車の鍵を無くしてしまったとき、非常に焦りますね。
特に出先で車の鍵が無いと分かったらどうしていいか分からなくなります。
ですが一番危険なことは、このトラブルを放置しておくことです。
そこで今回は車の鍵を紛失した時にまずすべき対策や、注意点、防犯のコツ、予防法などの情報を分かりやすくお伝えしていきます。
ぜひトラブル解決の参考にして下さい。
車の鍵を無くしてしまったとき、起きてしまったことを悔やんでも仕方ありませんので、トラブルをこれ以上広げない事が大切です。
その為に注意して頂きたいことをいくつか紹介します。
車の鍵の紛失で最初に注意していただきたいのは盗難や車上荒らしです。
そのためにできることと言えば、自家用車の場合でしたら警察への届け出、レンタカーでしたら業者に連絡、社用車でしたら会社へ報告です。
たとえ家に帰ればスペアキーがある場合でも上記のことは行って下さい。
そこを注意しておかないと思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
次に注意していただきたいのが、車の鍵開けを依頼する業者の選定です。
いくら慌てていると言っても適当に業者を選んでしまうと過剰な金額を請求されたり、施工が雑な業者を選んでしまったりする事態に繋がる恐れがあります。
そうならないためにも落ち着いて、鍵開け業者を選定することが肝要です。
最後の注意点として紹介するのは、車をそのままにはしておかないことです。
出先に限定されることなのですが、鍵がないからと言ってそのまま放置しておいたらいけません。
路肩はもちろんですが、コインパーキングなどでも管理会社にきちんと連絡を入れておきましょう。
それにより駐車料金が割引になる事はありませんが、一応のマナーです。
路肩で駐車中に車の鍵を紛失してしまい、鍵開け業者に依頼するお金の持ち合わせがない時は取り合えず警察に相談してみましょう。
車の鍵を無くしたことに気付いたら、まずは近くの警察署か派出署に行き遺失物届を提出しましょう。
この書類を提出していないと後々面倒なことになる可能性があります。その面倒なこととは、鍵を拾った人が車を乗り回して交通事故や犯罪を起こすことです。
そして鍵開け業者に解錠を依頼する訳ですが、その時には必ず車種、年式、イモビライザーの有無、スペアキーを作成して欲しい旨を伝えましょう。
そうしないと連絡を受けて到着した業者が対応できないことがあります。
鍵を紛失したのが自宅近くで、スペアキーをすぐに用意出来る場合はロードサービスに依頼するのも一つの手段です。
最近ではJAFに加入していなくても自動車保険に付帯されていることがありますので、保険会社にも連絡してみて下さい。
これらの対処法は、落ち着いて行動すれば1日かからないうちに対応できます。鍵をなくして不安だとは思いますが、冷静に対応してください。
トラブルが解決したからと言って終わりではありません。
確かに車の鍵の紛失は業者を呼んで開けてもらいスペアキーを作ってもらえば一旦は落ち着きます。
ですが、ここで終わってしまえば自動車の防犯に重大な欠陥が生じてしまいます。
鍵を拾った方が警察に届けず悪用する可能性があり、その場合は大変危険なことになります。
特に車の鍵というのはそれだけでメーカー名とある程度の車種や年式が割り出せます。その上で鍵を拾った場所の周りに絞って捜索すると割と簡単にその鍵を使用する車を特定することが可能です。
鍵全体を交換していないとガレージや駐車場に置いている隙に盗難にあう恐れがあります。
また、車体は盗まれなくても中の貴重品などが被害にあう事も考えられます。
このような犯罪被害にあわないためにも、車の鍵をなくしてそれが見つからない場合は鍵全体を交換することをおすすめします。
では、車の鍵が見つかるかどうかについては、いつまで待てばいいのかという事ですが、可能であれば急いで交換することを推奨します。
確かに半年後や1年後に無くした鍵が見つかるかもしれません。しかしその間に盗難などの被害にあわないとも限りません。
また、車の鍵が見つかったとしても、すでに第三者にスペアキーを作成されている可能性もぬぐえません。
鍵交換にかかるお金がもったいないと思われるかもしれませんが、自分と愛車の安全を守るために鍵全体を交換しておきましょう。
無くなって初めてちゃんとしておけばよかったと後悔することありますよね。
車の鍵も同様で普段は意識していないのに、無くして初めてその大切さに気付かされます。
今後このようなことが起こらないためにもしっかりと鍵紛失を予防しましょう。
一般的によく見る対策は車の鍵をチェーンでベルト部分に繋いでおく方法です。ただし、これは一長一短です。
確かにポケットから鍵が出てきてもベルトとつながっているので地面に落下することはありません。置忘れによる紛失はなくなりますね。
しかしあまり過信をしていると何かの拍子にチェーンが切れて鍵が落下することがあります。
例をあげると、釣りをしていた方がその最中に柵にチェーンが引っ掛かり切れて、車の鍵と一緒に海中に落下した事例があります。
カバンに入れておけば絶対に起こらない事故ですね。
特に最近はスマートキーの普及で鍵というものに意識が行かなくなっています。
であればこそ、より慎重な管理が大切だという事です。
そのためには、出かけている時や家にいる時の車の鍵の保管場所を明確にしておく必要があります。
なんとなく机の上などに投げっぱなしにしておくと、いつの間にか無くなっていることも…。
かと言って磁気の関係上、財布の中には保管できませんので、専用のキーケースにしまっておくなどの予防が必要です。
このトラブルに関して様々な情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねて大切な部分をもう一度まとめて紹介します。
まずは車の鍵を無くしてしまったときの対処法ですが、最優先は警察への届け出です。
そして、車の鍵開けを依頼する業者は適正な料金を明示しているところを選びましょう。
紛失後の防犯対策としては、車の鍵をなくしたら車全体の鍵を新しいものに交換しておきましょう。
最後に余計な出費を抑えるためにも車の鍵は意識を持って管理しましょう。
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