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梅雨の季節は羽アリに要注意!発生する原因や具体的な対策について解説

公開日:2021.4.30 更新日:2024.4.15
梅雨の季節は羽アリに要注意!発生する原因や具体的な対策について解説

気温が上昇してくると現れるのが羽アリ。
特に梅雨の時期は羽アリにとっては快適な時期に当たるため、注意が必要です。
個人でもできる限りの対策をしておきましょう!

今回はそんな羽アリが梅雨に発生する理由や具体的な対策について解説します。

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1.梅雨に羽アリが現れる理由

羽アリには梅雨の時期に群飛する!

梅雨のイメージ写真

地中で生活をするシロアリの一部は、生殖時期を迎えると、羽アリとなり新しい巣を作るために地上へと飛び立ちます。
この時期はシロアリの種類によって異なりますが、ヤマトシロアリが4~5月、イエシロアリが6~7月、カンザイシロアリが6~9月といわれています。
また、カンザイシロアリは2月にも群飛記録があり、発生時期は幅広いですが、いずれも6~7月あたりの梅雨の時期にて多くの羽アリが群飛するとされています。
そのため、梅雨の時期にシロアリの羽アリをよく見かけるというわけです。

そんな羽アリを家の中や周辺に見かけたときは、「外からやってきた羽アリ」と「家の中から出てきた羽アリ」の2パターンが考えられます。

前者の場合ですと、まだ建物に被害はなく、自分で対処できる可能性が高いです。
ただし後者の場合は、建物にシロアリの巣があるということなので、すぐにでも業者に調査を依頼する必要があります。

次項以降で、シロアリの発生経路ごとの対処法について詳しく解説していきます。

また、羽アリにはシロアリの羽アリクロアリの羽アリが存在します。
その見分け方としては下記の記事を参考にしてみてください。

2.梅雨に発生した羽アリの対処法①外から来た羽アリの場合

自宅には羽アリに入られやすいところがたくさん!

掃除機を使用している写真

羽アリは小さい体であることから、ほんのわずかな隙間からでも侵入してきます。
玄関や網戸のちょっとした隙間は侵入口になっていることが多いです。
また、人の衣類や洗濯物に引っ付いてきて家の中に侵入してくるパターンも以外に多いため、注意が必要です。

その他、梅雨時期の夕方にかけて群飛するイエシロアリは、電灯や灯りに群がる特徴があり、お部屋の蛍光灯にも羽アリが寄ってきてしまう能性があります。
特に夜間は家からの光が目立ちやすい時間帯であるため、知らず知らずのうちに羽アリをご自宅に入れてしまう恐れがあります。

もし家の外からやってきた羽アリを目撃したら、自分で対処しましょう。
ご自宅にあるものやホームセンターで販売されているもので退治できます。

・掃除機で吸い取る
近くにいた羽アリを駆除する手っ取り早い方法が掃除機を使うこと。
吸引力によってほとんどの羽アリは死滅するので、使い方は掃除機をかけるだけ。

ただし、まれに吸い込まれた羽アリが生き残っている可能性があるので、捨てる際は最低でも1日置いてからが望ましいです。

・殺虫スプレー
飛んでいる羽アリを駆除するのに最も有効な方法です。
使い方はとても簡単であり、すぐ近くにいる羽アリに向けてスプレーするだけ。
商品よっては6m先まで届くものもあります。蛍光灯や床下換気口といったなかなか手が届きにくい箇所でも使うことができます。

ただし、自宅内ですと、羽アリが奥へと逃げていくことがあります。なので、なるべく屋外で使用されることをおすすめします。

・忌避スプレー
羽アリ避けとしてだけではなく、羽アリ駆除においてもその効果が期待できます。
忌避スプレーを自宅周辺に撒いておくことで羽アリを自宅内に近づけないようにすることができます。
そして自宅の外にいた羽アリを殺虫スプレーを使って退治していきましょう。

3.梅雨に発生した羽アリの対処法②家の中から来た羽アリの場合

家の中で大量の羽アリを見かけたら要注意!すぐに業者に連絡しよう

羽アリの殺虫剤を噴射している写真

羽アリは家の外からやってくるだけとは限りません。
すでに家の中にシロアリの巣がある場合は、地上と間違えて部屋の中に出てくることがあります。
羽アリが発生しやすい場所としては、シロアリの巣ができやすい玄関や浴室、トイレ、洗面所などです。

この場合、外からやってきたパターンとは比較にならないほどの大量の羽アリが一度に群飛するため、直感的にこれは家の中から羽アリが発生していると理解できるでしょう。

家の中から羽アリが発生した場合は、すぐに専門家に調査を依頼する必要があります。
シロアリは家の木材をエサにする害虫なので、自宅に巣がある=食害を受けていることになります。

