スーツケースが開かない!正しい鍵の開け方と注意点をご紹介
公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.16
大事なものが入っているのにスーツケースが開けられないととても困りますよね。
そんな時に鍵を開けるにはどうすればいいのでしょうか。
今回はスーツケースのタイプ別の開け方と注意点を解説します。
また、業者に鍵を開けてもらう場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
大事なものが入っているのにスーツケースが開けられないととても困りますよね。
そんな時に鍵を開けるにはどうすればいいのでしょうか。
今回はスーツケースのタイプ別の開け方と注意点を解説します。
また、業者に鍵を開けてもらう場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ここではスーツケースが開けらない場合の開け方をスーツケースのタイプごとに解説していきます。
・ジッパータイプの場合
ジッパー式のスーツケースの開け方はいたって簡単。
用意するものはボールペン1本のみ。これでダイヤル式であっても南京錠であっても開けることができます。
まずジッパーのつなぎ目箇所にボールペンの先端部分を挿入します。
うまく入ったらジッパーに沿ってボールペンを左右に動かしていきます。こうすることでスーツケースが開いていきます。
また、鍵をかけている箇所ごと動かせば再び閉じることが可能です。
・ダイヤルタイプの場合
番号を忘れてしまうとどうしていいか困ってしまうダイヤルタイプ。
一番簡単なやり方はパターンごとに番号を試してみること。3ケタのダイヤルであれば最短10分で開錠することができます。
隙間があるタイプのスーツケースですと、1ケタずつ締まり具合を見ながらダイヤルを回すことで番号を特定することができます。正しい番号ですと閉じている部分が開くようになります。
・シリンダータイプの場合
シリンダータイプのスーツケースはピッキングによって開錠します。ピッキング用工具がない場合はヘアピンでも代用可能です。
ピッキング用工具でシリンダーの回転を妨げている部分を押し、もう1本の工具を使ってシリンダーを回転させることで閉じた部分が開きます。
先ほどご紹介した方法を試してもスーツケースが開かない場合は、鍵を壊して開ける方法があります。
てこになるものをスーツケースの隙間に差し込み、てこのはたらきで開けることは可能です。
ただし、この場合鍵だけではなく、スーツケース自体も壊れる可能性があります。
スーツケースを壊してしまうと旅行中に支障が出ますし、新しいスーツケースを買い替える必要があります。
そのスーツケースがレンタルしたものであればなおさら注意が必要です。レンタルしたものですと壊すと損害の請求が来ます。
鍵自体は最低1,500円、スーツケース自体は最低15,000円ほどかかります。
ですので、なるべく鍵を壊さないやり方で開錠することをおすすめします。
もし鍵を無くして開けられなかったり、鍵を壊さないと開けられなかったりした場合はレンタル会社にきちんと連絡しておかなければなりません。
また、鍵を壊してしまった場合は防犯ベルトで補強します。
鍵が開いたままですと中に入っているものが紛失する可能性がありますので、スーツケース用ベルトなどでしっかり補強しましょう。
スーツケース用ベルトがあるのとないのとでは、安全性は大きく異なりますので、空港に入っているお店など渡航先で入手することをおすすめします。
費用こそ掛かりますが、スーツケースの鍵が開けられない場合は専門業者にお願いするのが得策です。
プロによる作業で、鍵やスーツケースを壊してしまうことがないので安全かつ確実に対応してくれます。
スーツケースの鍵を解錠したい時の依頼先は次の通りです。
・鍵専門業者に依頼する
自宅もしくは滞在先周辺には鍵の専門業者が存在します。
万が一滞在先に業者が存在しなくても、業者によっては出張サービスを実施しているところもあります。
また、業者によってはスペアキーの作成にも対応してもらえます。
・製造メーカーにスペアキーを取り寄せる
スーツケースの製造メーカーではスペアキーの取り寄せを受け付けています。
スーツケース本体や取り扱い説明書、保証書には番号の記載があるので、メーカーに連絡する時にその番号を伝えるとスペアキーを購入することができます。
・空港のリペアサービスを利用する
もし空港にいる際にスーツケースを開けたい場合はリペアサービスを活用する方法もあります。
空港内にあるリペアサービスではスーツケースに精通しているプロが在籍していますので、一般的な鍵開け業者よりも確実に開錠してもらえます。
ただし、空港によってはリペアサービスがないところもあります。
鍵専門業者や空港に入っているリペアサービスを利用した場合の料金相場は次の通りです。
・鍵専門業者 6,000~10,000円
・空港のリペアサービス 3,000~3,500円
ただし、上記の相場はあくまでも目安なので、依頼先のサービスによっては料金が上下することもあります。
また、スーツケースのメーカーや使用されている鍵のタイプによっても料金は異なります。
この他鍵の専門業者に依頼される場合は、スーツケースの鍵の修理以外にも出張費用がかかります。
さらに業者によっては早朝や深夜に割り増し料金が加算される場合があります。
そのため、スーツケースの解錠を鍵の専門業者に依頼される場合には、あらかじめ作業以外にかかる料金について確認しておく必要があります。
費用をできる限り抑える対策として、もしスーツケースの中身を今すぐに取り出す必要がなければ、あらかじめ見積もりをとっておくのがおすすめです。
現在ではほとんどの鍵専門業者では無料見積もりに対応しています。
複数の業者の料金を比べてみることで、鍵の開錠費用を安く抑えることができます。 出来れば2~3社程度は見積もりをとっておくといいでしょう。
鍵専門業者にてスーツケースの解錠を依頼する前に知っておきたいポイントがあります。
これらのポイントを押さえておけば優良業者に開錠してもらうことができます。
・料金体系が明確である
業者を選ぶにあたっては見積もりの料金が明確であるかどうか確認しましょう。
優良業者であれば作業の内容ごとに料金の内訳を明記しています。
また、料金のことでわからないことがあれば、積極的に業者に質問することが大切です。
・どんなタイプのスーツケースにも対応している
業者を選ぶにあたっては鍵を開けたいスーツケースに対応しているかどうかも確認する必要があります。
業者のホームページにて確認できない場合は、電話やメールで問い合わせてみるといいでしょう。
・スタッフの対応が丁寧
優良とされている業者のほとんどは顧客に対する対応が丁寧です。また、作業の迅速さにも業者の丁寧さは現れます。
業者に直接問い合わせてみて、スタッフがどのように対応してくれるかについても注目してみましょう。
・アフターフォローが充実している
スーツケースを開錠してもらった後に何かしらの不具合が発生する可能性があります。
万が一そうした不具合があっても保証が付いていれば業者に対応してもらえます。
もしものことを考え、アフターフォローが充実した業者に依頼することをおすすめします。