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冬場の水道凍結を防ぐには水抜き(水落とし)がおすすめ!やり方をご紹介

公開日:2023.3.9 更新日:2024.4.16
冬場の水道凍結を防ぐには水抜き(水落とし)がおすすめ!やり方をご紹介

気温が低くなっていくと起こりやすいのが水道の凍結。
そんな厄介な水道凍結ですが、冬場に『水抜き(水落とし)』という方法をやっておくことで防止することができます。

今回は水道が凍結する原因や水抜き(水落とし)のやり方についてご紹介します。

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1.水道が凍結する原因とは?

環境に原因がある

霜ができている地面の写真

料理や洗濯など、日常生活におけるさまざまな仕事をこなすのに欠かせない水道も凍結してしまうことがあります。
水道の凍結には外気温の低下が関係しています。

一般的に気温がマイナス4℃を下回ると凍結が発生しやすいとされています。
また、マイナス1℃であったとしても日当たりが悪い場所になると日光による熱で凍結が解消されにくくなります。
冬場の気温が低下しやすい家の北側や風が強い場所にある水道管は凍結しやすいため要注意です。

この他、しばらく使用していない水道管は凍結しやすいです。

水道の凍結は生活において重大な問題です。トイレで水が流せないとなってしまえば、衛生面において悪影響を受けます。
さらに水道の凍結によって水道管内の氷が膨張し、破裂することで水漏れが引き起こされる可能性があります。

2.『水抜き(水落とし)』のやり方

水抜きの仕組みとやり方をご紹介

水が溜まっている水道管の写真

このように水道の凍結は非常に厄介ですが、解決策や予防法もあります。あらかじめ予防をしておけば冬場に起こる凍結トラブルに悩まされる確率が低下します。

水道の凍結対策としてよく実践されているのが『水抜き(水落とし)』です。

水抜き(水落とし)とは、水道管内の水をすべて抜くことで、水道管の凍結を根本的に防ぐ対策方法です。
水道管内に水さえ入っていなければ凍結する心配はありません。
特に深夜から早朝にかけては気温が低いことから凍りやすいので、就寝前にはやっておきましょう。

水抜き(水落とし)に使用するのが、「不凍栓」です。
不凍栓とは、水道管の凍結防止のために、管内の水を地中に流す排水機能のある器具のことです。
これを閉めて、蛇口を開くことで管内に空気が入り、配管内の水が地面が凍結しない深さの地表に排出されます。

水抜き(水落とし)の手順は以下の通りです。
1.不凍栓を閉める
2.蛇口を開けて、水を抜く
3.およそ5~10分で水が抜けるので、蛇口を閉める

水抜きを行う際には注意しなければならないことがあります。
不凍栓のレバーに関しては正しい操作方法を行わないと、急にレバーが戻り水が出続けることがあります。
説明書で確認する、マンションなど集合住宅にお住まいの方であれば管理人さんに聞いてみるなどして、正しい操作を行いましょう。

また、住宅によっては構造上の問題ですべての箇所で水抜きをするのが難しい場合もあります。
その場合は水道修理業者にお願いして対応してもらいましょう。

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3.水抜き(水落とし)以外の水道の凍結防止方法

水抜き以外の凍結予防策をご紹介

凍結防止で水を出しっぱなしにしている写真

水道の凍結で最も有効な対策は水抜き(水落とし)ですが、それ以外にもさまざまな方法があります。

・蛇口の水を出し続ける
水道の凍結防止法としてよく用いられるやり方の一つ。
やり方はとてもシンプルであり、水道の水を出し続けることによって凍結するのを防止することができます。出し続ける水の量は少量でも問題ありません。

ただし、ポタポタと水滴が落ちる程度ですと凍りつく原因になるので、ある程度の量を出し続ける必要があります。

・水道管に保温テープを巻きつける
水道管凍結のトラブル防止アイテムとして市販されている保温テープ。ホームセンターなどで気軽に購入することができます。

やり方は簡単で、テープを水道管に巻きつけておくだけ。
もし保温テープがない場合は、蛇口にタオルや毛布を巻きつけて紐で縛るだけでも効果があります。

・水道管についた水滴を拭き取る
水道管についた水滴も水道の凍結要因として挙げられます。屋内に水道管が配管されていれば、こまめに水滴を拭き取りましょう。
また、屋内に配管されている場合でも蛇口を含めてきちんと拭いておきましょう。

・水道管にヒーターを設置する
水道管に取り付けるヒーターもホームセンターで購入できます。
ただし住宅によっては配管の構造上難しいこともあるので、業者に頼んで工事してもらうといいでしょう。

4.水道管が凍結してしまったら専門業者に相談しよう!

専門業者をおすすめする理由

キッチンの点検を行う修理事業者と依頼者の写真

最近では数多くの業者が水のトラブルに対応してくれますが、できれば水回り専門の業者にやってもらうのが得策です。
専門業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には水道の凍結をはじめ、水回りに関する知識と経験が豊富なスタッフが在籍しています。

・事前準備が不要
専門業者は電話1本でご自宅まで駆けつけてくれるので非常に便利です。
自分で対応するとなると必要な道具を揃えるなど、事前準備をしなければなりませんが、業者に頼んだ場合にこちらがやるべきことは見積もりの確認と料金の支払いだけになります。

・作業スピードが早い
業者の良いところは迅速に駆け付けてくれるところ。最近では24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあり、いつでも気軽に頼めるようになりました。
夜間に対応してくれるところであれば、シャワーが急に使えなくなってしまうなど、予期せぬ水のトラブルが発生した場合でも安心です。

・水に関する相談ができる
水回りのことを知り尽くしているプロフェッショナルですので、水道に関することなら何でも応じてくれます。
正しい使用方法や定期的なメンテナンス方法をはじめ、わからないことがあれば遠慮なく質問してみましょう。

5.業者に凍結修理を依頼したときの費用はいくらかかる?

費用相場をご紹介

費用相場のイメージ写真

業者に水道の凍結トラブルに対応してもらった場合、いったいいくらかかるのでしょうか。
専門業者の費用相場は次のようになります。

水道簡易凍結修理(1ヶ所):8,000~10,000円
水道凍結修理:20,000~50,000円
室内の分岐1経路のみの凍結修理:11,000~21,000円

上記に加えて、ご自宅まで専門業者が訪問する際にかかる出張費用や深夜や早朝などの時間帯における割増料金などが別途加算されます。

このように水道の凍結修理にはある程度の費用がかかります。また、事故や自然災害とは異なり、火災保険の適用対象外となります。

しかし、そうした費用を少しでも安く抑える方法があります。

それは複数の業者の見積もりを比較すること。
見積もりには作業ごとの内容とその費用が詳しく記載されています。作業の内訳をきちんと確認しておけば、後になって不要なオプション費用が発生する心配がありません。

水道修理にかかる費用が高額であるほど、正確な費用相場を把握することが大切です。 もし業者から提示された費用に納得がいかない時は、その場でお断りすることも可能です。

お住まいのエリアで最もお得な業者を見つけるために、最低3社以上からの見積もりを比較することをおすすめします。
費用はもちろん、アフターサービスの内容にも注目してお得な業者を見つけてみましょう。

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