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窓ガラスをコーティングするメリットや手順を紹介

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.2
窓ガラスをコーティングするメリットや手順を紹介

窓ガラスにコーティングをすることで、窓からの熱損失が少なくなり家の中を快適な環境に維持しやすくなります。
コーティングはそれだけではなく、結露が少なくなり見た目への影響もほとんどなく、断熱対策としては費用もそれほど高くありません。そのためできるだけお金をかけずに断熱したい人におすすめの方法です。

この記事では窓ガラスコーティングのメリットやそのやり方、費用の相場を解説します。

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1. 窓ガラスは主にどんな用途でコーティングする?

窓ガラスのコーティングは窓から温度の出入りを防ぐため!

コーティングされた窓ガラスの写真

窓ガラスは住宅の中でも特に熱の出入りが激しい部分で50%近くの熱が窓から逃げてしまいます。

そんな環境の窓にコーティングを施すことで、赤外線が中に侵入することを防ぐ効果と、窓から冷暖房の空気が外に逃げにくする効果を発揮します。人は赤外線によって暑さを感じるため、体感温度を大きく下げられるのが特徴です。

「部屋の冷暖房がなかなかきかない」なんて人二重サッシやペアガラスを導入することでも同様の効果を発揮しますが、施工できる条件がありますし、新しく交換する場合には1枚あたり10万近く費用がかかってしまうことも。

窓ガラスのコーティングはペアガラスの導入よりも安価に導入できるのがメリットです。似たような方法で窓に断熱効果のあるシートを貼る方法もありますが、この場合よりも隙間なく施工しやすくきれいに仕上げやすくなるのが、ガラスのコーティングとなります。

また窓ガラスコーティングは、自分で施工することも十分に可能です。きれいに仕上げたい場合や失敗したくない場合には、ガラス施工業者にお願いした方が間違いありませんが、一つ一つの手順はDIYでも十分に可能です。

2. 窓ガラスをコーティングするメリット

窓ガラスコーティングのメリットは断熱性以外にもたくさんある

コーティングされた窓ガラスの写真

断熱効果を目的にすることが多い窓ガラスコーティング ですが、メリットは他にもたくさんあります。

1.紫外線を防ぐ
2.見た目への影響が少ない
3.すりガラスなどフィルムが施工できないガラスにも施工可能
4.耐久性が高い

窓ガラスコーティングは紫外線を防ぐ効果があります。紫外線をカットすることで、内部のフローリングなどの日焼けを防ぐ効果や窓に虫が集まるのを防ぐ効果も期待できます。

コーティングとフィルムは効果が似ていますが、フィルムよりも見た目の影響が小さいのが特徴です。フィルムは空気の泡が入りやすくガラスとシートの継ぎ目がどうしても目立ってしまいがちです。施工後ガラスの可視率を80%まで維持できるため、見た目の仕上がりもコーティング施工前とほとんど変わりません。

ガラスコーティングフィルはすりガラスなど面がザラザラしている場合には施工できないのですが、コーティングは窓ガラスに塗布していくため、ザラザラした面でも施工可能です。

窓ガラスにコーティング剤を塗布することでの耐久性はおよそ10年以上の耐久性があります。窓ガラスのフィルムは3年程度で剥がれてしまう可能性もあるため、耐久性を考えるとコーティングの方が間違いないと言えるでしょう。

3. 窓ガラスをコーティングする方法

窓ガラスコーティングは自分でもできる!汚れをしっかり落とすのがポイント

窓ガラスを拭き掃除している女性の写真

「窓ガラスのコーティングはプロでやれるのでは?」というイメージがあるかもしれません。窓ガラスのコーティングは以下のような方法で施工します。

1.窓枠やカーテンにコーティングがつかないように養生する
2.窓ガラスについた指紋などの汚れを拭き取る
3.プライマーを塗布する
4.仕上げのコート剤を塗布する
5.コーティングが終わったらしばらくは窓ガラスに触れないようにする

以上で施工完了です。

窓ガラスのコーティングで特に気をつけるべきなのが、最初の養生と汚れのふき取りです。この工程を丁寧にやっておかないときれいに塗れないだけではなく、効果が十分に発揮されない可能性もあります。

施工した後はできるだけ窓に触れないようにしましょう。施工場所によって2~5時間程度で触れる程度まで乾燥しますが、こすったりするとコーティングが痛む可能性があるため、窓の水拭きやこすり洗いは避けておいたほうが無難です。気候によって多少前後しますが、約1ヶ月程度で通常の清掃も可能なくらいにまで硬くなります。

初心者でやりがちな失敗が、汚れ落としを十分にできていないことで、塗りムラができてしまったということです。一度失敗してしまうとやり直しには手間もかかりますし、見た目の仕上がりにも影響してしまうことも。プロにお願いすると、これらの工程を丁寧にやってくれますので、失敗して「こんなはずじゃなかった」となる心配がなくなります。特にすりガラスなどへの施工は失敗するとやり直しが難しいため、プロにお願いしておきましょう。

4. 窓ガラスのコーティングを業者に依頼する場合の費用相場

住宅窓ガラスのコーティングは1平米あたり1.2万円、DIYでやればコストカットも可能

電卓とパソコンを操作している写真

窓ガラスのコーティングはプロにお願いすると、およそ1平米あたり1.2万円程度の価格がかかります。窓1ヶ所あたりで5万円~10万円あたりになるのが一般的です。

「もっと安く済ませたい!」という人であればDIYで自分でやるのもよいでしょう。自分でやる場合は材料費だけ負担すれば良いので、1~2万円程度の出費に抑えることができます。ただしDIYで自分で施工する場合には失敗するリスクがあります。

特にすりガラスなどの場合には失敗してしまった場合、そのコーティングをめくるのが難しくなり、取り返しがつかなくなることも。

すりガラスなどはその面の凹凸があるため、きれいにコーティング剤を剥離することが難しくなります。

すりガラスでない場合もDIYの場合にはガラスの油膜除去や養生がうまくいかずに施工の仕上がりがきれいにいかない等ことも珍しくありません。

1度施工したら10年以上残るもの。失敗してしまうと見た目にもみすぼらしくなってしまいます。プロにお願いすることで下地の処理やコーティングを丁寧に行ってくれるため、間違いのない施工が可能です。失敗したくない場合は、プロに施工をしてもらった方が間違いないでしょう。

5. まとめ

断熱効果を高めたい!そんなときに窓ガラスのコーティングはおすすめ

窓ガラスを開けている写真

今回は窓ガラスコーティングの効果や具体的な費用についてお伝えしました。

窓ガラスコーティングは、断熱を目的に施行されることが多いですが、それ以外にも紫外線のカットや耐久性の高さ、仕上がりのきれいさなどの特徴があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

「冷暖房がなかなかきかない」「冬の寒さや夏の暑さをちょっとでもなんとかしたい」という人は窓ガラスのコーティングをぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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