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カーポートの屋根の掃除方法とは?掃除の手順や必要な道具も紹介

公開日:2024.12.20
カーポートの屋根の掃除方法とは?掃除の手順や必要な道具も紹介

カーポートの屋根は、長期間放置すると汚れがたまり、それが劣化の原因にもなります。長持ちさせるためにも定期的な手入れが重要です。

この記事では、カーポートの屋根が汚れる主な原因から、掃除に必要な道具や手順など詳しく解説します。

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1.カーポートの屋根が汚れる主な原因とは?

放置すると汚れがどんどんたまる

汚れたカーポート屋根の写真

カーポートは屋外にあるものなので、汚れる原因がたくさんあります。
カーポートが汚れる原因として挙げられるのは主に3つです。

1.雨


雨の中には、大気中の細かいホコリや排気ガスを含んでいることから、屋根に溜まった雨水が蒸発した際に、汚れとして残ってしまうのです。


2.砂埃や枯葉


風の強い日は、地面の砂や枯葉が風で上空に舞うため、それが屋根に降り積もることでカーポート屋根の汚れにつながります。


3.鳥


鳥が落とすフンだけでなく、鳥の足跡も汚れの原因になります。特に鳥のフンは固まってしまうと簡単には落とせなくなってしまうため、長期間放置しないことが大切です。

カーポートの屋根が汚れてしまったら、掃除をしましょう。
また、定期的な掃除をすることで汚れが酷くならず、綺麗な状態を保てます。ただし、脚立を使ってカーポート 屋根の掃除を行う際は、十分に気をつけながら行いましょう。

カーポートの屋根を掃除する際は、正しい方法で行わなければいけません。なぜなら、誤った方法で掃除をしてしまうと、屋根に傷がついてしまったり、カーポートの寿命を縮めてしまったりする可能性があるからです。

2.カーポートの屋根を掃除するために必要な道具

カーポートの高さや身長にあわせて用意する

カーポートの下に置かれた脚立の写真

まず、カーポートの高さにあう脚立を用意します。大きな脚立を自宅に保管するのが難しい方は、ホームセンターでレンタルするのがおすすめです。最近ではWebサイトで簡単に借りられるサービスもあるため、自分に適した方法で用意すると良いでしょう。

脚立は自分の身長に合わせて選ぶことが重要です。脚立に立った際に、カーポートの屋根が自分の腰や胸あたりの高さにくるように合わせると掃除をしやすくなるでしょう。

カーポートの屋根は奥行きがあるので、脚立の他に長さ調節可能なモップやブラシがあると便利です。また、雨樋用の小さいサイズのブラシや、細かい箇所専用のブラシがあると掃除がしやすくなります。

他にも、水をかけて汚れを流すためにホースも必要です。ホームセンターで取り扱っているホースリール(散水ホース)を活用すると作業がスムーズになります。水だけで汚れが落ちない場合は、中性洗剤を使用すると良いでしょう。

カーポートの柱部分も、砂汚れや雨汚れがついている箇所になります。柔らかい布や雑巾を用意し、やさしくふき取るようにしましょう。
また、掃除の際は、手を守るための軍手を着用するのがおすすめです。

3.カーポートの屋根を掃除する手順

水洗いをする前にゴミを払う

散水ホースとレバーノズルの写真

まず、カーポートの屋根のゴミを払います。枯葉やゴミは水に濡れると屋根に貼りついてしまうため、水で洗い流す前に軽くゴミを払っておきましょう。
砂汚れが残ったままブラシなどでカーポートの屋根を擦ってしまうと、屋根を傷つけてしまう場合もあるので、しっかり水で洗い流します。

汚れのほとんどは水で落とすことが可能です。汚れが落ちづらい箇所は、少量の水で薄めた中性洗剤を使用すると落ちやすくなります。中性洗剤を使用した後は、洗剤が残らないように洗い流し、乾拭きをして完了です。

鳥のフンがついている場合は、マスクとビニール手袋を着用してから掃除します。鳥のフンは病原菌を持っていることから、素手で触ると感染症を引き起こすリスクがあるため、マスクとビニール手袋は必ずつけましょう。乾燥したフンは粉砕して舞わないように、十分湿らせてから取り除きます。

なお、シンナーやベンジンの溶剤は屋根を変形させる可能性があるので、使用しないようにしましょう。

雨樋は、枯葉や泥が溜まりやすい箇所です。固まった汚れが多く、水で洗浄しづらい場合は、小さいブラシやトング、割り箸などを使用し、枯葉や泥などの固形物を取り除きましょう。
また、雨樋と排水管を繋いでいるドレンエルボという部分は、泥水が溢れないようにキャップを外してから掃除しましょう。

4.カーポートの屋根を掃除する際の注意点

屋根の上には絶対乗らない

古くなり、汚れて穴の開いたカーポートの屋根の写真

カーポートの屋根を掃除する際は、屋根の上に絶対乗らないようにしましょう。
カーポートの屋根部分は人の体重を支ることが想定されて作られていないため、上に乗ってしまうと屋根が破損し、落下する恐れがあります。
カーポートの屋根は範囲が広いため、つい上に乗って掃除をしたくなりますが、掃除の際は脚立と長さ調節可能なモップ・スポンジなどを使用して行いましょう。

脚立の移動時や使用時は周りにぶつけるものがないかを確認します。脚立に立って作業するときは、転倒などに十分注意して行いましょう。

汚れが落ちづらい箇所には、強力な洗浄剤を使いたくなりますが、アルカリ性・酸性・塩素系の洗剤は使用しないでください。
使用すると、アルミ部分が錆びてしまったり素材が傷んでしまったりして、劣化してしまうからです。洗浄をする際は水か、薄めた中性洗剤を使うようにしましょう。

加えて、高圧洗浄機は使用しないようにしましょう。カーポートの屋根の洗浄は、高所での作業になるため、高圧洗浄機の水圧で転倒する危険性があるからです。
また、カーポートの築年数によっては、劣化した箇所を洗浄した際に穴を開けてしまう可能性もあるため、注意しましょう。

上記のことを守り、安全に注意して作業を行ってください。

5.カーポートの屋根が壊れたら修理の依頼を

相見積もりで業者を比較しよう

カーポートの工事を行う業者の写真

良い業者を選ぶには、3〜4社から見積もりを取ることをおすすめします。
相見積もりを取ることで、適正価格やサービス内容、業者の対応を比較して、自身の希望に合った業者を選択できますよ。

見積もりを確認する際は、工事内容の詳細がしっかり説明されているかどうかもチェックしてみてください。詳細が書かれておらず、何の作業にいくらかかるのかが不明な場合は、その業者に質問しましょう。

また、業者選びの際は口コミを確認することも重要です。
インターネットに書かれているレビューは、良い業者なのか、悪い業者なのかの判断材料になります。
加えて、現地に業者がきて調査をする場合は、身なりや話の仕方にも着目してみましょう。丁寧に修理箇所を解説してくれる業者は信頼性が高いといえるでしょう。

そのほか、相見積もり時に保証の有無も確認しましょう。
どんなに腕のある業者が修理したとしても、壊れてしまう可能性は0ではありません。アフターサービスや保証がない業者の場合、再び修理をお願いしても無料で修理を行ってくれないケースもあります。見積もりの際に、保証の有無の確認を忘れずにしましょう。

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