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《クマネズミ退治!》習性や駆除方法、費用相場などについてご紹介します

公開日:2023.3.9 更新日:2024.4.15
《クマネズミ退治!》習性や駆除方法、費用相場などについてご紹介します

胴体だけで最大26㎝もあるクマネズミ。天井裏などの暗い場所に住み着き、虫や雑穀など何でも食べてしまいます。
夜になると活発に動き出しますから、その音で不眠症になる方もいらっしゃいます。
また、クマネズミはネズミの中でも警戒心が強い種類ですから、駆除するにも一苦労です。

今回この記事では、クマネズミの習性や駆除方法、費用相場についてご紹介します。
具体的な事例も交えながら紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.クマネズミの習性とは?

クマネズミの習性は何でも食べる、強い警戒心、細長いフンなどです

アスファルトに座るクマネズミの写真

この害獣の習性として最初に紹介するのは強い警戒心です。
物音や人の気配、光に対して非常に敏感で、ハツカネズミやドブネズミが逃げない環境でもすぐに姿を隠しますし、毒エサや捕獲用粘着シートにも強い警戒心を抱きます。

クマネズミの習性として次に紹介するのは、家の中で巣を作ることです。
特に屋根裏や天井裏には要注意。一度住み着いてしまうと被害が連続で表れます。
クマネズミは歩きながら用を足す習性がありますので、細長いフンが特徴です。お部屋の中に黒く細長い糸くずのようなものを発見した場合は、クマネズミの存在を疑って下さい。

その他の習性としては何でもかじることです。
この習性はネズミ全般に見られることなのですが、前歯が長くなり過ぎないように柱などの木材を手当たり次第にかじっています。巣をつくる時は、その前歯で断熱材などをかじって材料にしています。

このネズミの習性として最後に紹介するのは、スーパーラットがいることです。
スーパーラットとは殺鼠剤に対して耐性があるネズミのことで、クマネズミに多いと言われています。
また、壁を伝って高い場所に登るのが得意なネズミですから、戸締りをしていても屋根裏の通風孔などから侵入してきます。もし夜中だけカタカタ音がなっている場合は、クマネズミの存在を疑って下さい。

2.クマネズミの駆除事例

クマネズミの駆除を3日かけて行なった事例を分かりやすく紹介します

隙間ができている部屋の壁の写真

都内にある築30年の住宅にお住まいの方から、ネズミの駆除をして欲しいと連絡がありました。
さっそく天井裏と床下にカメラを設置して録画を開始。3時間後に映像を確認すると、複数のクマネズミの姿が映っていましたので、駆除に費用を算出して見積もりを提出しました。
値引き交渉もまとまり、いよいよ駆除がスタートです。

まず天井裏に敷き詰められていた断熱材の破片を回収して粘着シートを設置します。専用の薬剤が部屋の家具などにかからないようビニールで養生して散布。
この時点で、天井裏の粘着シートに1匹くっついていたのを捕獲しました。

翌日、床下に置いた粘着シートからも1匹捕獲。床下や屋根裏に溜まってた糞を掃除している時にクマネズミの死骸を1匹発見。その後食い破られた断熱材を新しいものに取り換え、侵入経路だと思われる屋根裏と外壁の通風孔に金網をセットしました。

最終日にお部屋の養生を剥がし、2日分のカメラ映像を確認、クマネズミの姿が一切無かったので駆除作業が終了しました。
今回は家の老朽化によって隙間ができて、その部分からクマネズミが侵入したようです。

家の隙間を放置しておくとクマネズミだけでなくハクビシンやスズメバチなどが巣をつくることもありますから、日頃から対策しておくことと異常を感じたら早めに専門業者に依頼することをおすすめします。

3.クマネズミの駆除方法

クマネズミの駆除方法は、侵入経路の特定と被害の確認から始まります

害獣の捕獲に使う罠の絵

この害獣の駆除方法はいくつかあるのですが、まず取り組むべきは侵入経路の特定と被害の確認からです。
というのも、侵入経路が特定できていないと何度対策しても被害が減ることはないからです。
また、クマネズミによる被害だと思ていたものがハクビシンやタヌキが原因だったというケースもあります。フンの形状や屋根裏の状況などからクマネズミであることを確認して下さい。

クマネズミを駆除する方法として最初に紹介するのは粘着シートです。
単体ではあまり効果は期待できませんが、燻煙剤と合わせて使用することで一定の効果があります。

次に紹介する駆除方法は警告音と光です。
天井裏や床下に機器を設置しておいて、センサーが反応すると警告音と共に強い光が発せられます。この機器自体に捕獲する能力はありませんが、忌避効果は期待できるでしょう。

この害獣の駆除方法として最後に紹介するのは、専門業者に依頼することです。
クマネズミの駆除は大変リスクがあります。噛まれる危険もありますし、屋根裏での作業では粉塵を吸い込むことで体調が悪くなることも。さらに一度駆除しても再度被害を受けるリスクも考えられます。
その点、ネズミ駆除専門業者でしたら長年の経験に裏打ちされた確かな技術がありますから、今後の対策も含めてお任せすることが可能です。

4.クマネズミの駆除費用はいくら?

クマネズミの駆除費用の相場は10万円~30万円とされています

費用相場のイメージ写真

この害獣の駆除費用の相場ですが、一部を駆除するのか、それとも家全体で駆除を行うのかで大きく異なります。

天井裏限定というのであれば、相場は1万円~5万円です。
家全体からクマネズミを追い出したいとなると、3.3万円程度が相場となります。

上記の金額はあくまでも駆除する費用です。被害事例でも紹介したように、実際に駆除するにはさまざまな作業が必要となります。もちろんそれに伴う費用も発生します。

床下の換気口に金網を設置する費用が2万円、屋根周りの隙間を塞ぐ費用が1.5万円、食い破られた断熱材の回収と新しい断熱材の敷き込みに必要な費用が8万円等々。

お住まいの場所によっては工事車両を泊めておくための駐車料金が必要になることがありますし、夏場でしたら作業料金が割り増しになることもあります。

この害獣の駆除費用は見積もりを取ってみないと分からない部分が大きいです。上記の相場を踏まえた上で最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。

クマネズミの駆除費用はもちろんですが、施工実績やアフターサービスなどを比較して、納得してから契約するようにしてください。ただし、見積もりだけでも費用が発生することがありますから、そういった業者は避けておくのが賢明です。

5.まとめ

クマネズミの駆除に関するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

アスファルトに座るクマネズミの写真

この害獣の駆除に関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず、駆除する前にクマネズミによる被害かどうか確認して下さい。
駆除のポイントは、家の中にいるクマネズミを追い出すことと、侵入を防ぐことです。

自分で駆除してみたけど効果がないといった時には、専門業者に相談することをおすすめします。その際は複数社から見積もりを取り、最も優良な業者に依頼して下さい。

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