1.イタチの駆除は市役所に依頼できない
害獣駆除は市役所の業務範囲外
市役所は、イタチの駆除を請け負ってくれません。
なぜなら、市役所は行政機関に分類されますが、行政機関の業務に害獣駆除は含まれていないからです。
そのため、市役所は害獣駆除のための予算を負担してくれません。
また、市役所は害獣駆除に関しては知見が少なく経験もないため、駆除サービスの品質を保証できない点も、依頼できない理由です。仮に駆除に対応してくれるとしても、成果は期待できません。
市役所に害獣駆除の窓口を設置している自治体がありますが、それでも相談に乗ってくれるだけです。
保健所に相談した場合も同様であり、相談に乗ってくれる可能性があるものの害獣駆除は請け負ってくれません。
イタチを駆除したいのであれば、自分で駆除するか、専門業者に相談するしかありません。
ただし、イタチの性格は凶暴であり人間を襲ううえに、鋭い爪を持っているためけがを負うリスクもあります。
個人が、イタチを駆除するのは困難であるため、専門業者に依頼するのが基本となります。
イタチの駆除を専門で請け負っている業者は、駆除に関する知識が豊富であり、長い経験もあるので安心して任せられるでしょう。
2.イタチの駆除で市役所が対応できること
駆除の相談をすることは可能
市役所は直接のイタチ駆除には対応していませんが、イタチ駆除に関する相談には乗ってくれます。
個人でできるイタチ駆除の方法や、住宅がイタチの被害に遭わないための対策を教えてくれるでしょう。
ただし、自治体によって対応が異なる点に注意してください。
また、イタチは鳥獣保護法で守られているため、個人で駆除する場合は先に申請をして許可を得なければいけません。
駆除申請は、市役所が対応してくれます。その際に、以下3つの書類が必要となるため、事前に用意しておいてください。
・鳥獣等捕獲許可申請書
・捕獲場所の図面
・実施者名簿
もし市役所の許可を得ずに、勝手にイタチを駆除すると、懲役刑や罰金に処せられる可能性があります。
イタチの駆除申請に関しては、自治体や保健所に問い合わせてください。
また、市役所ではイタチの捕獲器や防護服の貸出を行っている可能性があります。ただし、イタチ駆除のための道具の貸出は、多くの方が利用しているものです。
必要なタイミングで道具が手に入らない可能性があるため、自費で駆除アイテムを用意する手段も考えておきましょう。
さらに、イタチを罠で捉えたり駆除したりするには、罠をどこに設置するか、どうやって捕獲するかを考えなくてはいけません。
こうした知識や注意事項を守らなければ、怪我をするおそれがあります。
このように自分でイタチ駆除をしようと思うと多大な労力と時間がかかります。そのため、イタチの駆除は専門業者に依頼したほうが確実です。
市役所では、イタチ駆除を請け負っている業者の紹介も行っています。
ただし、市役所が紹介しているからといって安易に信頼せずに、業者のリサーチをしておいてください。
3.イタチの駆除を自分で行う方法
追い出してから再侵入を防ぐまでが重要
自宅をイタチの被害から守るためには、イタチを自宅付近から追い出して、再侵入防止の対策を行いましょう。
イタチは警戒心が強いため、強い光に当たると逃げます。
赤色灯を設置すれば効き目がありますが、クリスマスツリーに飾るような点滅ライトも効果が期待できます。
アルミホイルを使って光を乱反射させれば、光が強くなるためおすすめです。
また、以下のニオイを嫌がるため、雑巾などに液をしみこませて、巣の近くに置くことで追い出し効果が期待できます。
・木酢液
・酢
・害獣に使う忌避剤
液体は2〜3日程度で乾いてしまうため、あらかじめスプレーに入れておいて、定期的に吹きかけておくと便利です。
2〜3か月効果が続く忌避剤もあるため、定期的な管理が難しい方は検討してみましょう。
そのほか、イタチは人間が聞き取れない超音波を聞き取れるため、24時間続く超音波装置を巣の近くに置くのも効果的です。
しかし、超音波は犬や猫なども聞き取れるため、飼っている方はこの方法が使えません。
また、追い出すのではなく捕獲する場合は自治体の許可が必要なうえ、二ホンイタチのメスは狩猟期間中であっても捕獲できません。
オスかメスかを確認するのは、素人では判別できないため、捕獲したいときは、専門の業者に依頼してください。
イタチを追い出したら、再侵入を防ぐことが最も重要です。500円玉ほどの小さい穴も通り抜けるため、侵入できる穴がないかチェックしてください。
4.イタチ駆除業者の選び方
事前調査や保証が充実しているか確認
イタチ駆除を請け負っている業者はたくさんあるため、業者の選び方を知っておく必要があります。
まずは、事前の調査がしっかりしているかをチェックしてください。
イタチの被害はそれぞれのケースで違うため、被害が起きた現場をしっかり調査しなければいけません。
現地調査を数分で終わらせる業者には、注意してください。
また、見積書にあった作業内容や費用が、明確かどうかを見るのも大切です。
見積書にない工程が追加されたために追加費用を請求する業者や、出張費用を請求する業者がいるからです。
作業内容が詳しく、わかりやすく書かれていれば、安心して依頼できます。
害獣駆除の料金のルールは特になく、業者ごとに費用が異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較してください。
わからない点や気になった点があれば、質問して明確にしておきましょう。
さらに、保証が充実しているかどうかも、業者選びでは重要です。
イタチの被害は繰り返し起こるため、作業後にアフターフォローがあれば便利です。保証期間中に再び現れた際は、費用を下げたり無料で対応してくれたりします。
見積もりを取る段階で、保証について聞いてみましょう。保証を行っている業者者は、駆除に自信があるととらえられるため、成果に期待できます。
5.イタチの駆除を業者に依頼するなら相見積もりを
費用相場とサービス内容を比較して検討しよう
イタチ駆除の費用相場は、5〜20万円程度です。
そのため「料金は1万円〜」のように、相場と比べて極端に安い業者は、注意してください。
極端に安い料金を提示している場合は、イタチを追い出す費用のみを掲示している可能性があります。
駆除にかかる費用は、罠を設置したり、おびき寄せる罠を設置・交換したりとさまざまです。
捕獲するのにも2万円以上の費用がかかるうえに、被害再発を防ぐ目的で侵入口を塞ぐのにも1.5万円程度かかります。
さらに、駆除作業の後始末にも費用が発生します。
このように、駆除作業にはさまざまな要素にお金がかかるため、駆除費用が1万円程度であるのは現実的ではありません。
また、駆除業者に依頼する場合は、相見積もりをとってください。
見積もりを1社からとっていない場合は、他の業者と比較できず、相場とかけ離れた価格を提示されても気付きにくいからです。
悪徳業者となると、見積書をあいまいな内容にして、あとから次々と追加工事をおこない、高い費用を請求してきます。
見積書の内容も比較しておけば、書類の内容があいまいか明確かを比較できるため、悪徳業者の判別が可能です。