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ハムスターの火葬は自分でできる?注意点や業者に依頼した場合の費用について

公開日:2022.3.30 更新日:2024.4.9
ハムスターの火葬は自分でできる?注意点や業者に依頼した場合の費用について

大切な家族の一員として生活しているハムスターでも、いつか旅立っていく日が来ます。
そんな時に自分でハムスターを火葬してあげたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回はハムスターを火葬する際の注意点をご紹介します。
また、ペット葬儀社に依頼した際の費用も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.ハムスターの火葬は自分でできる?

法律上は不可能

手でハムスターを持っている写真

大切な家族の一員として過ごしてきたハムスターが亡くなったとき、せめて自分たちの手で送ってあげたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際にハムスターを自分で火葬することは可能なのでしょうか。

現状日本の法律ではハムスターの火葬を自分で行うことは禁止されています。
大切な家族として一緒に暮らしてきたハムスターでも、亡くなった場合ですと法律上は一般廃棄物として扱われます。

なぜ法律上火葬ができないかというと、焚き火自体が有害ガスの問題を発生させることにあります。

かつては自宅の周りや公園などの敷地を利用して焚き火や野焼きが行われる風景がよく見られましたが、自然公園法や消防法といった法律や条例で禁止されるようになりました。

廃棄物処理法上はキャンプファイヤー程度の焚き火であれば禁止はされていないものの、多くの自治体では環境問題につながることから火の取り扱いについては厳しく規制されています。

こうしたことから、ハムスターの供養を自分で行う場合は火葬ではなく、他の方法を活用するようにしましょう。

もしそれでも火葬を執り行いたい場合はペット葬儀の専門業者に依頼します。
業者であれば必要な作業をすべてお任せすることができます。

2.自分でハムスターの葬儀をする方法

プランター葬や土葬が基本

餌場につかまるハムスターの写真

前述のとおり自分でのハムスターの火葬は法律上禁止されているので、他の供養方法を行う必要があります。
ここではハムスターを自分で供養する方法およびその流れについてご紹介します。

・遺体をケアしておく
亡くなった直後のハムスターの遺体は腐敗が進んでいきます。亡くなってすぐに埋葬や火葬を行うのが難しい場合は、速やかに遺体をケアしてあげるようにしましょう。

まずタオルや新聞紙を敷いておき、その上に遺体を寝かせます。そうしたら、ガーゼを使って体を拭いてあげます。

体をきれいにしてあげたら、断熱性のある容器に保冷材やドライアイスをいれておき、そこに安置しておきます。

この方法で腐敗を止められるのは1週間程度なので、その間にきちんと供養をしてあげましょう。

・土葬
遺体を土の中へ埋めてあげる供養方法です。
土葬を行う場合は自宅の庭を使って埋めてあげます。この他、自己所有地であれば自宅でなくても土葬することは可能です。

ただし、公園や他人の私有地ですと不法投棄として扱われ、罰金が科せられます。

・プランター葬
土を入れたプランターを利用してハムスターの遺体を入れておく方法です。
マンションやアパートにお住まいで自宅に庭がない方でも、スペースを気にせず供養できます。

ただし、腐敗臭が出ることもあり、それによってカラスや野生の動物がやって来るおそれがあります。
そのため、一度火葬を行い、ご遺骨のみをプランターに埋めることをおすすめします。

■関連記事
ペットのプランター葬とは?埋葬方法などをご紹介します

3.ハムスターの火葬はどこに依頼する?

ペット葬儀社や自治体

餌を食べるハムスターの写真

もしハムスターを火葬で供養してあげたい場合は、自治体やペット葬儀社に火葬を依頼しましょう。
それぞれの特徴は以下の通り。

・ペット葬儀社園
ペット葬儀社では、火葬から納骨まで一括して行うことができます。
また、合同火葬や個別一任火葬、個別立ち合い火葬など様々なプランが用意されています。

そのほか、移動火葬車を保有しているペット葬儀社であれば出張火葬も行っています。出張火葬では、自宅など生前ハムスターと一緒に過ごしてきた場所に来てもらって葬儀を行うことができます。火葬場までの移動が困難な場合におすすめです。

