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ガラステーブルにヒビが!ヒビの入る原因や修理方法について解説

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.2
ガラステーブルにヒビが!ヒビの入る原因や修理方法について解説

ガラステーブルはちょっとしたヒビが入っていても放置は禁物です。一度ヒビが入ったテーブルは耐久性が低くなってしまい、放置しておくとバラバラに壊れてしまい、ケガをしてしまう恐れも。

今回はガラステーブルにヒビが入ったときの原因や解決策、注意するべき点をわかりやすくまとめました。

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1. ガラステーブルにヒビが入ってしまう原因とは?

ガラステーブルにヒビが入ってしまう原因は衝撃・温度・不純物の3つ

3つ並べられた温度計の絵

原因はなんでしょうか。大まかに3つの原因があります。

①強い衝撃を与えてしまった場合
②急な温度変化や耐熱温度を超える温度にさらされた場合
③内部に硫化ニッケルという不純物が含まれている場合

ガラステーブルは強い衝撃があると割れてしまいます。強化ガラスは、通常のガラスと比べて3〜5倍の耐久性がありますが、それでも強い衝撃を与えれば割れてしまうでしょう。衝撃を与えていなくても、耐熱温度を超える場合や強い温度変化にさらされると割れることがあります。

ガラスの耐熱温度は、通常のガラスで110度、強化ガラスで210度です。例え耐熱温度を超えていない場合でも、熱くなったガラスを急激に冷やしてしまうと温度変化に耐えきれずに割れてしまいます。

衝撃や、急激な温度変化以外でガラスが割れてしまう場合に考えられるのは、ガラスの内部に不純物(硫化ニッケル)が含まれているケースです。この硫化ニッケル成分が含まれているガラスは数年間に渡り徐々に膨張し、どれだけ気をつけていても最終的に割れてしまいます。硫化ニッケルが含まれているガラスは商品そのものの欠陥です。どれだけ気をつけても、回避できるものではありません。

2. ガラステーブルにヒビが入る事例。さまざまなケースを紹介

ガラステーブルにヒビが入る、人為的な事例と事故的な事例

大きめのガラス製のテーブルの写真

事例としては、人為的なものと事故的なものがあります。

ガラスが割れる事例で多いのは何か硬いものをぶつけてしまったときでしょう。特に小口は衝撃に弱く損傷しやすい部分で、悪の場合には全損してしまうことも。それは強化ガラスであっても同じです。強化ガラスは通常のガラスよりも耐久性が高いのは間違いありません。ですが、厚みの1/6以上の欠けが生じると全損してしまう可能性があります。

事故的なものとしては、製造過程で硫化ニッケルが含まれている場合でしょう。不純物の硫化ニッケルがガラスに含まれている場合、長期間使われているガラスが兆候もなく唐突に割れる場合があります。何も衝撃を与えていない、激しい温度変化にさらされていないのに割れてしまった場合には、保証期間外でもまずはメーカーに問い合わせてみましょう。製品の過失として対応してくれる可能性があります。

これ以外にも、急激な温度差があると割れてしまう場合があります。例えば、加熱した鍋を直接置いた後に急激に水をかけて冷やしてしまうという場合です。そのような場合には、鍋敷きなど敷いて、ガラス表面の温度を上げない、テーブルに乗せてしまっても、急激に冷やすといった温度の急変 ことはしないということを守るようにしましょう。

3. 自力でガラステーブルに入ってしまったヒビを修復する手順

ガラステーブルを補修する方法は接着剤・テープがおすすめ

ガラスの側面をコーキングしている写真

ガラステーブルを補修する方法は2つあります。

①接着剤
②テープ

いずれにせよ放置することでガラステーブルの耐久性が大きく低下してしまうため、早めに補修することが大切です。

1つ目の方法がガラス用の接着剤で補修する方法です。補修する手順は、まずガラス用の接着剤をヒビに沿って塗布します。その次にはコンパウンドで磨き仕上げをします。これでガラスの補修は完了です。ガラスの耐久性がある程度復活し、補修跡も目立たなくなるためおすすめです。

