがあると作業が楽になるでしょう。
そのほか、窓ガラスの枠の取り外し、取り付けを行う際にゴムハンマーがあると作業効率が上がります。

作業中は床に傷がつかないように、タオルケットなどの敷布を引いておくとよいでしょう。
サッシは重量があるため、必ず二人以上で作業し事故防止を心がけてください。



作業手順


1.窓をサッシごと外す
2.サッシから古い窓ガラスを外す
3.サッシに新しいガラスを取り付ける
4.元の場所にサッシを戻す

まずは窓をサッシごと取り外します。
サッシ上部の「はずれ止め」と呼ばれるストッパーをプラスドライバーをゆるめてから、窓をサッシごと持ち上げてずらすようにすると、サッシを取り外すことができます。

続いて、取り外したサッシの側面にある「固定ビス」をプラスドライバーで外し、ガラスから四辺の枠を取り外します。一緒に枠についているゴムパッキンを外してください。

古い窓ガラスが外れたら、今度はゴムパッキンを新しい窓ガラスの四辺に取り付けます。それから外していた下枠をガラスに取り付け、左右、上側と枠を順につけていきます。すべての枠を取り付けたら、固定ビスでしっかりとガラスと枠と固定しましょう。

最後に、元の場所に新しい窓ガラスを取り付けたサッシを戻して完了です。



DIYに慣れていない方には難しい作業


窓ガラスの交換は、日ごろからDIYに慣れていない方にとっては、決して簡単とは言えない作業です。
サッシは重量があるため二人以上で取り外し作業を行う必要がありますし、場合によっては窓ガラスを割ってしまい、怪我をする危険性もあります。それに、せっかく買った新しい窓ガラスを作業中に割ってしまっては、お得な交換方法と言えなくなってしまいます。

もしDIYに慣れていないのであれば、窓ガラスの交換作業は自分で行わない方がいいかもしれません。

3.窓ガラスをお得に交換する方法②保険を適用する

様々なケースで「火災保険」が適用される可能性

火災保険のイメージ画像

窓ガラスをお得に交換する方法として一般的なものは、保険を適用するパターンです。
窓ガラスの交換は、その状況に応じて保険が適用されるケースがあるのです。

自分で自宅の窓ガラスを割ってしまった場合


自分や家族が不注意で自宅の窓ガラスを割ってしまった場合は、火災保険が適用される可能性があります。
もちろん、故意に割った場合は適用されません。しかし、あくまでも不注意により割ってしまった場合であれば、火災保険が適用される可能性は十分にあります。

自分や家族が自宅の窓ガラスを割ってしまった場合は、火災保険の加入とその適用範囲を確認してから、修理交換を行いましょう。賃貸住宅の場合は、オーナーさんが一括で加入している可能性もあるので、一度オーナーさんに確認してみるとよいでしょう。



台風で自宅の窓ガラスが割れてしまった場合


台風の強風で自宅の窓ガラスが割れたり、強風で飛ばされた飛来物がぶつかり窓ガラスが割れたりした場合は、火災保険が適用される可能性があります。

なお、保険会社によっては、「火災保険」と「風災保険」を分けている可能性もあります。
風災保険とは、台風や暴風、竜巻などで被った被害を補償してくれる保険です。多くの保険会社では、火災保険と風災保険を一緒に組み合わせていますが、一部保険会社では、別途風災保険に加入していないと、台風や強風の影響で窓ガラスが割れても、保険が適用されないことがあります。

ご自身が加入している火災保険の適用範囲について、事前に確認しておくとよいでしょう。



他人の家の窓ガラスを割ってしまった場合


自宅ではなく、自分や自分の家族が誤って他の家の窓ガラスを割ってしまった場合も、修理費用に保険が適用される可能性があります。それが個人賠償責任保険です。

個人賠償責任保険は、生命保険や火災保険、自動車保険の他、クレジットカードなどの保険にオプションとして加入できるケースが一般的です。中には自動的に個人賠償責任保険が組み合わされているケースもあります。

自分や家族が他の家の窓ガラスを割ってしまった場合は、一度個人賠償責任保険に加入しているかどうか確認してみましょう。



地震よる窓ガラス破損は?


