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車の鍵交換を行うなら?手順や注意点をご紹介

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.1
車の鍵交換を行うなら?手順や注意点をご紹介

車の鍵を交換する際に必要な費用は専門業者によって異なりますし、取り替える鍵の種類によっては注意が必要なものが存在します。

この記事では、車の鍵交換を行う時の業者の選定方法や手順、注意点などを分かりやすく解説します。
車の鍵が破損してしまうケースや自分で交換する際の手順、交換費用の相場について実例を交えながら紹介していきますので参考にして頂ければ幸いです。
特にイモビライザー搭載車は交換後独自の手続きが必要になりますので注意しましょう。

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1. 車の鍵穴が破損原因とは?

車の鍵穴が破損する原因の多くは心無いイタズラ!車庫が無い方は要注意です

泥棒が車の鍵をピッキングしている絵

車の鍵穴が破損する原因は色々あるのですが中でも多いのが駐車中のいたずらによる被害です。

具体的な例としては鍵穴にガムを詰められたり瞬間接着剤を注入されたケースもあります。なかには木の枝が差し込まれていたケースも。鍵穴に異物を入れられることで破損し交換の原因になっています。

次いで鍵穴が破損する原因として多いのが盗難です。車の窃盗犯や車上荒らしなどは通常ガラスを割って車内に侵入するのですが、中にはピッキングを使う犯人もいます。専用工具を鍵穴に差し込んで開錠するのですがその際に鍵穴を破壊してしまう事があります。

これらの被害の多くは家に駐車中に起こります。いたずらや犯罪で車の鍵穴を壊されない為にもガレージの設置をお勧めします。

また車に不審な振動があれば録画を開始するレコーダーや防犯カメラの設置も有効です。

車の鍵穴が破損する原因はイタズラなどの犯罪以外にもあります。その原因とは凍結です。特に寒冷地にお住まいの方は注意して頂きたいのですが、朝晩の冷え込みで鍵穴が凍結することがあります。鍵はすんなり入るのですが回らない。そういった時は鍵穴の凍結を疑って下さい。そのまま強引に回そうとすると鍵が折れるばかりか鍵穴自体 が破損する恐れがあります。

2. 破損以外で鍵交換が必要になった方の事例紹介

破損以外でも車の鍵交換が必要になる事があります【スマートキーは特に注意】

ベルトに車のリモコンキーを付けている写真

破損以外で車の鍵交換が必要になる事例としてまず紹介するのが、鍵を紛失した場合です。

鍵を紛失してもスペアキーや新しい鍵を製作した場合は交換の必要が無いと思われている方が多いですが、その考えは大変危険です。

なぜなら紛失した鍵を悪用される可能性があるからです。鍵の拾い主が車を特定した場合は犯罪に発展する場合があります。そのため鍵を紛失した場合は早めに鍵穴自体を交換しましょう。

次に紹介する事例はスマートキーの場合です。スマートキーはポケットに入れている状態でも開錠でき車のエンジンをかけることが出来る大変便利なものです。

そのため誤って洗濯してしまう事例が報告されています。スマートキーは電子部品ですので水に濡れると壊れることがあります。

車のスマートキーにはサブの鍵が収納されていますが、不便ですので鍵交換をすることをお勧めします。

破損以外でも車の鍵交換が必要になった事例として最後に紹介するのが、鍵の摩耗による交換です。スマートキーやイモビライザーキーは電池の消耗はあっても摩耗することはありません。ですが従来のギザギザした鍵は繰り返し使用することで摩耗して鍵山が変化することがあります。鍵が回りにくくなった、空回りする、といった場合は摩耗が疑われますので鍵を交換しておきましょう。

3. 自分で車の鍵交換を行う手順

自分で車の鍵交換を行う手順を紹介しますがかなり高難易度の作業です

車の鍵を修理している写真

自分で車の鍵交換を行う手順をキー本体の交換とシリンダー交換で分けて説明していきます。どちらの作業も少し間違えると大惨事になる可能性がありますので全て自己責任でお願いします。

まずキーを交換する手順を説明します。長年の使用でキーが摩耗してドアが開かなくなった際の応急的な交換作業となります。用意するものは鍵、ライター、ペンチ、セロハンテープ、スチール缶、金切りばさみ、ヤスリです。

