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カーポートの屋根だけを交換することはできる?修理費用や業者の選び方も詳しく解説!

公開日:2023.9.19 更新日:2024.4.22
カーポートの屋根だけを交換することはできる?修理費用や業者の選び方も詳しく解説!

カーポートの屋根は愛車を守る大切な部分です。屋根が破損すると、その下に駐める車にまで影響がでてしまいます。
そのためカーポートの屋根が破損したら、なるべく早く修理をするのが望ましいですが、カーポートの屋根だけの交換はできるのでしょうか?

ここでは、カーポート屋根の修理について詳しく解説します。費用相場や業者の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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1.カーポートの屋根だけ破損したら交換できる?

ポリカーボネートや波板であればDIYで修理が可能

ポリカーボネート製のカーポートの写真

雨や風、雪、塵などから大切な車を守ってくれるカーポートですが、屋根が破損してしまうと元も子もありません。
最悪の場合、破損した屋根材が車にあたり傷を付けてしまう可能性もあります。

では、カーポートの屋根が壊れた場合、屋根だけ修理はできるのでしょうか?

結論からいうと、屋根だけ修理は可能です。
もともとポリカーボネートや波板の屋根で、パネルの損傷が数枚程度で済んでいる場合はDIYでの修理もできます。
以下でその手順を説明します。

1.交換するパネルのサイズを測る
パネルを屋根から外して採寸します。長さ、幅はもちろん、厚みも忘れずに測りましょう。
損傷によってパネルのサイズがわかりにくいときは、ほかの正常なパネルを測ってください。

2.屋根を止めているビスなどの押さえを外す
ポリカーボネートの屋根は、ビスで固定するものとビスなしで押し込んで固定するものの2つに分けられます。
ビスがある場合はビスを外し、押し込まれている場合はドライバーなどを使用して取り外しましょう。

3.パネルを新しいものと交換する
新しいパネルをセットして固定していきます。
ポリカーボネートは裏と表があるので、太陽にあててもいい面を上側にするように気を付けましょう。逆にしてしまうと劣化が早まり危険です。

2.カーポートの屋根だけ交換する費用の相場は?

屋根材の種類によってどのような違いがあるのかを解説

波板製のカーポートの写真

ポリカーボネートや波板の場合はDIYが可能だと説明しましたが、カーポートの屋根は高い場所にあるため、破損したら業者に修理をお願いすると安心です。
修理費用の内訳としては、材料費、人件費、施工費などがあげられます。

ここでは、屋根材の種類によって費用の相場にどのような違いがあるのか説明します。

・ポリカーボネート
ポリカーボネートは紫外線に強く、高い強度が特徴です。寿命は10~15年ほどあります。
パネルの張り替えにかかる費用相場は、1枚あたり25,000~30,000円ほどです。

・アルミ
アルミは、錆びに強く耐久性が高い素材です。加工がしやすいためデザイン性にも優れています。
損傷具合によって幅がありますが、修理費用は10,000~50,000円ほどが相場です。

・ガルバリウム
ガルバリウムは錆に強く耐久性があります。風や雪に強いところも特徴の一つです。
費用相場は5,000~50,000円ほどと、施工方法によって大きな差があります。

・波板
波板は素材によっては1枚500円程度と価格が安くDIYもしやすい素材ですが、その分耐久性で劣ります。費用相場は、10,000~20,000円ほどです。

・FRP
FRPは、ガラス繊維を混ぜ込んだ素材なので高い強度を持っています。日射を反射し、熱線カット率が高いことも特徴です。
費用相場はやや高めで、25,000~50,000円ほどとなっています。

3.カーポートの屋根だけ交換が必要になる原因とは?