2つ目の方法がテープで補修する方法です。手順もシンプルで、ガラステーブルのひび割れにそってテープを貼っていくだけです。日が当たりやすい場所であれば、布テープの方が剥がれにくくおすすめです。補修跡が目立つため見栄えは悪いですが、貼らないよりは確実に耐久性が向上します。

ただし、いずれの補修方法も応急処置に過ぎません。小さなキズ程度であれば補修で見栄えを整えることはできますが、補修した後でもひび割れが大きくなったら全損してしまう可能性もあります。大きな欠けがある場合は、応急処置だけ施しておき、ガラス業者に交換を依頼するか、処分を検討しましょう。

4. ガラステーブルにヒビが入ってしまった時の注意点は?

ガラステーブルにヒビが入った場合は、早めに補修し交換を!

並べられたガラスの破片の写真

注意するべきことにはどんなことがあるでしょうか。それは、できるだけ早めに補修し交換することです。

「でもヒビが入ったくらいでは、注意したらまだ使えるんじゃないか」そう言いたくなる気持ちはわかります。小さなキズや小さなヒビであればまだよいのですが、大きなヒビはガラスの耐久性が大幅に下がっているため、ヒビが広がる恐れがあり、最悪の場合ガシャンとガラスが全損してしまうことも。全損してしまえば怪我してしまう恐れもあるため、無理しないで交換する方が無難です。

安全に使うのであれば、ヒビが入ったガラステーブルはできるだけ早めに交換しましょう。テーブルごと買い換えるのも選択肢ですが、ヒビの入ったガラスだけを交換する方法もあります。ガラステーブルは商品の形状によっては自分で交換できるものも。交換するときには割ってしまわなう危険があるため慎重に作業してください。

ただし自分でガラス交換することが難しいものもあるので注意してください。せっかく買ったガラス板を交換できないとなったら、もったいないことになってしまいます。そのような場合には、ガラス専門の業者に依頼しましょう。交換するガラスは厚みや種類によって値段が大きく変わるため、しっかりと見積もりを取ることが大切です。

5. ヒビが入ったガラステーブル修理。業者に依頼する場合の費用相場

ヒビが入ったガラステーブル修理の相場は?リペアと交換のどちらかで変わる!

工具箱の前に置かれたブタの貯金箱

修理の相場はいくらくらいなのか、気になる人も多いでしょう。その相場は修理で済むのか、交換しなければいけないのかで大きく相場が変わります。修理費用の相場は大体8,000円〜で大きさによって異なります。ただし修理で対応できるのはある程度小さいものに限られます。

ガラステーブルを修理で対応できる場合は、ヒビの深さが3mm以内、直径で15mm以内のものであれば、修理できる可能性が高いです。これより深いヒビであれば、耐久性の保証が難しくなるため、補修不可能であると考えてよいでしょう。その場合には交換を検討してください。

何れにせよ交換よりは費用を大幅に抑えることができます。ガラスを交換する場合の相場は、ガラスの種類や厚み、加工の必要があるかどうかによって大きく値段が変わりますが、およそ20,000円〜だと考えるのがよいでしょう。ガラスの交換はガラスの材料費だけではなく、施工費や廃材処分の費用などがかかります。

また色やデザインに凝ったガラスを使う場合はさらに費用がかかります。ただせっかく変えるならデザインも一緒に変える方が気分も変わってよいかもしれません。ガラス交換は、補修と比べると割高感があると感じる人もいるでしょう。ですが、何もせず放置して全損させてしまうとかなり大変なことになってしまいますので、適切な対処をすることが大切です。

6. まとめ

ガラステーブルのヒビは早めの補修と修理が大切!

ガラスのテーブルで会話をしている絵

今回はガラステーブルにヒビが入る原因や事例、入った場合の補修方法や注意点、業者に依頼する場合の相場について詳しく見ていきました。

一度ヒビが入ったガラステーブルは大きく耐久性が下がってしまいます。ガラステーブルは毎日使うものだからこそ、ヒビを放置することで全損してしまい思わぬ事故になってしまうことも。

そうなってしまう前に早めに補修やガラス交換をすることが大切です。

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