・自治体
お住まいの自治体でもハムスターの火葬をお願いすることができます。ただし受け付けている自治体は多くないので、事前に役所にハムスターの火葬は可能か問い合わせてみましょう。
ペット葬儀社と同様に、自治体での火葬も火葬から納骨まで一括して引き受けてもらえます。

ただし、自治体による火葬は合同火葬である場合がほとんどです。
返骨を希望するなど、どうしても個別葬で送ってあげたい場合は、民間のペット葬儀社や他の供養方法を選ぶ必要があります。

ハムスターの依頼をどこにしたらいいか悩んでしまうときは、ご遺族の方々がハムスターの火葬において何を重視するかで考えてみるとよいかもしれません。

費用をなるべく抑えたいと考えるなら自治体へ。
個別火葬をしてしっかりとお見送りをされたいならペット葬儀社へ。
土日など希望の日時がある場合はペット葬儀社へ。

一番大切なのはペットのハムスターをお見送りしたいと思う気持ちなので、供養方法に決まりはありません。
悔いのないようにお見送りしてあげてください。

4.ハムスターの火葬にかかる費用相場

ハムスターの火葬費用の相場

器の中で餌を食べるハムスターの写真

ハムスターの火葬を業者にお願いする際に気になるのがその費用。一体いくらくらいお金がかかるのでしょうか。

ハムスターの火葬にかかる料金は依頼する業者や火葬プランよって異なります。
ペット葬儀社へ依頼するのであれば5,000円~20,000円ほどが目安料金になります。
ただし、こちらはあくまで目安であり、依頼する業者によって変動があります。

自治体での火葬にかかる料金は、地域により設定されている金額はさまざまです。
1,000円以下の自治体もあれば10,000円の自治体もあるので、一度お住まいの自治体のホームページなどで調べてみることをおすすめします。

そんなハムスターの火葬費用を少しでも安くする方法があります。
一つは見積もりをとっておくこと。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、後になってオプション料金を請求させる心配はありません。
費用が高いほど適正価格を理解しておくことが大切です。

さらに、業者によってはホームページで見積もりのシミュレーションができるところもあります。
葬儀場までの来園方法や納骨方法などを選択することでおおよその金額を算出してくれます。

また、最低でも3社以上から見積もりをとっておけば、お住まいの地域で一番安い業者を見つけられます。

もう一つは火葬方法として合同火葬を選択すること。
合同火葬ですと個別火葬に比べて費用相場は5,000円程度安くなります。

ただし、合同火葬にすると他のペットの遺体と一緒にまとめて埋葬されることになります。

費用だけではなく、内容も吟味した上で納得のできる火葬方法を選びましょう。

5.ハムスターの火葬に適したペット葬儀社の選び方

ペット儀社選びのポイント

小屋の中にいるハムスターの写真

大切なハムスターの火葬を自分ではなく業者に行ってもらう場合、一番重要となるのが業者選び。
数多くのペット葬儀社がある中でも、ハムスターの葬儀に適したところとそうでないところがあります。

ハムスターの火葬をきちんとやってくれる業者を選ぶポイントは次の通りです。

・実績が豊富である
業者選びで一番重要なのが作業実績。業者の実績を確認するためにはその創業年数を見ておきます。
少なくとも創業から3年以上ある業者であれば安心して依頼することができます。

・業者の評判を確認する
優良業者であるところは、ほとんどの場合依頼された方より高い評価を受けています。
業者のホームページや口コミサイトを閲覧してみると、実際にペット火葬を依頼された方の声が掲載されています。

・経験豊富なスタッフが在籍している
大切なご家族であったハムスターの供養ですので、安心できるスタッフがいるかどうかも重要。
特に小動物の遺体は適切に火葬しないと、終了後に骨が残らなくなります。

スタッフに関しては3年以上作業実績があることが望ましいです。

小型炉を用意している
ハムスターをはじめとした小動物の火葬は大型炉よりも小型炉の方が適しています。
小型炉の場合は火葬しても骨がきちんと残ります。

ただし、近年使用されている大型炉には小動物の遺骨を残せる設計のものがあるので一概には言えません。

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