「車に乗っているときの紫外線が気になる」「冬は車のガラスからの冷気で寒い」「車内を外から覗かれたくない」
など、このようなお悩みのある方は、車のガラスにフィルムを貼ることをおすすめします。
この記事では、車のフロントガラスのフィルムについて詳しくご紹介します。
まず紹介するのはUVカットフィルムです。
UVカットと言っても紫外線だけでなく赤外線も大幅にカットしてくれる商品が殆どとなっています。これにより運転中の日焼けを防止するだけでなく、シートやダッシュボードが劣化するのを防いでくれます。
内装が色あせていると売却の時にマイナス査定になりますからそういった面でもありがたいですね。
エアコンの効きを良くしたい方、燃費を向上させたい方に打って付けなのが断熱フィルムです。車のガラスの中でも一番面積が大きいフロントガラスに貼っておくことで省エネ効果が期待できます。
万が一の事故やアクシデントに備えたい方には飛散防止フィルムをお勧めします。車のガラスは破片が飛び散らないように強化ガラスが使用されているのですが、それでも塊が飛んでこないとは限りません。このフィルムを貼っておくとさらに安心です。
外から覗かれたくないという方は、プライバシーフィルムをご利用下さい。このフィルムを貼っておくと光が反射して車内が見えづらくなります。
ただフィルムを貼るうえで注意して頂きたいのがガラスとの相性です。例えば車検OKを謳っているフィルムでもUVガラスの上から貼ると車検をパスできないものもあります。特に近年では色々な特殊ガラスが標準装備されていますので注意が必要です。
せっかくドライブを楽しんだのに、腕を見ると日焼けしていたという事は結構ありますね。またマイカーを手に入れたもののガソリン代が急騰して維持するのにお金がかかる事もあります。
こういった問題が発生した時に役に立つのがフィルムです。紫外線カットや断熱性能向上の為だけにフロントガラスを交換すると、それだけで10万円以上必要になります。その点フィルムでしたら比較的安価で貼ることが出来るのでお得に問題解決できます。
自分で貼ることが出来るのもフィルムのメリットですね。一応フロントガラスの交換も自分で出来なくもないのですが、失敗すると大変なことになります。フィルムの場合は仮に失敗しても車に乗れなくなることはありませんし、見た目さえ気にしなければ比較的簡単です。
種類を自分で選べる点もフィルムのメリットです。法律で定められている範囲内であれば多様な明るさのフィルムを貼ることが出来ます。
愛車をお洒落に演出したい方にもガラスフィルムはぴったり。高級車のフロントガラスは若干スモークがかかっていて素敵ですよね。フィルムを貼ることにより一般車でもあの雰囲気を再現することが出来ます。剥がすことも簡単ですので売却する際は純正にお戻し下さい。
この作業は2人で行うことで失敗のリスクを少なくすることが出来ます。
必要になる道具は中性洗剤を入れた石鹸水、タオル、ビニール、ヘラです。
まずはフロントガラスの内側をビニールとタオルでしっかりと養生して下さい。そうでないと車内が水浸しになってしまいます。
次に石鹸水を使用してフロントガラスの内側と外側を掃除しましょう。購入したフィルムをフロントガラスの外側にあてて1～2㎝大きめにカットします。
フロントガラスの内側を石鹸水でしっかりと濡らしフィルムを軽く貼ります。台紙からフィルムを剥がす際もたっぷりと石鹸水を吹き付けて下さい。その後ガラスとフィルムの間に出来た気泡をヘラを使用して取り除きましょう。
この時のポイントは放射状にヘラを押し付けるのではなく、中央からまっすぐ外に押し出す事です。また、いきなり強い力で押せばフィルムがシワになりますので、ゆっくりと繰り返し行いましょう。フィルムが乾けば完成なのですが、万が一シワが残ってしまった場合は、ドライヤーで緩めて再度伸ばすことが出来ます(フィルムの種類によります)。
ここまで手順を紹介してきましたが、初めての方はほぼ確実に失敗します。そのため面積が小さく歪曲が少ない後部座席の窓ガラスなどで練習したのちフロントガラスに貼ることをお勧めします。
ケース別に紹介していきますので依頼する際の参考にして下さい。
国産のSSサイズの場合は27,900円となります。輸入車のSSサイズでしたら31,100円です。Sサイズの国産車は31,100円、輸入車は34,600円です。Mサイズになると国産車は34,500円、輸入車は38,500円となります。国産のLサイズは39,700円、輸入車は44,200円でさらに大きいLLサイズになると国産は43,700円、輸入車でしたら48,600円です。
サイズが分からない方の為に大きさ別に代表的な車種を紹介します。
SSサイズの代表的な車はミライースやモコなどです。Sサイズはヴィッツやデミオくらい、Mサイズはフィットやランサーくらいの大きさの車です。LサイズやLLサイズはいわゆる大型車と言われる分類で代表的な車種はLサイズはクラウン、LLサイズはハイエースやエルグランドです。
今回お知らせした料金の中で、使用されているフィルムは、紫外線・赤外線カット＋遮熱・断熱効果がある高級モデルです。フィルムをランクダウンすればもう少しお安い金額で施工できます。
業者に依頼する際に気を付けて頂きたいのは、使用するフィルムの種類は必ず確認するという事です。金額だけを比較して業者選びをすると粗悪品を使用される恐れがあります。
ここまで紹介した情報のまとめと大切なポイントをおさらいします。
まず車のフロントガラスに貼るフィルムの種類は目的に合った物を選択しましょう。そして必ず守らなければならないのが透過率70%以上です。
それを謳っているフィルムでも現在のガラスとの相性により車検をパスできないことも。慣れると自分で貼ることが出来ますが、不安な方は専門業者に依頼しましょう。
今回紹介した情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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