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パラボラアンテナの台風対策とは?倒れた場合の対処法や予防法について

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.16
パラボラアンテナの台風対策とは?倒れた場合の対処法や予防法について

自宅で地上デジタル放送を視聴するために欠かすことのできないアイテムである、パラボラアンテナ。
屋外に設置されていることが多いパラボラアンテナは、台風が接近するとその影響を受けやすく、強風で倒れてしまうことがあります。

今回は、強風を受けた際の対処法や、事前にやるべきパラボラアンテナの台風対策について解説します。

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1.台風でパラボラアンテナが倒れる原因

どうして台風の影響を受けやすいのか

屋根に設置されたアンテナの写真

パラボラアンテナの台風対策を行うにあたって必要なことは、まず倒れる要因を確認することです。
パラボラアンテナが台風によって倒される原因は次の通り。

・高い場所に配置している
基本的にパラボラアンテナは屋根の上など高い場所に設置されています。
理由としてはアナログ放送が行なわれていた時期まではノイズの影響が大きく、うまく受信できるようにできるだけ高い場所に配置する必要があったためです。

デジタル放送へ完全に移行した現在でも屋根の上にアンテナが設置されている家庭は多く、強風で倒れやすくなっています。

・屋根が劣化している
アンテナを支えている屋根が劣化している時は、台風の影響を受けやすいです。
屋根を構成する部材は経年劣化がしやすく、それによってアンテナ本体も不安定になります。
さらに屋根材によっては太陽からの紫外線や雨風によって劣化が早まります。
補修をしていない状態ですと、少しでも風に煽られただけでテレビアンテナを含めて倒れてしまう恐れがあります。

・アンテナ部品の不具合
パラボラアンテナには強風の影響を受けないように、工事の段階で金具を使って補強しています。
しかし補強している金具は経年劣化による不具合から外れてしまうことも。
これによってアンテナ本体も台風で損害を被ることがあります。

2.パラボラアンテナが台風の影響を受けるとどうなる?

テレビが視聴しにくくなる

テレビのリモコンを操作している写真

台風によってもたらされるパラボラアンテナへの被害に対する対策は大切です。
アンテナの保護をしっかりしておかなければ、次のような影響を受けることになります。

・テレビが映りにくくなる
台風によるパラボラアンテナへの被害として大きいのがテレビ受信への影響。台風が接近している間は電波強度に支障をきたしやすくなっており、テレビが映りにくくなります。
なお電波への影響に関してはデジタル放送よりも、衛星放送に多く見られる傾向があります。

・アンテナの向きが変わる
強い風にあおられると、テレビアンテナは本来とは違う向きに変わってしまうことがあります。
もし台風が通過した後になってもテレビの映りが悪いと感じられたら、アンテナの向きが変わってしまっている可能性があります。


・パラボラアンテナが落下してくる
パラボラアンテナを支えている金具や屋根材が劣化している時、強風に煽られて落下してしまうおそれがあります。
自宅周辺はもちろん、近隣に住んでいる方や公道を通行されている方に被害を与える可能性があり、その場合は損害賠償に発展することも…。
基本的に自然災害による影響で損害賠償が発生することはありませんが、テレビアンテナを設置している人に不注意があった場合は、損害賠償請求につながります。

3.パラボラアンテナが台風の影響を受けた際にやるべきこと

まずはアンテナの確認から

アンテナが設置された住宅の写真

パラボラアンテナの台風による被害を確認する場合は、まず台風が過ぎ去ってから行うようにしましょう。
すぐにでもテレビが見られるようにしたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、安全のためにまずは台風が過ぎ去るのを待ってください。

台風通過後は、まずパラボラアンテナの状態を確認しましょう。
たとえテレビ放送の受信状況に問題がなかったとしても、強風に煽られてアンテナの向きが変わっていたり、アンテナを支えている金具が外れていたりすることがあります。

この時、アンテナの修理のために屋外での作業を行われる場合は要注意です。屋外での高所の作業は危険が多く、高所作業に慣れたプロでないと難しいです。
また、屋根の上は大雨が降った後であることから、滑りやすくなっています。
こうしたことから、アンテナの修理に関しては業者に頼んでおいた方がいいでしょう。

この他、台風以外の要因でもテレビ移りが悪くなることもあります。
もしテレビ画面にエラーコードが表示されているようでしたら、アンテナ端子を調べてください。アンテナ端子が抜けていたり、緩んでいたりしたら、しっかり差しておきましょう。
もし以上の対処法でも受信状況が改善されない場合は、テレビの中継局に原因がある可能性があります。

4.パラボラアンテナの台風対策

具体的な対策方法をご紹介

壁に設置されたアンテナの写真

台風によるテレビアンテナへの影響を少なくするためにきちんとした対策を講じる必要があります。
以下にご紹介する対策をやっておくことで、台風が接近している時であっても快適にテレビ放送を視聴できるようになるでしょう。

・台風にあおられにくいアンテナに変えてみる
屋外に設置しなければならない場合は、台風による影響を被りにくいアンテナに変えるのが一番です。
特にボックスアンテナ(平面アンテナ)が強風の影響を受けにくい設計がされているのでおすすめです。

また、平面アンテナもそのデザインから、強風による電波強度への影響が受けにくくなっています。

・設置する場所を変えてみる
もし強風による影響を受けやすい場所にテレビアンテナを設置されているのであれば、なるべく風を受けにくい場所に移動させるといいでしょう。
電波強度に支障がなければ壁面に設置しておくこともできます。 パラボラアンテナ用に壁面取り付け金具が市販されているので、それを利用することで簡単に取り付けができます。

この他、屋外だけではなく、屋内にも設置しておくことも可能です。
最近では室内用のパラボラアンテナが登場しているので、室内の電波強度に問題がないようであればそちらも検討してみてはいかがでしょうか。

5.パラボラアンテナの台風対策は業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

パラボラアンテナの設置事業者の絵

パラボラアンテナの台風対策および修理を行う場合は、なるべく専門業者に依頼することが望ましいです。
専門業者のメリットとしては次の通り。

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに駆けつけてくれるので、とても簡単にパラボラアンテナの台風対策が叶います。

・業者の評判を確認できる
最近では業者のホームページや、口コミサイトなどで実際にその業者に依頼された方の感想を閲覧することができます。
気になる業者があれば、まずはそこの評判についてチェックさせることをおすすめします。

・無料見積もりに対応している
専門業者のいいところは作業前に無料見積もりを行ってくれること。相場を知ることはとても重要であり、同じ作業でも業者によって数万円も費用が違うこともあります。
お住まいのエリアにある業者を最低3社以上から見積もりをとっておくと地域で一番安い業者を見つけることができます。

・アフターサービスが付いている
ほとんどの専門業者には作業後の事後点検や万が一不具合があった場合の無償対応など、さまざまなアフターサービスを実施しています。
サービスの内容や保証期間は業者で異なるので、事前に確認されることをおすすめします。

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