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ペットの手元供養とは?方法やメリット・デメリットなどを詳しくご紹介します

公開日:2022.2.21 更新日:2024.4.22
ペットの手元供養とは?方法やメリット・デメリットなどを詳しくご紹介します

「亡くなった大切なペットのそばにずっといたい」「ペットの供養をしたいけど、お寺などにお願いすると費用面や通いにくいことが気になる・・・」
という場合におすすめできる方法が手元供養です。
近年では手元供養をするための小さいお仏壇なども販売されており、それほどスペースを取らずに管理することもできます。

この記事では、ペットの手元供養を行う方法やメリット・デメリット、費用相場について詳しく解説します。

1. ペットの手元供養の方法を紹介します

手元供養はお仏壇で行う方法もあれば、アクセサリーなどにする方法もあります

ペット用の骨壺の写真

ペットの手元供養とは、お骨を骨壷に納め、目の届く範囲に仏壇などを置いて供養する方法です。仏壇が最も一般的ですが、近年ではミニサイズのお仏壇やネックレスや指輪などのアクセサリーにして供養する方法も増えてきています。

最も一般的なお仏壇で供養する場合には、以下のものを準備します。
・仏壇
・遺影
・お水
・お花
・ろうそく立て
・線香
などを置いて供養します。

供養の方法はそれぞれの宗派に沿って行う場合が一般的ですが、特に決まりごとはありません。忌引きである四十九日に納骨するなど、しっかりと行う方も多いです。

どんな方法で行うにしろ、今まで生活してくれたペットに感謝の気持ちをもって丁寧に供養してあげることが大切ですよ。

これらの商品は仏具店などで購入できる他、楽天やアマゾンでもペット専用のものが販売されています。

ペットの法事をしてくれるお坊さんも近年では増えてきているので、「一度しっかりと供養してあげたい」とお考えであれば、近くのお寺にて相談してみるのもおすすめです。

2. ペットの手元供養のメリット

手元供養のメリットはいつでもそばにいられること、コストを抑えられること

喪服を着た女性が手を合わせている写真

手元供養のメリットはペットのお仏壇を近くに置くことで、いつでも供養してあげられることです。ペットを供養する方法としては、納骨堂にて供養する方法や永代供養などがあげられますが、お墓となる場所まで足を運んであげる必要があります。

また、お庭に埋葬する方法の場合も身近ではあるものの、引っ越ししなければいけないといったケースなどの対応が困難になります。
手元供養の場合には、お仏壇ごと移動することもできるため、こうした心配がないこともメリットです。

ペット用のお仏壇はサイズが小さいものやオブジェなどになっているものもあり、「お墓」「お仏壇」といういかにもなものだけではなく、見た目に可愛らしいものもあります。

そのほかにも、費用を抑えることができる点もメリットの一つです。お仏壇に埋葬する場合も、小さいものであれば、1~3万円で供養することができます。納骨堂で管理してもらう場合には年間での費用がかかり、予算に余裕がない方の場合にはあまりおすすめできません。

3. ペットの手元供養のデメリット

手元供養のデメリットは抵抗感・スペース・管理の問題があります

祭壇の前で手を合わせている女性の絵

手元供養のデメリットは、以下のものがあります。

・遺骨を置くことに対する抵抗
・自分がいなくなった後の管理の問題
・管理スペースの問題
など。

家族の方によっては、ペットの遺骨を家の中に置くことに抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれません。そのため、遺骨を手元供養する場合には、一緒にいる家族とよく相談する必要があります。

また、自分がいなくなった後はペットの供養をできる人がいなくなるため、その後の管理をお願いしたいという場合には、あらかじめ子どもや孫に相談しなければいけません。

お仏壇で管理する場合には、家の中に一定のスペースが必要になるため、家が狭い場合には困難になる場合もあります。

スペースの問題で困っている場合には、お仏壇ではなく、アクセサリーやオブジェにする方法もあります。この場合にはスペースの都合も緩和でき、お仏壇のような「いかにも」な雰囲気を和らげることもできます。必要に応じて検討するとよいでしょう。

4. ペットの手元供養の費用はいくら必要?

手元供養の費用は仏壇で管理する場合で10万、アクセサリーの場合は50万することも

ペットの手元供養を行っている絵

手元供養の方法別にかかる費用をお伝えします。

仏壇セットにて納骨をする場合には、大まかに10万円以内で納められることが多いです。
お仏壇タイプのものもあれば、近年では可愛らしいオブジェクトになっているものもあります。このようなものの場合でも、基本的には同様の費用がかかると考えて問題ありません。
特にミニサイズのものを購入する場合には費用が安めに抑えられることが多いです。

アクセサリーにする場合には、大まかに2~10万円程度が一般的です。
ただし、遺骨をプレートに加工したり、遺骨の炭素をダイヤモンドに加工したりする場合には20~50万はかかるため、予算に応じて考えましょう。

他の供養方法と大きく違うのは、年間の管理費用を全く検討しなくても良いことです。納骨堂で管理をお願いする場合には、その場所にもよりますが、年間1~3万円の費用がかかります。
手元供養の場合には、後の工程で費用はほとんどかからず、線香を購入する場合でも、せいぜい500円程度しかかかりません。

5. まとめ

手元供養の魅力はいつでも身近にペットを感じられ、コストもかからないこと

ユリと菊の花が使われた仏花の写真

この記事ではペットを手元供養する方法やメリット、デメリット、かかる費用について解説しました。手元費用の魅力はペットを身近に感じられ、コストがかからないことがその大きな魅力です。

管理の問題などのデメリットについて、家族の同意を得られている場合には、この方法での供養を検討してみましょう。

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