《カーポートの雨漏り》原因や対処法、修理にかかる費用相場などをご紹介します
公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.12
大切な車を守るカーポートから雨漏りしてしまい、お困りではないでしょうか。カーポートからの雨漏りは場合によっては個人でも対処できます。
この記事ではカーポートの雨漏り事例や原因、対処方法、費用相場について解説します。カーポートから雨漏りしたときでも慌てず対処する参考にしてください。
大切な車を守るカーポートから雨漏りしてしまい、お困りではないでしょうか。カーポートからの雨漏りは場合によっては個人でも対処できます。
この記事ではカーポートの雨漏り事例や原因、対処方法、費用相場について解説します。カーポートから雨漏りしたときでも慌てず対処する参考にしてください。
カーポートからの雨漏りは、結露、板のつなぎ目、樋、板の割れなどから雨が侵入してくることから起こります。その場合は慌てず応急処置から行いましょう。
応急処置といっても特別なことをする必要はなく、バケツなどを用意し、雨水を受け止めてください。雨が降っている中であれば、原因を調査するのは避けましょう。滑って転落する可能性があり、非常に危険です。
カーポートの雨漏りは素人でも原因が分かりやすく、原因さえ明確に分かればDIYで作業して対処することもできるでしょう。
ただし、注意したい点もあり、DIYで対応しようとした結果トラブルに発展することもあります。梯子を使う作業となり高所作業となるため、ケガのリスクも無視できません。そのため、カーポートの雨漏りをDIYで対処する場合は自己責任で行いましょう。
ケガしないか不安な場合や、対処できるかわからない場合、雨漏り業者に連絡して対処してもらいます。作業はそれほど難しくはなく、1日で終わる内容で終わることがほとんどです。そのため、修理業者に依頼してもそれほどリスクは高くないでしょう。
カーポートの雨漏りの原因は屋根材やコーキングの欠損、雨樋のつまり、結露防止材が挙げられます。
カーポートは何枚かの樹脂製の板で構成されており、そのつなぎ目はコーキングで埋められていることが多いです。このコーキングは5年から10年を目安にひび割れ雨水が侵入してしまう可能性があります。
また、その板そのものがひび割れていることも原因としてはありえるでしょう。
そのほかにも、雨樋がつまってしまった結果、雨漏りになっている可能性もあります。この症状を放置しておくと、雨樋に負担をかけてしまい、被害が拡大する可能性も。そのため、早めの対処が必要です。
寒い地域で温度差がある地域、特に目立ったひび割れやコーキングの損傷もない場合は結露防止剤が切れていることが考えられます。
カーポートは構造がそれほど複雑ではないため、雨漏りの原因は個人でも十分特定可能です。しかし、原因を放置しておくと車にも悪影響ですし、内容によってはカーポートにも負担をかけてしまいます。そのため、早めに対処するのがベターではあるでしょう。
カーポートの雨漏りへの対処方法は、原因ごとに変わります。そのため、それぞれの原因別に対処方法を見ていきましょう。
コーキングが欠けてしまっている場合はコーキングを打ち直すことで対処します。カーポートの上にあるコーキングを取り除き、新しいコーキングに打ち替えます。
作業内容としてはシンプルですが、高所作業の上、板が割れてしまうリスクもあります。板が割れてしまった場合は、交換でしか対処できなくなるため注意しましょう。
板のひび割れも根本的な解決は交換しかありません。応急処置としてコーキングを打つということはできなくもありますが、見た目にもよくはなく、根本の解決にはなりません。
雨樋のつまりの場合は、つまりの原因となるものを取り除きましょう。特別な道具は必要ではなく、手で掃除できる範囲でも十分です。雨樋のつまりを放置すると、雨樋の故障に繋がるため、あまり長期間放置しないようにしてください。
結露防止剤が切れてしまっている場合は、結露防止剤の再施工が必要となります。これは個人での対処が難しいため、業者に依頼しましょう。場合によっては板の交換が必要になることもあります。カーポートの雨漏りは原因も対処法もシンプルなため、対処するのはそれほど難しくありません。
カーポートの雨漏りの修理相場は内容にもよりますが、簡単に対処できるもので2万円、高い場合で約10万円前後で改善できるでしょう。
カーポートの補修で簡単にできるものとしては雨樋の掃除、コーキングの施工などがあります。結露防止材の施工も数万円程度で済むことが多いでしょう。
その反面修理費用が高額になるのが板の取り替えです。板自体が高額になる上、作業手間も大きいため、費用が高額になることは避けられません。しかし、高い場合でも、10万円前後で抑えられることが多いでしょう。
雨樋のつまりの清掃やコーキングの打ち替えは個人でできる内容に思えるかもしれません。ただし、作業には危険がある上、板を割ってしまうリスクもあります。DIYで修理代を抑えたいという人が多いのではと思いますが、場合によっては修理費用をより高額にしてしまう可能性も。
カーポートの雨漏りは原因も対処法もシンプルですが、自分で修理するのはリスクが高いため、おすすめできません。
補修工事として高額に見えるかもしれませんが、安全性の確保という点でも、修理業者に任せてしまった方が間違いないでしょう。
この記事ではカーポートの雨漏りの事例、原因、対処方法、修理費用の相場について解説しました。
カーポートの雨漏りは考えられる原因が多くなく、個人でも簡単に特定可能です。ただし、高所での作業は危険を伴うため、プロへ作業依頼をすることをおすすめします。この記事を参考に原因を早く特定し、スムーズに対処しましょう。