1. 古銭が高く売れる状態とは?
古銭が高く売れる状態とは文字や刻印がはっきりしていることです
おなじ古銭でもより未使用に近いものが高値で取り引きされています。ここでポイントとなるのが刻印です。
寛永通宝などの文字や小判裏面の刻印がはっきりしているものほど高く売れる傾向があります。江戸時代、小判や通貨は複数の場所で製造されていました。どの場所で、いつの時代に、何年間製造されたかが刻印によってわかるのです。
例えば、寛永通宝でも新寛永銭と呼ばれているものは発行枚数が多いので数百円ですが、芝番銭は発行枚数・現存数ともに少ないので15万円以上で取り引きされています。
これは小判についても同様で、どこの金座で製造されたかで価格が変化します。刻印そのものが欠けていたり消えていると買取してもらえないことも。だからこそ古銭を高く売るためには刻印が重要です。
高く売れる状態として次に紹介するのは文字です。大判には製造した後藤家の墨書きがされています。文字の形によりいつの時代のものかが分かります。この骨董が高く売れる状態として一番いいのが、鑑定書が添付されていることです。国内唯一の公式鑑定書を発行している「日本貨幣商協同組合」という団体があります。鑑定を依頼すると複数の専門家が真贋を判断し、本物であれば鑑定書を発行してもらえます。ただし依頼するだけでも費用が発生するので慎重に判断して下さい。もし簡単に判断されたいのでしたら買取業者の無料査定がおすすめです。
2. 古銭を高く売るためのお手入れ方法①
磨き過ぎには要注意!
まず最初に紹介する銀貨のお手入れ方法は重曹で磨くことです。
古銭に重曹をふりかけて、霧吹きなどで少しずつ水分を含ませて下さい。重曹が湿ってきたら指先や歯ブラシ(やわらかい)を使って軽く擦っていきましょう。あまり磨きすると表面を削ってしまうことがありますので、優しく撫でる程度の力加減でお願いします。
その後は水で洗い流し、きれいなタオルで水分を拭き取ればお手入れ完了です。
歯磨き粉でお手入れされる方は、研磨剤の含まれていないものをお使いください。
次は銅銭のお手入れ方法を紹介します。錆びたりカビが生えている銅銭にクエン酸をふりかけて、重曹の時と同じように霧吹きで水分をくわえます。
20分くらい経過したあとに指先や歯ブラシで擦ると汚れがきれいに落ちます。お家にクエン酸が無いという方は、酢やかんきつ類の果汁でも代用可能です。
もしも自分でお手入れする自信がないという方は、そのままの状態で査定を受けましょう。なぜなら、下手にお手入れしてしまうと、逆に価値が下がることがあるからです。現在流通している硬貨でしたらそのようなことはありませんが、古銭の場合は割とよくあるケースですから、お気を付けください。小判や金貨のお手入れ方法については次項で紹介します。
3. 古銭を高く売るためのお手入れ方法②
超音波洗浄機がおすすめ
金は腐食に強いことで知られており、サビやカビが発生しにくいのが特徴です。一方で純度が高くなるほど柔らかいので、軽く擦っただけでもすぐに傷がついてしまいます。
そこで正しいお手入れ方法としては超音波洗浄機をおすすめします。メガネをかけられている方でしたらご存知だと思いますが、水を超音波によって振動させ汚れを落としてくれる機械が超音波洗浄機。
インターネットショップや家電量販店で3,000円程度で販売されています。水を張った機械の中に小判や金貨を入れ、1分程度洗浄すると表面の汚れが落ちます。
ただし、大判は大きさ的に機械の中に入りませんので、別の方法でお手入れする必要があります。機械がない、大きさ的に洗浄機が使用できないといった場合は、乾いた布で軽く拭くことをおすすめします。逆にそれ以上は価値が低下する危険がありますので何もしないで下さい。
ここまで古銭のお手入れ方法を紹介してきましたが、ポイントとしては素材に合った正しい方法を選択することです。銀貨や分銀は重曹、銅銭や銅貨はクエン酸、金貨や小判は超音波洗浄機、軽く拭くだけ。これを守って頂ければ、お手入れが原因で価値が下がるということはないかと思います。
4. 古銭を高く売るための正しい保管方法
古銭を正しく保管する際に必要になる情報を分かりやすく紹介します
正しい保管方法を大まかに説明すると、空気に触れさせないこと、触らないこと、照明に当てないこと、以上の三点です。これさえ守っておけば、劣化により価値が下がるという事はありません。
具体的な方法として最初に紹介するのは、コインブックやコインホルダーの活用です。これに収納しておくことで、指紋や皮脂がつくことがありませんし、空気と触れる面積も少なくなりますので、酸化防止にもなります。
本棚に立てて保管しておくことで、気になった時にいつでも観賞できる点でもこの方法はおすすめです。
わずかな空気も気になるという方は、見た目はあまり良くありませんが、ほぼ完全に密閉できるクリップシーラーをお使い下さい。金貨などの古銭でしたらスラブ用ケースで保管されている方も多いです。
正しい保管方法として最後に紹介するのが、古紙幣についてです。一般的な保管方法としては紙幣専用ホルダーに入れておくことです。これもコインホルダーと同様に、照明や皮脂などから紙幣を守ってくれます。B5判くらいの紙幣専用アルバムも販売されています。
もう一つの保管方法が密閉です。コインに関しては密閉の方がおすすめなのですが、紙幣は呼吸させるべきという意見も存在します。どちらにしても、汚れがつかない、紫外線に当てないという意味では正しい保管方法と言えます。
5. 古銭を高く売るための情報まとめ
古銭を高く売るためのさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい
種類によって価格が大きく違う古銭ですが、状態によっても大きく変化しますので、売却を考えているのであれば、今回紹介したお手入れ方法や保管方法を実践していただいて、できるだけいい状態を保つようにして下さい。
それと、繰り返しになりますが、間違ったお手入れをされると価値が下がることがあります。自信のない方は、一度専門の業者に相談して、その指示に従う事をおすすめします。