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DIYで玄関のドアを断熱リフォーム!効果的な方法を紹介

公開日:2023.11.20 更新日:2024.4.22
DIYで玄関のドアを断熱リフォーム!効果的な方法を紹介

これまで「玄関のドアから冷たい空気が入ってくる」「玄関のドアが熱い」といった経験はありませんか。

今回は、玄関のドアを断熱するためのDIYのやり方について解説します。

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1.断熱シートを玄関のドアに貼る

シートを貼るだけのお手軽なDIY

ロール状の断熱シートの写真

玄関のドアをDIYで断熱する方法はいくつかありますが、断熱シートを貼るだけのお手軽なやり方もあります。
断熱シートというのは、断熱効果があるシートのことです。窓用のものが多いですが、玄関用にも転用が可能です。

断熱シートは主に、ホームセンターなどで販売されています。最近はホームセンターだけではなく、通販サイトでも取り扱われています。
断熱シートを使用するメリットは、寸法に合わせて切り取って貼りつけるだけなので、非常に簡単だということです。もちろん、ハサミやカッターを使って断熱シートを切るので、ケガには注意してください。

また、断熱シートを玄関のドアに貼りつけているだけなので、取り外すときにも手間がかかりません。

デメリットとしては、薄いシートを一枚貼るだけなので、それほど大きな効果を期待することが出来ないという点です。

しかし、あまりコストはかかりませんので、まずは手軽に試してみるのも良いでしょう。

2.発泡スチロールを貼って断熱する

発泡スチロールには熱が伝わりにくい性質がある

発泡スチロールの写真

玄関ドアの断熱対策には、発泡スチロールを使ったDIYの方法もあります。
発泡スチロールの中には多くの空気が含まれており、熱が伝わりにくい性質があるので、その性質を断熱に活かします。

ある程度大きな発泡スチロールが必要ですが、ホームんセンターなどでは発泡スチロールが販売されています。使いやすい板状の発泡スチロールもありますし、店舗によっては玄関のドアと同じくらいの大きさのものを購入することが可能です。
もちろん、小さな発泡スチロールを組み合わせて玄関のドアに貼っても構いませんし、発泡スチロールが大きすぎてもカッターなどで容易に加工することが出来ます。

発泡スチロールを切ると小さな破片が飛び散るので、その点には注意が必要です。両面テープなどを使用し、発泡スチロールを玄関のドアに貼りましょう。

この方法のデメリットは、あまり見栄えが良くないという点です。発泡スチロールは基本的に色の種類が白しかなく、カラーを選ぶということが出来ません。

しかし、発泡スチロールは値段も安いので、玄関のドアの見栄えが気にならない人には適した方法だといえます。

3.隙間テープを貼る

テープを貼って隙間風の侵入を防ぐ

ロール状の隙間テープの写真

玄関ドアの断熱対策には、隙間テープを使ったDIYの方法もあります。

ドアが閉まっているとき、玄関のドア本体と枠の間には、なにも隙間がないように見えますが、、実はドア本体と枠の間にはわずかながら隙間が存在しており、そこから隙間風が入ってきてしまいます。隙間風は、夏は暑い外気を、冬は冷たい外気を室内に運び込みます。それが室内の空気を快適に保てない一因となっている場合があります。

このような隙間風を防ぎ、結果として断熱の効果が得られるのが隙間テープです。
また、隙間からの騒音や花粉・ほこりの侵入などを防いでくれる効果も期待することができます。

隙間テープには、以下のような種類があります。
・ウレタンスポンジタイプ
・シリコンタイプ
・モヘアタイプ
・防水タイプ

ホームセンターや通販サイトで販売されているので、ご自分の好みにあった隙間テープを選びましょう。

また、隙間テープはあくまでも玄関のドア本体と枠の間に設置するものなので、玄関のドアの見た目は大きく変わりません。隙間テープを使っても、玄関のドアの見栄えが気になることはないはずです。

価格も安いので、隙間風を防いで玄関のドアを断熱したいという方は気軽に試してみても良いでしょう。

4.土間に断熱材を敷く

断熱材を敷いて土間から熱が侵入するのを防ぐ

住宅の土間の写真

玄関のドア本体ではなく、土間部分にDIYを施して断熱をした方が良い場合もあります。

土間というのは、玄関で靴を脱いだり履いたりする部分のことで、ここから外部の熱気や冷気が室内に流れ込んできている可能性があります。

新しい住宅の場合は土間部分の下に断熱材が敷いてあり、熱気や冷気が外部から室内に伝わることを防いでくれます。しかし、古い住宅の場合は土間部分に断熱材が敷かれていない場合が少なくありません。

土間部分の断熱リフォームを行うにはしっかりとした工事が必要になり、ある程度予算も必要になってきます。DIYで土間の上に断熱材を敷くことを試してみてください。

断熱材を敷くと土間の見た目は大きく変わってしまいますが、断熱材の上にタイルカーペットなどを重ねることで見た目の違和感を小さくすることが出来ます。
濡れた靴を土間に置いたりすることもあるので、撥水性のあるタイルカーペットなどを選んだ方が良いでしょう。

5.玄関のドアの断熱は専門事業者に相談するのがおすすめ

信頼できる事業者に依頼して施工してもらうのが安心

玄関ドアの点検を行う事業者の写真

玄関のドアをDIYで断熱する方法をいくつか紹介していきました。
DIYだとあまり高い予算はかかりませんし、ある程度の効果も期待する事ができます。

しかし、あくまでもDIYによる断熱は「一時しのぎ」のようなものであり、ずっと効果が持続するわけではありません。
ご自身で材料を買ったり作業したりする必要もあるので、ある程度時間もかかってしまいます。

やはり、玄関のドアの断熱は専門事業者にリフォームを依頼するのがおすすめです。
玄関のドアから出入りする熱気・冷気はかなり多く、室内を適温に保つために、専門事業者に依頼して玄関のドアをリフォームする価値は十分にあると言えるでしょう。

工事に必要な期間については、どのような工法を選択するかによっても変わってきますが、1~5日ほどかかります。
既存の枠の上から新しいドアの枠を取りつける「カバー工法」というやり方なら、リフォームを1日で完了させることも可能です。

工事に必要な費用については、ドアの種類や工法によって変わりますが、新しいドア本体の価格も含めて20~73万円ほどかかります。
カバー工法を選べば、さらに安い価格でリフォームを依頼することも可能です。玄関のドアのリフォームにはお金もかかるので、しっかりと見積もりをとることが重要です。

また、玄関のドアの断熱リフォームの際には、国や自治体に申請できる補助金や助成金がある場合があります。
ただし補助金は事前に全体の予算が設定されており、 支給の可否は先着順や抽選などによって決定されることもあります。

補助金の使用を検討している場合は、あらかじめ内容をしっかりと確認したうえで申請するようにしましょう。
補助金の対象になるかどうかや、不明な点があれば一度プロの専門事業者に相談してみることをおすすめします。

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