地震により窓ガラスが割れてしまった場合、保険会社によって差はありますが、通常の火災保険では修理交換費用を保証してくれないケースがあります。

このような場合は、火災保険のオプションとして「地震特約」などの保険に加入することで、補償対象となります。

また、建物の主要構造部の被害を補償する「地震保険」でも、窓ガラスは主要構造部に該当しないため、窓ガラスのみ破損した場合は、保険金が支払われないケースがあります。ご自身の火災保険や地震保険の適用範囲についてはしっかりと確認しておきましょう。

4.窓ガラスをお得に交換する方法③「補助金」を活用する

省エネ性能の高い窓なら国が補助金を支給

住宅省エネ2024キャンペーンの画像

「窓ガラスをお得に交換をする方法」として、2024年時点で人気が高いのは、国が実施している省エネ推進事業「住宅省エネ2024キャンペーン」を活用し、国から補助金を支給してもらう方法です。

「住宅省エネ2024キャンペーン」とは、日本における2050年カーボンニュートラルの実現に向け、一般住宅の省エネ化を支援する国の補助事業です。

住宅省エネ2024キャンペーンでは4つの補助事業がありますが、このうち窓ガラスの交換で活用できるのが、「先進的窓リノベ2024事業」「子育てエコホーム支援事業」の2つです。

こちらのキャンペーンは2024年内のものとなり、2025年の実施はまだ確定しておりませんが、
国土国交省による2025年キャンペーン事業の補正予算案資料が公開されているため、今後も継続が見込まれています。

先進的窓リノベ2024事業


「先進的窓リノベ2024事業」とは、住宅の断熱窓への改修を促進するため、省エネ効果の高い窓ガラスや内窓、外窓、ドアのリフォーム工事費用に補助金を支給する制度です。

補助金が適用されるには、国が定める省エネ基準を満たした窓ガラスや窓を取り付ける必要があり、また補助金額も省エネ性能やサイズ、工法、戸建てか高層集合住宅かなど、様々な条件により5,000円~266,000円とかなり幅があります。



補助金対象

補助金額

窓のガラス交換

5,000円~55,000円

内窓交換

23,000円〜266,000円

外窓交換

46,000円〜266,000円

ドア交換

43,000円~266,000円


なお、補助金の申請は個人ではできず、「先進的窓リノベ2024事業」に事業者登録をしている施工会社が申請を行います。そのため、事業登録を行っていない施工会社に工事を依頼してしまうと、補助金申請が行えないため、ご注意ください。

補助金の適用条件の詳細は、「先進的窓リノベ2024事業」キャンペーンサイトで公開されておりますので、こちらをご確認ください。



子育てエコホーム支援事業


「子育てエコホーム支援事業」とは、物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ性能の高い新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修を支援する事業です。

「子育てエコホーム支援事業」で窓ガラスの交換が対象となるのは、「開口部の断熱改修」のリフォームで、補助額が合計5万円以上の工事となります。



補助金対象

補助金額

窓のガラス交換

一枚当たり3,000円~14,000円

内窓・外窓交換

一か所あたり17,000円〜34,000円


こちらも補助金の申請は個人でできず、「先進的窓リノベ2024事業」に事業者登録をしている施工会社が申請を行います。事業登録を行っていない施工会社に工事を依頼してしまうと、補助金申請が行えません。

補助金の適用条件の詳細は、「子育てエコホーム支援事業」キャンペーンサイトで公開されておりますので、こちらをご確認ください。

5.まとめ

窓ガラスをお得に交換するならEPARKくらしのレスキューサイトをご活用ください!

以上、窓ガラスをお得に交換する方法についてご説明してきましたが、ご自分での窓ガラス交換作業が難しいとお考えであれば、保険を適用させるか、補助金を活用するかいずれかの方法になります。

しかし、「保険が本当に適用されるのか不安」「補助金の制度がよくわからない」とお悩みの方も少なくないでしょう。

そんな時は、EPARKくらしのレスキューサイト内の窓修理サービスをご利用ください。保険や補助金についてしっかりと確認、説明したうえで、無料見積もりで正確な金額を伝えてくれますよ。

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監修

株式会社RSX

地元に根付いた施工をするガラス屋さん。「すぐお伺いする」「その場でガラスをカットして窓に設置する」ことを追求し、車に多種多様なガラスと施工道具を積んで移動する、出張作業型の事業を展開する。窓ガラスの急なトラブルの解消に365日対応し、20万件以上の施工実績を誇る(2024年7月時点)。
様々なタイプの窓ガラスや天窓、棚のガラス、ガラステーブルなど、ガラスの種類を問わず幅広くガラスの修理・交換を行うエキスパート集団。
<資格・著書・受賞歴など>

<事業内容>
ガラス修理・交換事業

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