本文へ移動

4K放送を見るには?必要なアンテナやそのほかの設備、工事費について解説

公開日:2022.11.11 更新日:2024.4.17
4K放送を見るには?必要なアンテナやそのほかの設備、工事費について解説

約829万画素という画素数を誇る4K放送はあらゆる映像を鮮明に映し出してくれます。
そんな4k放送を視聴するにあたっては専用のアンテナなど設置を整えておかなければなりません。

今回は4K放送を見るのに必要となるアンテナやその他の設備についてご紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

アンテナ110番

1.4K放送を見るには何が必要?

4K対応アンテナが必須

4K放送専用のアンテナとテレビの絵

4K放送を見るにはそれに対応しているアンテナを用意しなくてはなりません。
マンションやアパートですとBSアンテナや110度CSアンテナが設置されていることがありますが、それらは4K放送に非対応となっています。

専用のアンテナが必要な理由は周波数が関係しています。
4K放送では従来よりも鮮明な映像を映すことから情報量が多く、その分高い周波数に対応したアンテナが必要となります。

BSアンテナが対応している周波数は1,032~1,489MHz、110度CSアンテナの場合は1,595~2,071MHzとなります。

対して4K対応アンテナは2,224~3,224MHzの周波数にまで対応しています。
周波数の幅が広い分、専用のアンテナであればさまざまな放送を視聴することができます。

こうしたことから、4K放送を見る場合はすでにアンテナを設置されているご家庭でも専用アンテナに切り替える必要があります。

ただし以下のBS4K放送に関しては既存のBS/CSアンテナでも視聴することは可能です。
・NHK(4K)
・BS朝日(4K)
・BSテレ東(4K)
・BS日テレ(4K)
・BSTBS(4K)
・BSフジ(4K)

上記以外の無料ないしは有料放送を視聴したい場合は4K対応アンテナに交換しておきましょう。

また、現在では4Kアンテナでしか視聴することのできないチャンネルは13種類ですが、今後増えていくことが予想されます。

もし現在アンテナの取り替えを検討されているのであれば、4K放送対応アンテナへの交換をおすすめします。

2.アンテナ以外に4K放送を見るには何が必要?

そのほかに必要な設備

4K放送のイメージ絵

上記の専用アンテナの他にも4k放送を見るには欠かせないものがあります。
必要となるものは次の通りです。

①4Kテレビ
4K放送の視聴が可能なテレビとしては「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」の2種類があります。
4Kテレビは、4Kチューナーが搭載されているタイプのテレビになります。
4K対応テレビは、チューナー非搭載のタイプで、4K放送の映像を視聴するためにはチューナーの購入が必要となります。

さらに4Kテレビは約800万画素と画素数にも優れていて、従来のフルハイビジョンテレビのおよそ4倍です。

②4Kチューナー
4K対応テレビで4K放送を視聴するために必要なものです。
チューナーにはさまざまな種類があり、番組を録画できるものや、インターネットで動画コンテンツが楽しめるものもあります。

このように基本的にはテレビ、チューナー、アンテナがあれば4K放送が見られます。
ただし、家庭環境によっては以下のアイテムも必要になる場合があります。

・ブースター
自宅に届く電波が弱い時、それを補強するのに役立つアイテムです。
ブースターにはさまざまな種類がありますが、4K放送に対応しているものを購入しましょう。

・分配器
4Kアンテナで受信した電波を等しく分けるために使います。

・分波器
地上デジタル放送用の電波と、衛星放送用の電波に分けるアイテムです。

・分岐器
電波を小分けしたい場合に使用します。

3.アンテナ工事は業者に依頼するのがおすすめ

専門業者をおすすめする理由

アンテナ工事を行う事業者の写真

4K放送を見るにはアンテナ工事が必要となります。
ただ屋外の作業になりますと、アンテナの設置作業には危険が伴います。そのため、なるべくアンテナ工事業者に任せるのが望ましいです。

専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
プロの作業員は経験豊富であるため、高所での作業や難しいアンテナの角度調整などもしっかり行います。
また、こちらの些細な疑問にも答えてもらえます。

・迅速に対応してくれる
業者によっては24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあり、いつでも気軽に依頼できるようになりました。
自宅から近い業者では30分~1時間ほどで駆けつけてくれます。

アンテナは毎日使用するものなので、連絡してすぐに駆けつけてくれるのはありがたいです。

・キャッシュレス決済も受け付けてくれる
最近ではクレジットカード決済やQRコード決済にも対応してくれる業者が多いです。

・作業後のアフターサービスを利用できる
多くの専門業者では作業が終わってからもアフターサービスを受け付けています。しばらくしてから発覚した不具合の対応など、さまざまなサービスがあります。
アフターサービスの保証期間は業者ごとに異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

4.アンテナ工事の流れ

アンテナ工事の手順

屋根にアンテナを取り付ける事業者の写真

4K対応アンテナで放送を見るには、工事の流れについても知っておく必要があります。
アンテナ設置までの流れは以下のようになります。

①設置したい4Kアンテナの種類を決めておく
4Kアンテナには従来の屋外用のものだけではなく、外壁や屋内に設置できるタイプもあります。
自宅周辺の環境を考えて、どのアンテナがいいか決めておきましょう。

②業者に見積もりを依頼する
設置したいアンテナが決まったら、アンテナ工事業者に連絡して見積もりを依頼します。
見積もりは正確な費用を知るために必要ですので、必ず確認しておくようにしましょう。

複数の業者から見積もりを取っておくと費用を比較でき、最もお得な業者を選ぶことができます。

③現地調査をしてもらう
見積もりの依頼後、現地調査をしてもらう日程を決めます。なるべく余裕のあるスケジュールで調整しておきましょう。
自宅の環境によっては電波調査日と実際の工事日が分けられることもあります。

⑤契約を結ぶ
現地調査で終了し、見積もりの内容に同意したら契約します。

⑥アンテナ工事をしてもらう
業者による4Kアンテナの設置工事は3時間半から4時間程度で終わります。

作業後には受信状況の確認も行います。

⑦料金を支払う
作業内容や保証内容を確認した上で料金を支払います。こてにて作業は完了です。

5.アンテナ工事にかかる費用

具体的な費用相場について

費用相場のイメージ写真

業者に4K放送対応アンテナを設置してもらうとそれなりのお金がかかります。

アンテナ工事にかかる費用の相場は次の通りです。

4Kアンテナの設置作業:30,000~33,000円
周辺機器の設置作業:15,000~20,000円

ただし上記の費用は目安であり、自宅周辺の環境によっては金額が上下することがあります。
また、作業スタッフの出張費用も別途加算されます。

このように4Kアンテナの設置にはある程度費用がかかりますが、それを安くする方法があります。

一つは割引キャンペーンを実施している業者を調べること。
オンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定の割引キャンペーンなど、業者によっては割引キャンペーンを使うことで費用が安くなります。
自宅近くにこうしたキャンペーンを実施している業者があるか調べてみましょう。

もう一つは助成金制度を活用すること。
4Kアンテナの設置工事の補助金は登録業者を通じて受け取ることができます。申請が受領されると工事費用の約1/3が戻ってきます。

助成金の申請にあたっては以下の条件を満たしている必要があります。
・2017年(H29)5月11日以前のBS/CSアンテナが設置されている
・2018年6月8日以降に4K対応アンテナに取り替る
・個人の住宅または民間の集合住宅

申請する際は登録業者に連絡しておきましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

アンテナ110番

BS・CSアンテナの設置・取付工事の新着記事

おすすめ記事