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ネズミは冬眠する?主な被害や具体的な駆除方法について

公開日:2023.1.5 更新日:2024.4.18
ネズミは冬眠する?主な被害や具体的な駆除方法について

人によってはネズミは多くの哺乳類のように冬眠を始めるイメージを持たれているかもしれません。
実際に冬になると夏ほどネズミの気配がしないということもあります。

今回はネズミが冬眠をするのかどうかや、冬に出たねずみの具体的な駆除方法について解説していきます。

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1.ネズミは冬眠をする?

ネズミの種類による

活動しているネズミの絵

哺乳類であることから、冬になるとネズミは冬眠をしていると思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際のところ市街地に生息しているネズミのほとんどは冬眠をすることはありません。

民家に入ってくるドブネズミやクマネズミ、ハツカネズミは季節を問わず活動しています。
ただこれらのネズミでも、他の季節に比べるとそこまで活発には動いていないことも事実です。

理由としては寒さによる影響です。
ネズミは小動物であるため、寒さに弱い性質を持っています。
また、体内にエネルギーを長期間保存しておくことはできないので、寒さが厳しい状況での活動には向いていません。

それでも最近の民間住宅は断熱性能が向上し、暖房器具も発達していることもあり、冬場でもこうしたネズミたちにとっても活動しやすくなっています。

その一方で山林などで見かける野ネズミの中には冬眠を行う種も存在します。
具体的にはアカネズミ、ヒメネズミ、ハタネズミなどです。

厳密に言うと冬眠とは少し意味合いは異なるものの、寒くなると巣の中にこもって冬を越します。
これらのネズミたちは冬は食べ物が得られないのでエネルギーを消費しないようにしなければいけないのと、外敵から身を守るために、餌を巣に保存しておいて長期間過ごしています。

2.冬眠しないネズミがもたらす被害とは?

主な被害

コードをかじるネズミの絵

市街地に潜んでいるネズミは冬眠しないことから、冬でもさまざまな被害を引き起こします。
寒さで行動が鈍るとは言え、対策を怠っていると被害が深刻化します。

・夜中に騒音被害を受ける
ネズミは夜行性のため、多くの人が寝静まった深夜に活動が活発化します。
寝ようと思った頃に天井裏からドタバタとネズミが走り回る音が聞こえてくることで、不眠症に陥るおそれがあります。

・経済的損失が発生する
一旦ネズミが住宅に住み着くと、住宅に使用されている建材をかじられることがあります。特に木造住宅にお住まいですとその被害を受けやすいです。

他にも電気コードをはじめ、自宅にあるさまざまなものをかじられて故障させられることもあります。
コンセントの故障は漏電や火災などの原因にもなるので、住宅に対して大きな損害をもたらします。

・健康被害をもたらす
野生の生き物であることから、ネズミは伝染病などの病原菌を宿しています。
ネズミの体に潜んでいたダニや菌によってアレルギー症状や命にかかわるような病気が引き起こされることもあります。

安全で快適な生活を送るためにも、ネズミ駆除をしっかりやっておくようにしましょう。

3.冬眠しないネズミの駆除方法

主な駆除方法

粘着シートにかかったネズミの絵

ネズミは冬眠しなくとも、冬の寒さにより動きが鈍くなるので、その他の季節と比べると多少駆除がしやすくなります。
主な駆除方法は次の通りです。

・粘着シートを使う
ドラッグストアやホームセンターなど、多くの量販店で取り扱われているアイテムです。
駆除を専門に行っている業者でも使用しているところもあり、高い効果が期待できます。

ネズミが発生しやすいと思われるところに仕掛けておけば、後はそこに置いておくだけで捕えてくれます。
ただし捕まえることだけを目的としているため、捕獲してからの殺処分はご自身で行う必要があります。

・捕獲器を使う
エサになる食べ物を入れておけば、体が大きいネズミでもしっかりと捕まえます。
最近ではワンタッチでセットできる捕獲器もあり、とても使いやすいです。

ただし捕まえた後はネズミを各自で処分する必要があります。

・殺鼠剤を置いておく
殺鼠剤とは毒エサのことで、ネズミに食べさせることで駆除できます。
固形のものや粉状のもの、速効性のあるものや遅効性のものなど、様々な種類の殺鼠剤が販売されています。

使い方としては、台所やごみ置き場など、ネズミのえさ場となる場所に殺鼠剤(毒エサ)をセットしておくだけ。
あとは、おなかをすかせたネズミが食べるのを待ちましょう。

ただ死滅させてもネズミの死骸は残っているので、その処分がとても面倒に感じるかもしれません。

4.冬眠しないネズミの駆除は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

ネズミの駆除を行う事業者の絵

前述の通り、市販されているアイテムでもネズミの駆除は可能です。
ただ野生動物であり、ネズミ本体以外の糞や尿にもさまざまな感染症を持っているため、駆除作業には危険が伴います。

そんな時に頼りになるのがネズミ駆除の専門業者です。
業者をおすすめする理由は次の通り。

・徹底した駆除や消毒作業を任せられる
知識と経験を兼ね備えている作業員が揃っているほか、薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、高い駆除効果が期待できます。

また、個人ですとなかなかやりづらいネズミの糞尿の掃除や消毒まできちんと行ってくれます。

・必要な手間を省ける
個人でしっかり対策をしようとすると、駆除剤を買い揃えるなど、何かと面倒なことが多いです。
業者であれば電話1本で自宅まで駆けつけてくれるので、個人での作業の手間を省略できます。

・ネズミに関する相談ができる
ネズミ対策のプロなので、ネズミに関するさまざまな質問に答えてもらえます。
ネズミは冬眠しないことから年中気が抜けないので、疑問に思うことがあれば質問してみましょう。

5.冬眠しないネズミ駆除にかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

ネズミ駆除の専門業者に依頼する際に気になるのが費用です。
ネズミの駆除や予防作業にかかる費用の相場を坪ごとに表すと以下のようになります。

5坪:30,000~70,000円
10坪:50,000~100,000円
20坪:80,000~150,000円

上記の金額はあくまでも目安であり、被害状況や作業を実施する回数によって費用は変動していきます。
また、業者が自宅まで出張する際の費用も別途加算されます。

このようにネズミ対策にはある程度お金がかかりますが、少しでも安く抑える方法があります。

一つは見積もりを比較すること。
見積もりには作業ごとの内容とその費用が詳しく記載されていて、作業が終わった後に不要なオプション費用が発生する心配はありません。
費用がかかるほど、正確な費用を調べておくことが肝心です。

もし業者から提示された費用に納得がいかない時は、その場でお断りすることが可能です。

もう一つは自治体が実施している補助金制度を活用すること。
自治体によってはネズミ駆除を行う費用の一部を補助してくれる制度があります。
例えば東京都中央区では「地域ねずみ駆除・防除等促進事業補助金」があり、ネズミ駆除にかかる費用の3分の2を補助してくれます。
お住まいの自治体でこうした制度があるか調べてみましょう。

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