屋根の部分補修か全体補修かを見極めよう

一部の板が取れてしまったカーポートの写真

カーポートの屋根が破損・劣化した場合、交換が必要になります。カーポートの屋根が破損・劣化する主な原因は3つあります。

以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

①経年劣化
屋根に使用されている素材には、おおよその耐用年数が決められています。
そのため、まずは耐用年数を確認しておくことが大切です。その耐用年数の前後あたりに不具合があらわれたら、経年劣化を疑いましょう。

②雨や風、雪などの風災
カーポートの屋根は、年中雨風にさらされています。晴れた日は太陽光を浴び、真夏には火傷するくらい熱くなることもしばしばです。
一方、冬は冷たい雪に覆われて凍ったり、積雪による荷重に耐えたりしています。

そんな過酷な環境下にあるため、屋根の部分はパネルが割れたり、ヒビがはいってしまったりすることもあります。
耐用年数に満たなくても、自然災害で破損したら屋根を交換するタイミングです。

③事故
耐用年数や風災以外にも、事故が原因になることがあります。
例えば、「2階の窓から物を落としてカーポートの屋根にあたってしまった」というケースです。思いもよらない事故が起きて破損することもあるため、万が一の際はスムーズに修理を依頼しましょう。

小さな破損であれば部分的に交換をすることも可能ですが、そもそも経年劣化や風災で破損している場合は、ほかの部分も同じように劣化している可能性があります。小さな破損をきっかけに、全体を交換することも考えましょう。

4.カーポートの屋根だけの交換に火災保険は使える?

事故や災害が原因で破損した場合は適用になる

火災保険のイメージ写真

カーポートの屋根の修理には費用がかかりますが、事故や災害が原因で破損した場合は、火災保険で直せる可能性があります。

■火災保険の補償対象は?
火災や落雷、風災、雪災、物体の落下などが原因であれば、修理・交換費用が補償されます。
一方、経年劣化の場合は補償対象外なので注意しましょう。

■どれくらい保険金がおりる?
一定の額が決まっているわけではなく、額はそれぞれの保険内容によって異なります。
建物が被害を受けたときに、同じ建物を購入できるくらいの保険金がでる「新価」で契約していれば、保険金で修復できる可能性が高いでしょう。

しかし、経年劣化分を差し引いて現在の建物の額を算定する「時価」で契約していると、リフォームする分の費用がでないケースがあるため、注意が必要です。

また、「免責金額」を設定している場合も自己負担が発生します。
保険料が安くなるため、設定している方も多いはずです。いま一度自分の保険内容を確認してみましょう。

■火災保険は一度使っても保険料が上がらない
自動車保険は自分が事故を起こしたときに使用すると保険料が上がりますが、火災保険料は上がりません。心配せずに火災保険を使用しましょう。

5.カーポートの屋根だけの交換はどこに依頼すればいい?

事業者の見極め方を紹介

カーポートの修理を行う事業者の写真

ここでは事業者選びのポイントを解説します。

①相見積もりをする
優良な事業者を選ぶには、相見積もりをするといいでしょう。複数の時業者を比べることで、工事の適正価格を判断できます。

また、工事内容を細かく記載している業者は信用できるでしょう。金額以外にも優良な業者を見極めるポイントがあるため、相見積もりがおすすめです。

②現地調査や丁寧な説明をするかチェックする
工事をするうえで現地調査はかかせません。その際に、現状や工事の進め方などを丁寧に説明してくれる業者は信用できます。

③口コミでチェックする
インターネットなどで検索すると、すぐに口コミをチェックできます。実際に工事を依頼した人の声を参考にするのも一つの手です。

④アフターサービスがあるかチェックする
補償やアフターサービスがしっかりしている事業者は比較的信頼できるでしょう。工事を依頼する前にアフターサービスの有無をチェックしておきましょう。

■番外編.こんな業者は危ない
工事の依頼をしていないにもかかわらず、「無料で修理する」という謳い文句で近づいてくる業者は注意が必要です。
また、見積もりの工事内容が「一式」になっている場合は、大雑把な会社だといえます。

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