【曇り止め・水垢対策など】鏡のコーティングを行うメリットや手順をご紹介します!
公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.2
鏡はコーティングすることで、汚れが付きにくくなったり、お風呂場や洗面台などで使用しているものは曇り止めの効果があったりします。
また、鏡の種類によっては最初からコーティングが施工されている物もあります。
ここでは、鏡のコーティングの用途や効果、かかる費用などについて詳しく紹介したいと思います。
鏡はコーティングすることで、汚れが付きにくくなったり、お風呂場や洗面台などで使用しているものは曇り止めの効果があったりします。
また、鏡の種類によっては最初からコーティングが施工されている物もあります。
ここでは、鏡のコーティングの用途や効果、かかる費用などについて詳しく紹介したいと思います。
鏡のコーティングは主に汚れの付着防止、お風呂場や洗面台などの水場での曇り防止のために行われます。
他にも自動車のサイドミラーなどは雨が付着して視界が悪くなるのを防ぐために、安全上コーティングするという用途もあります。
このように、鏡のコーティングには様々な用途がありますが、一番多いのは汚れの付着防止ではないかと思います。
特に洗面台やお風呂場のような水回りの鏡には、水滴が飛んだ跡の水垢、石鹸や皮脂などの汚れが付着していき、時間の経過とともに取れなくなっていきます。
汚れの中でも一番問題なのは水滴が付着したものが乾いた後に残るウロコ状の水垢ではないでしょうか?
ウロコ状の水垢は主に水道水が蒸発する際に、そこに含まれる成分が残ってしまい、それを繰り返すことで何層もの汚れが固着して固まったものです。ウロコ状の水垢は簡単な方法では除去できません。
汚れの付着防止のためのコーティングの種類には、水をはじいて玉のようにする「撥水性」と、水をはじかずに薄い水の膜を作ってガラス表面になじませる「親水性」と言われるコーティングがあります。浴室や洗面台など、主に水垢付着を防止する用途では親水性のコーティングを施工します。
撥水性のコーティングは、一見視界の確保の面では良いのですが、水を玉状に弾いてしまうので、水分が蒸発した跡が残りやすくなります。
コーティングする鏡の用途によってもメリットは様々ですが、鏡のコーティングが必要な場面で一番多いのは汚れ防止です。中でも、お風呂場などの水場の近くにある鏡ではウロコ状の水垢付着防止や、お掃除が楽になるというメリットが生まれます。
特に浴室内にある鏡は、毎日水にさらされている環境ですので、どうしても鏡面に水垢が付着してしまいます。長い年月が経過したうろこ状の水垢などは簡単には取ることが出来ません。研磨効果の高い溶剤などで鏡面をごしごしこすってしまうと、最悪の場合に鏡が白濁して曇ったようになってしまう恐れもあります。
このようにならないためにも、浴室の鏡にコーティングをしておいて、水垢が付着しづらくするという大きなメリットがあります。
汚れや水垢防止のためのコーティングをする以外には、自動車のサイドミラーにおいて視界確保のために鏡のコーティングは欠かせません。雨天走行時は、サイドミラーに付着する雨が視界を妨げて危険だったり、運転しにくかったりする経験をした方もいらっしゃるかと思います。
このような時にサイドミラーにコーティングを施すことで、鏡が見やすくなるので、安全確保のために大きなメリットがあるといえます。
まずは、鏡のコーティングを自分で施工してみようという場合ですが、曇り止めや水垢の付着防止などの用途での鏡のコーティング剤は市販品でたくさんの種類があり、お値段も1,000円位からと手ごろな価格で揃っています。
コーティングを自分で施工するのに大切なことは、コーティング剤を塗布する前に、鏡に付着している汚れをしっかり除去するという事です。
特に浴室の鏡などは汚れがひどく、長年の間にこびりついた水垢は簡単には落ちません。この水垢落としですが、クエン酸やお酢などを使うと汚れが取れやすくなります。
本当に頑固な汚れの場合は重曹などを使うと良いでしょう。あまりごしごしこすると逆に鏡に傷が入ってしまう場合もありますので、すこしづつ様子を見ながら汚れを取るようにします。
鏡のコーティングの場合、このついてしまった汚れの除去に手間がかかります。新品に近い鏡や、汚れがまだ殆ど付着していない鏡の場合は良いのですが、水垢などがこびりついてしまった鏡を傷をつけずにもとの状態にすることは難しい場合があります。
このような時にはプロの業者に依頼しましょう。業者に鏡のコーティングを依頼する場合は、浴室やお部屋のクリーニングなどのオプションサービスとして施工可能な場合が多いようです。
自分で鏡のコーティングをするのは大変だから業者に依頼しようとなった場合、いったいどれくらいの費用が掛かるのでしょうか?
基本的に鏡のコーティングを単品で行っている業者は無く(依頼すれば施工してくれると思いますが、出張料金などがかかります)ルームクリーニングをする際のメニューの中に入れるとか、浴室全体の掃除をプロの業者に依頼した際にオプションサービスとして浴室の鏡のコーティングを依頼するという方法があります。
費用の相場は多少の上下はありますが、上記オプションとして施工した場合、1枚当たりだいたい2,000円~5,000円の費用で施工してくれるようです。
ルームクリーニングの業者を探して、鏡のコーティングを施工するメニューがあるのか?施工する際にはどのくらいの金額で施工してくれるのか?確認してみるのが良いかと思います。
ルームクリーニングの業者に浴室掃除を依頼した場合13,000円~20,000円位の費用が掛かるのが相場のようです。それに鏡の掃除、コーティングのオプション料金が載ってきます。
他にはお部屋全体のルームクリーニングで2,3か所のメニューを任意で選ぶことが出来るタイプの業者ですと、25,000円~の相場で施工してくれるようです。
ルームクリーニングの料金は業者によって料金体系が違いますので、気になる業者があったら個別に連絡をとって直接聞いてみるのが良いでしょう。
鏡のコーティングにはいろいろな用途がありますが、中でも浴室などの鏡のウロコ状の水垢が付着するのを予防する際に非常に効果があります。
市販品でもたくさんの種類が手ごろな価格で販売されています。コーティング前の汚れ落としが意外と大変なので、汚れがこびりついて取れない場合業者に施工を依頼するのも良いと思います。
業者によって鏡のコーティングの値段や施工範囲が違いますので、直接連絡をして確認しましょう。