自宅のLAN配線工事にかかる費用はいくら?相場や業者選びのポイントを解説
公開日:2022.9.12 更新日:2024.4.17
「自宅のインターネットの通信速度を安定して速くしたい」
そんな時におすすめなのがLAN配線工事です。有線LANを通すことでストレスフリーにインターネットを利用できます。
今回は自宅のLANの配線工事にかかる費用や業者選びのポイントなどを解説します。
「自宅のインターネットの通信速度を安定して速くしたい」
そんな時におすすめなのがLAN配線工事です。有線LANを通すことでストレスフリーにインターネットを利用できます。
今回は自宅のLANの配線工事にかかる費用や業者選びのポイントなどを解説します。
自宅のLANの配線工事について気になるのがその費用。専門業者に依頼した場合のおおよその費用は以下の通りです。
LAN配線費用:7,000~12,000円
パッチ配線(5m以下):3,000~5,000円/1本あたり
ルーターの設定:10,000円/1台あたり
HUBの設置:3,000~5,000円/台あたり
ネットワーク設定:7,000~8,000円
人件費:5,000~10,000円/1人あたり
ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、自宅の環境によってかかる費用が上下することがあります。
LAN配線工事の金額を左右しているのが配管です。
もし配管が存在している場合は、配管を活用してケーブルを引くだけで済むので、必要となる作業も少なくなります。
ケーブル1本程度で十分であれば、40,000円ほどの費用で依頼することが可能です。
もし屋外からケーブルを通さなければならない場合は、壁に穴をあける工事が必要となります。
防水カバーやコンセントカバーをはじめとした部品も必要になると、費用はさらに高くなります。
このように、配管の有無や自宅周辺の工事によって費用が大きく異なります。より正確な費用が知りたい方は業者に見積もりをとってもらうことをおすすめします。
最近ではオンラインでも無料見積もりをしてくれる業者もありますが、実際に自宅に来ていただいた方が詳細な費用がわかります。
そもそもLANとはどのようなものなのでしょうか。
自宅のLAN配線工事におけるLANとは、「Local Area Network」の略称です。
これは家屋など限られた空間において、通信機器を活用しデータをやり取りできる環境のことを意味します。
また、LAN配線とはこのLANを活用し、インターネットを利用できるようにするための配線のことを指します。
LANは民間住宅はもちろんのこと、企業のオフィスやお店などでも採用されています。
ちなみにこのLANには有線LANと無線LANがあります。
有線LANの大きなメリットは安定して高速通信が行えることにあります。
接続している機器の性能によるものの、無線LANに比べてインターネットの通信接続が安定しています。特にYouTubeなどのインターネットの動画を楽しみたい時には有線LANの方が便利です。
また、無線LANと比べて電波干渉されることも少ないため、途中に速度が低下してしまうことはありません。
この他、有線LANはセキュリティー機能にも優れていて、在宅ワークでの活用に適しています。
その一方で有線LANには配線工事を行わないと使えないデメリットがあります。そのため、配線の管理が面倒になることがあります。
自宅に敷くケーブルの数が増えるほど、見た目がごちゃごちゃして扱いにくく感じるでしょう。
人によっては費用をかけないで自宅のLANの配線工事をしようと思っているかもしれません。
しかし、知識と経験なしで配線工事を行うのは非常に危険です。
LAN配線そのものについては特に専門資格が必要ないため、素人でも作業できないことはありません。
ただし、壁の中に配線する作業はある程度の経験が必要となり、失敗する可能性が高いです。
実際に「隣の部屋までの配管のために用意したLANケーブルを空配管に入れたが、管の途中で足りなくなってしまった。」などのトラブルが報告されています。
また、電気配線が関係してくるコンセントと同時施工しなければならないとなると、電気工事士の資格が必要になってきます。
さらに作業している中で感電するリスクもあります。
この他、LAN配線工事では必要な道具を自分ですべて揃える必要があります。
有線LANの配線工事は生活インフラを左右する重要な作業となるため、確実な作業をしなければなりません。
もし作業の途中で誤ってトラブルを起こしてしまうと、業者を呼んで対処してもらわないといけません。
このようなことから、自宅のLAN配線工事は業者にお任せするのが望ましいです。
費用こそかかりますが、その分確実にインターネット環境を整えてくれます。
自宅のLAN配線工事で頼りになる専門業者ですが、優良と呼ばれるところとそうでないところがあります。
依頼する業者が優良であるかを判断するポイントは次の通りです。
・業者の実績を確認しておく
業者選びにおいて判断材料とすべき事項が作業実績です。
業者のホームページにはこれまでの作業実績や施工事例が掲載されていますので、参考として見ておくといいでしょう。
・インターネットの口コミに目を通しておく
一般的に優良業者と呼ばれているところは依頼された方から高い評価を受けていることがほとんど。
実際に依頼された方の口コミは業者のホームページや口コミサイトに掲載されています。
・スタッフの対応を見ておく
依頼者や近隣にお住まいの方に対して丁寧な対応を心掛けているところほど、自宅や近所のことを考えて作業を行ってくれる傾向にあります。
また、優良業者であれば工事費用以外にも、有線LANにまつわるさまざまな疑問にも答えてくれます。
・アフターサービスの内容を確認する
工事が終了しても、その後何かしらの不具合が生じることもあります。万が一の時のために、具体的な保証内容や期間について調べておきましょう。
業者によっては緊急時の対応サービスを行ってくれるところもあります。
前述した通り、自宅のLAN配線工事にはある程度の費用がかかります。
ただ、そんな費用を少しでも安くする方法がいくつかあります。
一つは複数の業者の見積もりを見比べること。
複数社からの見積もりを取ることで、その地域の大体の作業費用相場がわかります。作業にかかる費用が高額になるほど適正な価格帯を確認しておくことが大切です。
お住まいの地域で一番お得な業者を見つけるためには、少なくとも3社以上から見積もりを取って比較することをおすすめします。
なお見積もりにおいて大切なことは、同じ条件で見積もりをとってもらうことです。
LANを使用するパソコン台数やサーバの設置場所など伝えておかなければならない情報が不足すると、正確な見積もり金額を算出することはできません。
自宅のインターネット環境を把握した上で、各業者に同じ条件を提示するようにしましょう。
二つめは割引キャンペーンを実施している業者を見つけること。
オンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定の割引キャンペーンなど、業者によってさまざまな割引キャンペーンが実施されています。
自宅近くにある業者を見つけてみて、利用できそうなキャンペーンが実施されているか確認されることをおすすめします。