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車の霜対策で快適な冬を!効果的な方法とおすすめの設備とは

公開日:2025.2.12
車の霜対策で快適な冬を!効果的な方法とおすすめの設備とは

冬の朝、車のフロントガラスが霜で真っ白になっていて、急いでいるのに発進できない――そんな経験はありませんか?
気温が低くなると、夜間の冷え込みで車に霜が降りやすくなります。特に屋外に駐車している場合、毎朝の霜取りが面倒な作業になりがちです。

本記事では、車の霜を防ぐための対策と、長期的に快適に過ごせる設備について詳しく解説します。さらに、カーポートの設置がどのように霜対策に役立つのかも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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1. 車の霜が発生する原因とは?

霜ができる条件を知ろう

霜で凍りついた車のイメージ

霜は、空気中の水蒸気が冷えた車の表面に付着し、氷となる現象です。特に以下の条件が重なると、霜が発生しやすくなります。

・夜間の気温が0℃以下になる
・湿度が高い
・風が弱く、放射冷却が強い


放射冷却とは、夜間に地表の熱が宇宙へと放出される現象です。この影響で、特に雲が少なく風の弱い夜は気温が急激に低下しやすく、車の表面が冷えて霜が発生しやすくなります。

そして車の中でも、特に霜がつきやすいのは以下の部分です。
・フロントガラス
・サイドミラー
・ドアの取っ手や鍵穴


これらの部分が凍結すると、安全運転に支障をきたすため、しっかりと対策を講じることが大切です。

2.簡単にできる霜対策!手軽な方法5選

すぐに試せる対策を紹介

フロントガラスにカバーをかけた写真

1. カバーをかける
フロントガラスに専用のカバーをかけると、霜の付着を防ぐことができます。市販の霜よけシートや大きめのタオルを活用するのも効果的です。

2. 霜防止スプレーを活用
市販の霜防止スプレーをガラス面に吹きかけておくと、翌朝の霜付着を軽減できます。

3. ボンネットに段ボールをのせる
エンジンの熱を逃がしにくくすることで、霜の発生を防ぎます。特に冷え込みが強い地域では効果的です。

4. 駐車場所を工夫する
建物の陰や、風が当たりにくい場所に車を停めることで、霜の発生を抑えられます。屋根のある駐車場がベストですが、スペースがない場合は塀の近くに停めるのも有効です。

5. フロントガラスの油膜を除去する
車のガラスには、排気ガスや空気中の油分が付着して油膜を残します。この油膜があると、水分が氷点下で凍りやすいため、凍結の原因となります。

そのため、油分を分解する成分が含まれている烏龍茶を布や新聞紙に染み込ませてガラスを拭うことで、効果的に油膜を取り除くことができます。


また、凍結するのはフロントガラスの外側だけではありません。内側の凍結を防ぐために、以下の対策も行いましょう。

・車内側のガラスや足元を清掃する
・靴や服に付いた雪を落としてから乗る
・換気する


車内にホコリやゴミがあると、その汚れが水分を含んで凍結の原因となります。そのため、車内はこまめに清掃しましょう。また、ガラスの内側にも撥水加工しておくことをおすすめします。
なお、車内に雪を持ち込むと湿気が溜まりやすくなるため、靴や服に付いた雪はなるべく落としてから乗るようにしてください。

さらに、ドアや窓を開けて換気することも大切です。車内にこもった湿気を車外へ逃し、車内外の温度差が小さくすると、霜が発生しにくくなります。

3.車の霜取りでやってはいけないこと

お湯をかけたりフロントガラスを叩いたりするのは避ける

お湯禁止のイラスト

どんなに対策していても、寒さが厳しければ車に霜が降りることはよくあります。ただし、誤った霜取りはフロントガラスを傷つける恐れがあることに注意しましょう。

特に避けたいのがお湯をかける行為です。
簡単に霜を溶かせるように思うかもしれませんが、お湯をかけると急激な温度変化により、ガラスが割れてしまう危険性があります。

また硬いもので叩いたり力任せに削ったりするのも禁物です。ガラス表面に傷やひび割れを引き起こすリスクがあります。

さらに、霜が降りた状態でワイパーを動かすこともおすすめしません。車に霜が降りている状況では、ワイパーブレードも凍結している可能性があり、無理に動かすと変形や損傷の原因になります。
霜取りの際は、ワイパーに付いた霜もしっかりと取り除くようにしましょう。

正しい霜取り方法は、以下の通りです。
・デフロスター機能を使う
・解氷スプレーで溶かす
・霜取り用スクレイパーで除去する


デフロスターは、温風をフロントガラスに当てて乾燥させ、内側に生じた曇りを除去してくれる機能です。フロントガラスを温めることで、外側に付着した霜も溶かしてくれます。ただし、10分程度かかることがあるので、時間に余裕を持ちましょう。

短時間で霜を溶かしたいなら、解氷スプレーが効果的です。霜を除去できるだけでなく、スプレーに含まれるエタノールが再凍結も防止してくれます。

また、霜取り用スクレイパーを使うのもおすすめです。ガラスを傷つけないように霜を除去できます。デフロスターなどと組み合わせれば、フロントガラスの霜を手早く取り除けるでしょう。

4.車の霜対策にはカーポートの設置がおすすめ

冬は霜対策、夏は紫外線対策にもなる

カーポートの写真

カーポートとは屋根付きの駐車スペースで、霜の直接的な原因となる夜間の放射冷却を防ぎます。これにより、車に霜がつくのを大幅に減らすことができます。

また、夏場の紫外線対策にも有効です。紫外線は車の塗装や内装を劣化させる原因になりますが、カーポートがあれば紫外線の影響を軽減できるでしょう。さらに、雨や雪から車を守ってくれるため、洗車の頻度を減らせるメリットもあります。

なお、カーポートの種類やデザインは多岐にわたり、設置場所や予算に応じて選べるのが特徴です。シンプルなアルミ製のものから木目調の高級感あふれるデザインまで種類が豊富で、専門業者に設置を依頼すれば短期間で施工が完了します。

設置にかかる費用は施工業者やカーポートの大きさにもよりますが、1台用で10万円〜30万円程度が相場です。
耐積雪や耐風性、デザイン性に優れたものでは、40万円以上することもあります。

設置費用を安く抑えるにはいくつかのコツがあります。

・機能やデザインがシンプルな製品を選ぶ
・エクステリアの専門業者に依頼する
・見積もりを取って比較する


コストパフォーマンスを重視するなら、お住まいの地域の気候に合わせてシンプルな機能やデザインのカーポートを選びましょう。
また、エクステリアの専門業者に依頼すれば自社施工が基本となるため、中間マージンが発生せず費用を抑えられます。見積もりを取って業者ごとに価格やサービスを比較し、良い条件の業者に依頼しましょう。

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