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ネズミの足跡を見かけたら要注意!見分け方や対処法を紹介

公開日:2024.12.26
ネズミの足跡を見かけたら要注意!見分け方や対処法を紹介

ネズミが家に住み着いているサインの1つが足跡です。ネズミの足跡は見かけたら放置せずに、すぐに対処をする必要があります。

この記事では、ネズミの足跡の特徴から、見かけた時の対処法まで詳しく解説します。

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1.ネズミの足跡はどんな形?

大きさは約1~2センチメートル程度

ネズミの足跡のイラスト

日本の家によく住み着くネズミは、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ3の種類に分けられます。
これら3種類のネズミの足跡は、4本指で大きさが約1〜2センチメートル程度であることが特徴です。

そして、ネズミは俊敏に動くので、くっきりと足跡が残るわけではなく、ポツポツとした感じで残ることが多いです。
加えて、尾が地面に触れて細い線を残すことも多く、これがリスやテンなど他の害獣と見分けるポイントになります。
柔らかい地面やほこりの積もった場所では特に観察しやすく、足跡の小ささや尾の跡がネズミ特有のサインとなります。

ほかの害獣の足跡との見分け方


イタチ・ハクビシン・アライグマなどの家に棲みつく可能性のあるほかの害獣の足跡はサイズも形も違うため、ネズミの足跡と見分けがつきやすいといえます。
前述のとおり、ネズミの足跡は1~2センチメートル程度と非常に小さく、前足は4本指、後足は5本指でシンプルな形状です。
一方、イタチ・ハクビシン・アライグマの足跡はネズミに比べて大きく、指の形状も明瞭で広がりがあります。
これらの違いから、足跡を見ればネズミかどうか容易に識別することが可能です。

2.ネズミの痕跡は足跡だけじゃない

糞や黒っぽい汚れを見かけたら要注意

ネズミにかじられた配線の写真

ネズミの足跡や痕跡を「ラットサイン」と呼びます。身近な生活の中でラットサインを見逃さないように、注意深く身の回りを観察しましょう。
ラットサインはネズミによって性質が異なり、それぞれの特徴を把握することでラットサインを見つけやすくなるでしょう。

ドブネズミのラットサイン


ドブネズミの体長は約18〜26センチメートルで、排水溝・下水溝・水回りを好みます。
床下で黒く丸みを帯びた約10〜20ミリメートル程度の糞を発見したら、ドブネズミが棲みついてる可能性が高いです。



クマネズミのラットサイン


クマネズミの体長は約14〜20センチメートルで、天井付近・屋根裏を好みます。
細長い形状で約6〜10ミリメートルの茶色や灰色の糞を発見したら、クマネズミが棲みついている可能性が考えられます。



ハツカネズミのラットサイン


ハツカネズミの体長は約5〜10センチメートルで、自然の多い環境を好みます。
両端がとがった形状で茶色の糞を発見したら、ハツカネズミが棲みついているかもしれません。



ネズミ共通のラットサイン


ネズミは視力が弱く、家の壁や床に体を接触させながら移動する性質があります。その際に、ネズミの体に付着している汚れが壁や床に付着し、壁が黒くなることがあります。
また、ネズミは警戒心が強く、家の決まった道を通る習性があることから、何回もネズミがその道を通ることで黒いラットサインが残ります。

そして、ネズミは歯が伸び続ける「常生歯」の性質があることから、いろいろなものを噛んで歯が伸びすぎないようにします。家の中にある壁・柱・ケーブル・袋・石鹸などに齧られた跡があると、ネズミが家の中にいる可能性が非常に高いです。

3.ネズミの足跡を見かけた時の対処法

追い出したら侵入経路を塞ぐ

乾燥のとうがらしの写真

ネズミは10円玉サイズの穴があれば出入りできてしまうため、まずは侵入経路を特定することが大切です。
ネズミが出入りできそうな穴を発見し、金網・パンチングメタル・パテを使い、しっかり穴を塞ぐことで侵入を防げます。ネズミは噛む力が非常に強いため、丈夫な素材を使用しないと簡単に穴を開けられてしまうので注意が必要です。
また、穴を塞ぐ際は、ネズミが嫌う成分を含んだ専用のパテを使うと、さらに効果的に侵入を防ぐことができます。

他にも、そもそもネズミを家に寄せ付けない環境を作ることが重要になります。その代表的な対策として、ハーブ・トウガラシ・ワサビの成分を含んだ忌避剤を使用するのがおすすめです。ホームセンターなどの店舗で取り扱っており、入手しやすいのも魅力です。
ペットを飼っている家では、ペットの動物が苦手な成分を含んでいないか確認するため、あらかじめ獣医に相談をしてから設置するようにしましょう。

4.ネズミの足跡を放置するとどうなる?

騒音や健康面で被害が及ぶおそれがある

家に棲みつくネズミの写真

ネズミの足跡は、ネズミが住み着いている可能性を示しているため放置してはいけません。ネズミの生活音に悩まされたり、場合によっては感染症など健康面でもリスクが生じたりします。
ネズミは、サルモネラ菌やレプトスピラの病原菌をもっており、病原菌が原因で感染症にかかる恐れがあります。

ウイルスに感染すると、頭痛・吐き気・下痢・発熱などの症状を引き起こし、健康被害を及ぼします。また、ネズミの体にはダニやノミが多く潜んでおり、刺されると皮膚炎を起こす可能性もあります。

とくにネズミの糞や尿などに直接触れてしまうと、感染症のリスクが高まります。触れたらすぐに手を洗い、アルコールでしっかり除菌することが大切です。

人間の健康面以外でも、家そのものにもダメージを与える可能性もあります。ネズミは家の中にあるものをかじる習性があるため、柱や床が劣化したり、配線が破損したりする恐れがあります。配線をかじられると漏電による火災やショートを引き起こし停電するかもしれません。

また、ネズミは家の中を頻繁に動き回るため「かさかさ」とした音や足音が家中に鳴り響き、日常生活にストレスを与える恐れがあります。

5.ネズミの足跡を見かけたら業者に駆除の相談を

料金やサービスは適正か事前に確認する

ネズミ駆除業者の写真

ネズミ駆除を依頼する際、料金相場をあらかじめ知っておくことで、業者に相談しやすくなります。業者から提示される見積もり内容を確認し、駆除料金やサービス内容、オプションの価格を把握しておきましょう。

信頼性の高い業者を選ぶ際は、駆除の実績や利用者からの口コミを確認すると良いでしょう。口コミを確認する際は、良い口コミだけでなく、悪い口コミも確認しておくと、より客観的に判断することができます。
他にも、期間内に再度ネズミが発生した場合、無料で駆除を行ってくれる業者もありますので、費用だけでなくサービス内容も比較して選びましょう。

費用相場は30〜50平米で、約45,000円の料金がかかります。出張費・駐車場代が別途でかかる場合もあり、その他オプションによって全体の価格が変動します。

ネズミの駆除をするにあたっての主な作業内容は、ネズミの侵入経路の特定や、駆除になります。
また、駆除の際に発生した死骸の回収や、糞の清掃、最後に除菌まで行います。
オプションの例として、家の基礎などにネズミの侵入口があった際に、穴埋め作業として約1,500〜15,000円ほどがかかります。穴埋め作業をする箇所によって価格が変動します。

これらの費用や作業内容を比較するためにも、相見積もりで業者を比較するのをおすすめします。

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