大切なご自宅に長く安心して住み続けるためには、シロアリ被害の早期発見・早期対策がとても重要です。
シロアリ被害に気付いたら、できる限り早いうちに専門家に点検をしてもらい、被害状況を確認したうえで、対策を行うことをおすすめします。

4.梅雨に羽アリを侵入させないために

効果的な予防方法についてご紹介します

換気をしている住宅の絵

羽アリの対処方法をおさえておくことは大切ですが、被害を未然の防いだり、再発させたりしないために予防策を覚えておくことも肝心。
定期的に予防しておくことで、梅雨に入ってからも羽アリに悩まされずに済みます。梅雨の羽アリの効果的な予防方法は以下の通りです。

・羽アリが好まない環境をつくる
羽アリを寄せ付けないようにするには、シロアリがあまり住みたくない環境を整えることが肝心。
湿度が高い場所ではきちんと換気を行っておきます。

また、自宅の庭などに木材や木くずといったものを置いていると、羽アリを呼び寄せてしまいます。
こうしたものはすぐに処分しておきましょう。

・光を漏らさないようにする
羽アリは中から漏れる蛍光灯の光によってご自宅へやってくることがあります。
換気をしておく際には、できるだけカーテンを閉めておいたほうがいいでしょう。

また、窓を開ける場合は、羽アリに侵入されないように網戸をしておく必要があります。

・業者に点検してもらう
梅雨の時期になるとご自身でも気づかない間に羽アリに入られていることがあります。
ですので、ご自宅周辺は定期的に点検しておきましょう。
通気口や点検口といった箇所はもちろん、ほんの小さな隙間も調べておきます。

侵入経路の特定は素人ですと見逃しやすいため、なるべく専門業者に依頼されるのが望ましいです。

5.梅雨の羽アリ対策は業者にお任せ!

業者の選び方について解説します!

シロアリ対策事業者の絵

梅雨の時期は羽アリが大量発生しやすい時期であり、一度侵入されると退治に苦慮することも多いです。

そんな時に役立つのが羽アリ駆除の専門業者。面倒な駆除作業や弁場の定期点検などをしっかりとやってくれます。
ここでは優良業者と呼ばれる業者の選び方をご紹介します。

・実績が豊富である
業者選びで一番重視しておきたいのが作業実績。多くの業者のホームページには羽アリをはじめ、害虫駆除の事例が紹介されています。

・業者の評判を確認する
優良業者であるところは、依頼された方から高い評価を受けています。業者のホームページや口コミサイトなどで確認しておくといいでしょう。

・スタッフの対応丁寧
実際に来てもらったスタッフの対応も注目すべきポイント。顧客や現場近隣の人たちへきちんとした対応ができる業者であれば、安全かつ確実に駆除してもらえます。

・アフターサービスが充実している
多くの業者では作業後に被害が再発した場合の無料駆除など、さまざまなアフターサービスを行っています。各業者によってサービス内容や保証期間は異なります。

・割引キャンペーンを行っている
業者の中には期間限定の割引キャンペーンを実施しているところもあります。
お住まいの地域でこうしたキャンペーンのある業者がないか確認してみましょう。

番外編:梅雨に羽アリに狙われやすい家の特徴とは?

特に注意すべき家の条件

住宅のイメージ写真

羽アリに狙われやすい自宅の条件をご紹介します。
当てはまる場合は特に羽アリ対策に力を入れることをおすすめします。

・水で湿っている場所
前述の通り、羽アリは湿気の多い場所を好みます。そのため、雨漏りしている場所や水が濡れている場所などは、羽アリにとっては絶好の住処となります。
湿気を多く含んだ木材や大雨や洪水が発生した際に床下浸水した場所は、羽アリを寄せ付けることにつながるため、雨漏りをしたり、床下浸水に見舞われたりした際には、すぐにでも補修工事を行うことが必要です。

また、扇風機やサーキュレーターを稼働させる、湿剤を撒いておくなどして、こまめに湿度を下げておくことも大切です。

・木が生い茂る場所
もともとシロアリは森林地帯に生息している生き物です。そのため、農村部や公園の近くなど木が生い茂っている場所近くに住宅があれば、羽アリが侵入してくる可能性があります。
どんなに新築の物件でも侵入される可能性があるので、梅雨の羽アリ対策はきちんと行うことが大切です。

・取り壊しがあった場所の近く
もしご近所で建物の取り壊しが行われた際も注意しなければなりません。
取り壊しがあると、そこにいた羽アリの集団が新たな住処を求めてご自宅にやって来ることがあります。

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