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トイレの換気扇は24時間必要?つけっぱなしがいい理由や気になる電気代について解説

公開日:2023.7.24 更新日:2024.4.22
トイレの換気扇は24時間必要?つけっぱなしがいい理由や気になる電気代について解説

トイレの換気扇は、こもりがちなトイレの臭いや空気を綺麗にしてくれる重要な役割を担っています。
そんなトイレの換気扇は、24時間つけっぱなしにしておくのが効果的です。

この記事では、トイレの換気扇を24時間稼働させておく方がいい理由や、その場合にかかる電気代など気になる情報を解説します!

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1.トイレの換気扇を24時間稼働させるメリットとは?

トイレは空気がこもりやすい空間。常時換気を行うことで、臭いや湿気、ホコリ対策に!

換気扇が24時間稼働しているトイレの写真

トイレの換気扇を24時間稼働させる必要性は、以下の通りです。

■臭いや湿気の対策
トイレはそれほど広さのない空間なので、湿気や臭いが発生しやすいです。
特に多くの人が利用する家庭や公共の場所では、換気扇を24時間稼働させることで、トイレ内の空気がより新鮮な状態を見極め、不快な臭いを軽減することができます。

■空気の循環
トイレの換気扇は、空気の循環を促進します。24時間稼働させることで、トイレ内の中の空気が常に入れ替わり湿気やカビの発生を防ぐことができます。

また、換気扇が常に動いていることで、トイレ内の空気が蒸れず、暑さ対策も兼ねることができます。夏場に多いトイレでの熱中症の対策にもつながります。

■衛生面の向上
換気扇の24時間稼働は、トイレ内の衛生面の向上にも効果があります。
換気扇が常時稼働していれば、雑菌やウイルスが増殖するリスクを軽減し、より清潔な環境を維持できます。

■健康予防にも役立つ
トイレの換気扇は、湿気や臭気だけでなく、花粉や黄砂、PM2.5などの微粒子や有害物質を除去するのにも役立ちます。

換気扇を24時間フル稼働させることで、トイレ内の空気を常に新鮮に保ち、外部から侵入する花粉や黄砂、PM2.5などの微粒子を効果的に排出することができます。
これにより、花粉症などのアレルギー反応を軽減し、シックハウス症候群のリスクを軽減することが期待できます。

これらのメリットを総括すると、トイレの換気扇を24時間稼働させることで、臭いや湿気を軽減し、より衛生的で快適な環境を提供することができます。

2.トイレの換気扇を24時間稼働させたときの電気代はいくら?

一ヶ月の電気料金は約64円!年間でも約768円

電気料金のイメージ写真

トイレの換気扇をつけっぱなしにしていると気になるのが電気代ですよね。

ただ、トイレは狭い空間で小さなパワーの換気扇で十分に空気の入れ替えができるため、消費電力が基本的に3Wと非常に少なく、それほど電気代が高くないことが多いです。

以下にトイレの換気扇の平均的な消費電力が3Wと仮定した場合の一ヶ月の電気料金の計算を示します。
・1日の消費電力量:3W × 24時間 = 72Wh
・1か月の消費電力量:72Wh × 30日 = 2,160Wh

2,160Wh ÷ 1,000 = 2.16kWh

例えば、1kWhあたり30円と仮定すると、1ヶ月の電気料金は以下のようになります。

2.16kWh × 30円 = 64.8円

したがって、トイレの換気扇の消費電力が3Wの場合、一ヶ月の電気料金は約64円となり、年間ですと、約768円です。

料金は地域やプランによって変わるため、より正確な料金を知りたい場合は、お住まいの地域の電力会社にるか、電気料金の詳細を確認することをおすすめします。

3.トイレの換気扇を24時間稼働させても故障しない?

24時間稼働させることで故障はしないが、寿命が短くなることも…

換気扇が24時間稼働しているトイレの写真

トイレの換気扇を24時間稼働させること自体は一般的に故障の原因にはなりません。
トイレの 換気扇は通常長時間稼働することを前提に設計されており、連続運転が可能なように作られています。

しかし、長時間稼働させる場合には注意が必要です。 換気扇は汚れや汚れが溜まりやすいので、定期的に清掃しまし​​ょう。
汚れが溜まった状態で稼働を続けると、換気能力の低下や、換気扇自体の寿命が短くなるなどの悪影響につながります。

トイレの換気扇のお掃除頻度は、機種によって異なりますが、一般的には以下の目安があります。
・本体カバー(ルーバー):週に1回程度。目視でホコリが付着している場合は早めに掃除するといいでしょう。

・内部のシロッコファン(羽根)や本体: 3ヶ月に1回程度が目安です。 特にルーバーに汚れが付着している場合は、内部もかなり汚れている可能性があるため、一緒に掃除することがおすすめです。

また、トイレの換気扇の寿命は一般的に約10年から15年程度とされていますが、 長時間の連続運転は換気扇の部品やモーターに負荷がかかるため、10年も経たないうちに不具合が起こって交換が必要になるケースもあります。

トイレの換気扇が使えなくなると、臭いなどの問題もあるため、早急な対処が求められます。
異音がしたり、電源が入らなかったりなどのトラブルが発生したらなるべく早く、換気扇修理業者に相談することをおすすめします。

4.トイレの換気扇は24時間稼働させておく際のポイント

トイレの換気扇を24時間稼働させても快適で安全な環境を守るためには以下の点に注意しましょう!

使い捨てフィルターが貼られたトイレの換気扇の写真

①使い捨てフィルターを活用する
使い捨てフィルターを貼っておくことでメンテナンスが楽になるので非常に便利です。フィルター交換は比較的簡単なため、定期的に新しいものに取り替えることで、換気扇を清潔に行えます。

また、フィルターによって空気がしっかりろ過されるため、清潔な空気が効率よく取り込まれ、トイレの中の湿気や臭いをしっかりと排出することが可能になり、換気効率の向上の効果が期待できます。

さらにフィルターによって防塵や汚れが取り除かれることで、換気扇の内部部品が保護されます。これにより、換気扇の寿命を延ばすことができます。

そのほか、換気扇には通気口があり、室外につながっているため、虫が侵入する可能性がありますが、フィルターを取り付けることで、虫の侵入予防にもつながります。

②換気扇の稼働音が大きい場合は対策を行う
長時間の稼働で換気からの騒音が気になる場合があります。 特に夜間は静かな環境を考えるため、静音性の高い換気扇を選ぶか、稼働時間を調整するなどして配慮しましょう。

5.まとめ

トイレの換気扇は24時間つけっぱなしの方がいい!

換気扇が24時間稼働しているトイレの写真

トイレの換気扇を24時間稼働させることには多くのメリットがあります。反対にデメリットはほとんどありません。

1番気になっている方が多いであろう電気代についてもあまり高くないことが分かったので、メリットとデメリットを天秤にかけて、今後のトイレの換気扇の使用方法を検討してください。

トイレの換気扇は私たちの生活の上で欠かせないため、もし故障や不具合が見つかった場合はできる限り早く修理業者に相談しましょう。

また、もし現在のお住まいのトイレに換気扇がない場合は取り付け工事を検討してみることをおすすめします。

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