手順としては、まず車の鍵をライターで炙ります。鍵の表面に黒いすすがついたら炙るのを止め少し冷ましてセロハンテープに押し付けます。そのセロハンテープをスチール缶の底の部分に貼り付けてすすの形通りに金切りばさみで切りましょう。

元の鍵と合わせながらギザギザの部分をヤスリで削れば完成です。

前述した通りあくまでも応急交換作業になりますので、作成した鍵を使い続けることは絶対に止めましょう。

自分で車の鍵交換を行う手順で次に紹介するのが、シリンダーの交換手順です。必要アイテムは新しいシリンダー、ドライバー、六角レンチ、新しいボルトナットです。まず車のドアを開け内側についているネジを外すとパネルがとれます。シリンダーを固定しているボルトを外して新しいシリンダーを取り付ければ完成です。簡単に説明しましたがこの作業は非常に難解です。出来るだけ自分で行う事は避け専門業者に依頼しましょう。

4. 車の鍵を交換する際の注意点とは?

車の鍵を交換する際の注意点を詳しく解説します。費用が保険適用になる事も!

車の鍵を手で操作している写真

車の鍵を交換する際は様々な注意点があります。簡単に説明していきますので鍵交換のお役にたてれば幸いです。

車の鍵を交換する際の注意点として最初に紹介するのが交換に必要な費用についてです。

鍵の交換費用は状況によって自動車保険が適用できる場合があります。加入されている自動車保険のプランにもよりますが、車上荒らしやいたずらなどの犯罪に伴う鍵交換でしたら専門業者に依頼する前に保険会社に連絡してみましょう。ちなみに自分で鍵を閉じ込めてしまった場合や紛失した場合は保険は適用されません。

車の鍵交換の際の注意点として次に紹介するのが、イモビライザー搭載車の場合です。イモビライザー搭載車は鍵を交換した後に登録作業がありますので、作業時間が長くなる事があります。メーカーに依頼して時間がかかる場合は鍵の専門業者に依頼すると早くなることもありますよ。

車の鍵の交換は注意して行わないと高額請求や取り付け不備など様々なトラブルに発展することがあります。車は大切な財産の一部ですので、きちんとしたした専門業者に依頼して交換をしてもらうようにしましょう。また事前に複数社から見積もりを取ることで費用を抑えることも出来ます。車の鍵を交換する際は上記の点に注意しておくことで比較的トラブルを避けることが出来ます。

5. 鍵交換を業者に依頼する場合の相場

車の鍵交換を業者に依頼した時の相場は8,000円から15,000円です

車にかかる費用をイメージした絵

車の鍵交換の相場は鍵の種類、依頼する業者により変わってくるのですが、普通のギザギザした鍵の場合8,000円から15,000円が相場となっています。この金額はあくまでも車のドアの鍵を交換費用です。

実際にはこの金額にシリンダーセット(ドア、イグニッション、トランク)の金額15,000円から60,000円が加算されますので、車の鍵全体を交換する相場は23,000円から75,000円という事になります。

輸入車や高級車の場合でしてら鍵が特殊キーですので国産の大衆車と比べて20,000円前後高くなります。

またイモビライザー搭載車は鍵交換の費用の他に別途登録料金が必要になる場合があります。車の鍵交換の際は、相場を把握して少しでもお得に済ませるためにディーラーだけではなく複数の鍵交換業者から見積もりを取るようにしましょう。

車の鍵交換の相場を紹介しましたが、説明した費用以外にも業者やディーラーによっては交換期間の代車料金や出張料金、見積もり料金などの諸経費が発生することがあります。また車の鍵の種類によっては取り寄せが必要になり時間がかかる場合がありますので、まずは連絡して見積もりをお願いしてみましょう。

6. まとめ

車の鍵交換は費用が高額になる事もありますので注意して専門業者に依頼しましょう

車の横に立つ修理事業者の男性の絵

車の鍵交換の手順や注意点、相場などを紹介してきましたが、実際には車種や年式などで少しづつ相違点があります。

ですが、車というのは貴重な財産の一部ですので、鍵を無くしたり落とした際は必ず警察に届けたあと鍵交換をしておきましょう。

その時は先ほど紹介したことを参考にして頂いて少しでもお得かつ安全に車の鍵交換をして下さい。

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