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給湯器の水抜きをやるには?具体的な方法や凍結の予防策について

公開日:2022.12.27 更新日:2024.4.18
給湯器の水抜きをやるには?具体的な方法や凍結の予防策について

お風呂を沸かしたり、シャワーを使用したりと何かと役に立つ給湯器ですが、寒くなると凍結してしまうことがあります。
そんな給湯器の凍結トラブルを防ぐためにおすすめなのが「水抜き」です。

今回はそんな給湯器の水抜きのやり方について解説していきます。

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1.給湯器の水抜きが必要な理由とは?

主な理由

水抜きがされた給湯器の写真

以下のリスクがあることから、寒くなったら給湯器の水抜きをしておく必要があります。

・お湯が出なくなる
寒さが原因で給湯器の配管内の水が凍結してしまうことがあります。
氷点下を下回るような寒さでは、特に水道管から給湯器に直結している水道配管が凍りやすくなります。

凍結のトラブルは、北海道や東北、北陸地方をはじめとした冬場の寒さが厳しい地域で起きやすいです。
ただし、気温によっては関東地方などそれ以外での場所でも起こることがあります。

・配管が破損する
水は凍結して氷になることによって膨張し、体積が増えます。そして体積が増えた氷が配管を破壊してしまうと、給湯器の水漏れにつながるおそれがあります。

また、給湯器の配管の凍結は長期間給湯器を使用していない時に起こりやすいです。
出張や旅行などで家を空けることがある場合は、事前に給湯器の水抜きをやっておきましょう。

2.給湯器の水抜きのやり方

具体的なやり方について

給湯器の水抜きを行っている写真

寒冷地はもちろん、そうでない地域でも数年に一度と言われるほどの大寒波が来ることもあります。
そうした時に備えて寒くなったら給湯器の水抜きをきちんとやっておきましょう。

給湯器の水抜きの手順は以下の通りです。

1.電源プラグを抜かないで、運転スイッチだけを切っておく
2.ガスの元栓と給水元栓をきちんと閉めておく
3.台所、浴室、洗面台などの蛇口を全開にしておく
4.給水・給湯水抜き栓を開けて、給湯器に入っている水を抜く
5.水抜きが完了したら、電源プラグを抜いておく

以上の手順で給湯器の水抜きを行うことができます。

ただ水抜きをする際には注意しなければならないことがあります。
水抜きを開始する前に蛇口の水を全部出してから、給水の水抜きと給湯の水抜きの栓を開けるようにします。
もし先に給水・給湯の水抜き栓を開けてしまうと、水圧で水が勢いよく出てしまう可能性がありますので、焦らずゆっくりと作業を行うことが大切です。

また、水抜きが終わってから給湯器を使う場合は、台所や洗面台の蛇口を閉めた上で、お湯の蛇口をひねってみて正常に水が出てくるかどうか確認します。
問題なく水が出てくるようであれば、電源プラグを差してガス栓を開け、リモコンの電源を入れます。
そしてお湯の蛇口を回してお湯が出るか確認します。

3.水抜き以外に給湯器の凍結を防ぐ方法

具体的な予防方法

保温材がついた給湯器の配管の写真

給湯器の水抜きをやる以外にも、凍結を防止する方法があります。

・凍結防止ヒーターをつける
近年の給湯器の中には、凍結リスク防止のために「凍結防止ヒーター」と「自動ポンプ運転装置」の機能が備わっている機種もあります。
これらの機能があれば、外の気温が低くなった際にヒーターが作動して給湯器の凍結を防ぐことができます。

しかし、これらの機能を作動させるためには下準備をしておく必要があります。
凍結防止ヒーターを作動させるためには、浴槽の残り湯がお湯を放出する循環金具よりも5cm以上溜まっていなければなりません。

・水を出し続ける
水が流れている状態だと、凍結が起こりにくくなります。そのため、ごく少量の水を蛇口から出し続けることで給湯器の凍結を防止することが可能です。

この際、リモコンの運転を「切」にしておき、お湯側から水を少しだけ出す状態にしておくのがポイントです。

・配管周りにヒーターや保温材を設置する
給湯器の配管周りは外気温の影響を受けやすく、特に日陰にあると凍結が起こりやすいです。そうした寒さに弱い部分を保温材で保護することも、凍結防止につながります。

凍結防止用の保温材はホームセンターなどで手に入れることができます。
また、凍結防止ヒーターを設置しておいて配管を直接温める方法もあります。

4.給湯器の凍結トラブルなら専門業者にお任せ

業者を選ぶ際のポイント

給湯器の点検を行う事業者の写真

上記のやり方で水抜きをすることで給湯器の凍結をある程度防止することができます。
ただそれでも自宅の環境によっては凍結してしまうこともあります。

万が一の凍結トラブルで頼りになるのが給湯器修理の専門業者です。

そんな専門業者を選ぶ際に見ておきたいポイントをご紹介します。

・施工事例やお客様の声を確認する
業者に依頼する前に過去の施工事例や評判を確認することはとても大切です。
業者によっては、ホームページに給湯器の修理事例が掲載されていますので、参考として目を通しておくといいでしょう。

また、口コミサイトでは実際に依頼されたお客様の声を閲覧できます。

・営業時間を確認する
給湯器が凍結などのトラブルにより使用できないとなると、日常生活に大きな支障をきたします。そのため、できるだけ早く業者に修理してもらうためにも、営業時間は業者を選ぶうえでの重要なポイントのひとつです。

24時間365日依頼の受け付けを行っているところや、夜間や早朝に対応してくれるところであれば、急な凍結トラブルに直面しても慌てずに済みます。

また、自宅近くにある業者なら早くて30分~1時間程度で来てくれます。

・アフターサービスの内容を確認する
業者では、修理後に万が一不具合が生じた場合の無償修理など、アフターサービスが用意されています。
サービスの内容や保証される期間は業者によって異なりますので、依頼される前に確認しておきましょう。

5.給湯器の凍結修理にはいくらかかる?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

給湯器が凍結した際に業者に修理してもらうにはある程度お金がかかります。
凍結による給湯器修理にかかる費用の相場は以下の通りです。

・給湯器修理:20,000~50,000円
・水道管凍結修理:12,000~25,000円
・水道管凍結修理(ポリ管などで蒸気解氷を行う場合):20,000~50,000円
・排水管の凍結修理:15,000~50,000円
・室内配管の破裂修理:35,000~60,000円

ただし、これらの金額は目安であり、業者のスタッフがご自宅に訪問する際にかかる出張費用や深夜や早朝といった時間帯における割増料金が別途加算されます。
このように給湯器の凍結修理にはそれなりの工事費用がかかります。

しかし、こうした費用を抑える方法があります。

それは複数社の見積もりを見比べること。
見積もりには作業ごとの内容とその費用が詳しく記載されています。詳細な作業内容をきちんと確認しておけば、後になって不要なオプション費用が発生する心配がありません。
給湯器修理にかかる金額が高くなるほど、正確な費用相場を確認しておくことが大切です。

最低3社以上の見積もりを比較するとお得な業者を見つけやすくなるでしょう。
金額はもちろん、利用できるオプションやアフターサービスにも注目して業者を探してみましょう。

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