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厄介なヤスデの駆除方法とは?具体的なやり方や効果的な予防策について

公開日:2022.3.29 更新日:2024.4.17
厄介なヤスデの駆除方法とは?具体的なやり方や効果的な予防策について

毎年梅雨入り以降に大量発生するヤスデ。足の数が多いだけではなく、黒々とした見た目で駆除するのに戸惑ってしまう方も少なくないと思います。

今回はそんな厄介なヤスデを駆除する方法についてご紹介します。
あわせて日頃からやっておくべき予防策についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.ヤスデが発生する原因とは?

主な発生原因

湿気が多く含まれた地面の写真

庭や畑などが目撃することのあるヤスデは、特定の条件と時期に大量発生することがあります。
駆除や予防のためにヤスデが現れる原因を押さえておきましょう。

・高温多湿な環境が形成されている
ヤスデは高温多湿な環境を好みます。
自然界では落ち葉や枯れ木などが湿気を多く含まれている場所に隠れていることが多いです。

住宅地の場合ですと、庭石の裏側やブロックの下などがヤスデの隠れ蓑になっていることがあります。

その他、自宅内ですと脱水所や台所など水を多く使う場所は湿気がこもりがちであることから、ヤスデが侵入しやすいです。

・大量に卵を産む
ヤスデは1回につき200~300個もの卵を産みます。
卵から生まれてきた幼虫はすぐに集団を形成し、行動をするという習性を持っています。
こうしたことから、1匹でもヤスデを見かけたら、周辺に多数の個体が存在すると考えていいでしょう。

・すき間がある
玄関や窓の周り、外壁のヒビなどのちょっとした隙間を利用してヤスデは住宅に侵入してきます。
しっかりとすき間をなくしたつもりでも、思わぬ見落としもあるため、油断できません。

・他の場所から移動してきた
今まで生息してきた場所が工事などで住めなくなると、ヤスデは他の場所を探して移動してきます。

2.ヤスデが発生しやすい時期はいつ?

5月以降に注意

5月のイメージ写真

ヤスデは1年の中でも特定の時期に多く発生します。

1年の中で最もヤスデが出現しやすいのが、6~7月にかけての梅雨の時期です。
この時期は幼虫が成長する期間であり、土の中に身を潜めていた多くのヤスデが地上に姿を現すようになります。
梅雨の間はなるべく雨に打たれないようにしようと、外壁を這い上がって住宅内へと侵入することがあります。

続いてヤスデが多く発生しやすい時期が9~10月にかけて
この時期は秋の長雨で土壌が浸水してしまうことにより、ヤスデを見かけることが多いです。
ただしこの時期は卵を産んだヤスデが死んでしまうことから、梅雨に比べると出現する個体数は少ない傾向があります。

その一方で最も発生数が少ないのが12~2月にかけて。
越冬期間にあたるので、卵は土の中で越冬し、気温が上がるまで待っています。
そのため、地上でヤスデを見かけることはほとんどありません。

また、3~5月は越冬していた卵が孵化し始める時期であり、まだ活動が本格的していません。
そのため、ヤスデの駆除をするのであれば、まだ成虫になっていない時期である3~5月がおすすめ。

活動が活発化する梅雨入り前に自分で駆除してしまうか、業者に依頼するかして対処するようにしましょう。

3.ヤスデの駆除方法

具体的な駆除方法

駆除剤を散布している写真

そんなヤスデでも市販されている道具を使って自分で駆除することは可能です。
主な駆除方法は次の通り。

・木酢液を散布する
木酢液は木炭を作る時に発生した水蒸気を冷やして液体に変えたものです。ヤスデはこの木酢液のにおいを避ける傾向があり、効率的に駆除することができます。

また、使用されている成分は体に無害であることから、小さいお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。

・駆除剤を散布する
害虫駆除として一般的な方法であり、広い場所で使用するのに適しています。使用する際には自宅の周りを囲むように撒いておくと効果が高まります。
網戸や通風口、玄関、外壁の周りといった箇所はヤスデが侵入してきやすいので駆除剤を散布しておくことをおすすめします。

・スプレータイプの駆除剤を使う
急に現れたヤスデを退治するのに便利なのがスプレータイプの駆除剤。
ヤスデは動きが遅い上、ゴキブリと違って殺虫剤への耐性が低いため、簡単に仕留めることができます。

ただし仕留められる際にヤスデは体から異臭を放つことがあります。
異臭によって気分が悪くなることがあるので、駆除する際は一撃で退治する必要があります。

4.ヤスデの予防方法

手軽にできる予防方法

壁に設置された換気扇の写真

家に現れたヤスデの駆除仕方を覚えるのはもちろん、駆除の手間を省くために予防方法を押さえておくことも大切です。

・定期的に殺虫剤を撒く
玄関や窓の周りなど、ヤスデが侵入してきやすいところに殺虫剤を撒いておきましょう。定期的に行うことで自然とヤスデがやって来なくなります。

・庭を掃除しておく
ヤスデは枯れ葉や腐葉土といったジメジメしていそうなところに隠れています。ですので、枯れ葉や腐葉土があれば掃除をしておくようにしましょう。

また、庭木や雑草も隠れ蓑になりやすいので、きちんと刈り取ります。

・自宅周辺の水はけをよくする
ヤスデはジメジメした環境を好むので、庭の水はけをよくしておくとヤスデに侵入されにくくなります。

・石灰を撒く
石灰は湿気によって強いアルカリ性に変わる性質があり、これを利用することでヤスデを寄せ付けにくくすることができます。
ただ少しでも石灰が湿気に触れてしまうと今後使えなくなるので、きちんと密閉して管理する必要があります。

・侵入経路となる隙間を埋める
網戸や窓、排気口、外壁のヒビなど、自宅には小さな隙間が多数存在します。こうしたヤスデの侵入経路になりそうな隙間は、隙間テープを使って簡単に塞ぐことができます。

5.ヤスデ駆除は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

殺虫剤を噴射している駆除事業者の写真

殺虫剤を撒くことで個人でもヤスデの行うことは可能です。しかし、個体数が多くなると個人だけではなかなか駆除しきれないのが実情です。

そこで頼りになるのが害虫駆除の専門業者!ヤスデの活動が本格的する梅雨入りの前に一度依頼されるといいでしょう。
業者をおすすめしたい理由は次の通り。

・高い駆除効果がある
専門業者には長年害虫駆除に携わってきたプロフェッショナルが在籍しています。そのため、個人で行うよりも安全かつスピーディーに対応してくれます。

また、使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使用するので、高い駆除効果が期待できます。

・必要な手間を省ける
個人でしっかりしたヤスデ対策をしようとすると、殺虫剤を買いそろえたり、侵入経路になりそうな場所を特定したりと、何かと面倒なことが多いです。

業者であれば電話1本でご自宅まで駆けつけてくれるので、必要な手間はすべて省くことができます。
依頼者がやるべきことは見積もりの確認と料金の支払いだけです。

・アフターサービスが充実している
ヤスデは一度駆除すれば終わりではなく、しばらくして現れることもあります。そうした場合を考えて、業者では作業後の自宅点検や保証期間内の無料駆除など、さまざまなサービスを実施しています。

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